2019年1月27日日曜日

キクイモ(菊芋)の収穫が続いています

農閑期

冬の農閑期ですが、毎週末の5時間くらいは主に根菜の収穫作業と雑草抜きを中心に畑作業を行っています。しかし今日、畑作業はお休みです。仕事中、段差になんと仰向けに転んで、体を支えた両腕強打、その後に重いものを無理して持ったため右腕を痛めて、生活に支障が出ているほどになってしまっています。





乾期。乾季と言いたいくらい。

今季は1か月間で降雨が2時間ほどあっただけ。降水がほぼありません。昨日は雪が降ってくれるかと期待したのですが駄目でした。
異常気象と言えるかもしれない状況です。
畑は水分が極端に少ないので、霜が降りて昼間に融けても土があまりぬかるみません。
植わっているほとんどの野菜が現在は成長をほぼ止めているので、水分不足の影響は少ないと思いますが、春先に成長不良の影響が出る気がしています。特に大規模に植え付けたニンニクが心配です。


掘り上げた赤キクイモと茎・根
掘り上げた赤キクイモと茎・根



キクイモの収穫

赤キクイモ(赤菊芋)?紫フランスキクイモ(紫フランス菊芋)?

昨年植え付けたキクイモは、埼玉県北部の農産物直売所で1袋購入した白キクイモ(白菊芋)でした。植え付けた畝は1畝だけ。しかし、キクイモはその隣の隣の畝からも育ってきていたのです。お隣さんの畑では一昨年からキクイモを栽培しているので、芋が転がって来たのかな?とも思いましたが、そんなことは無かったはず。もしかしたらこれは種が飛んできて育ったのではないかと。それであったら、種から育ったという珍しいケースかもしれません。

あとは、キクイモに似る「イヌキクイモ(犬菊芋)」か「キクイモモドキ(菊芋擬き)」かもと。これは塊茎(かいけい)が育たないとのことなので、掘り上げた結果によって除外となりました。

キクイモの掘り方は簡単で、秋に地上部を少し残して切断した茎から数十センチ離れた所にエンピ(スコップ)を差し込んで、土ごと掘り起こしてイモを探すだけ。茎に近い所から掘るとイモを切断してしまう恐れがあるので注意を。

掘り上げたイモは、色が赤というより薄い紫です。植え付けたものとは明らかに違う品種なので、出所不明確ということから、これは相方に分けずに自家で消費することにしました。

左側が白キクイモ。右側が赤キクイモ。
左側が白キクイモ。右側が赤キクイモ。



品種としては「赤キクイモ」か「紫フランスキクイモ」。フランスキクイモは表面が薄い赤紫色なので「紫」と付き、赤キクイモは赤色というより薄い赤紫色です。ん?もしかして同じ品種で呼び方が違うだけなのでは?しかも「紅キクイモ」までありまして、これは呼び方の違い。「フランス赤キクイモ」まであります。どうやら呼び方が統一されていないようです。
白キクイモとの違いは、白キクイモよりも「イヌリン(水溶性食物繊維の一種)」が豊富なので、食後の血糖の濃度が上がることを抑制する効果が上とのことです。

今年は「赤紫色のキクイモ」を栽培することにしましょう。




白キクイモ

白キクイモの畝
白キクイモの畝


これは畝を作って植え付けたのですが、白キクイモが根を伸ばしたため、塊茎(イモ)が株元よりも25cmほど離れたところにもありました。

キクイモが根に付いている様子
キクイモが根に付いている様子


白キクイモは、あと数株掘り残してあります。次回掘りますかね。

収穫した白キクイモ
収穫した白キクイモ


ちなみに、白キクイモと赤(紫)キクイモとの食味の違いはよく分かりませんでした。2種を並べて食べ比べれば分かるのかもしれませんが。ただし、一般的には赤キクイモのほうが食味良いとのことです。









追記2019年3月

キクイモの収穫の様子をYouTubeで公開しています。





 

管理者 : Masa
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