2018年10月29日月曜日

秋の収穫は少しだけ

落花生の収穫
土中に伸びた子房柄の先に落花生の実が生ります
土中に伸びた子房柄の先に落花生の実が生ります

落花生(品種不明)を1畝(長さ約9m)だけ栽培していまして、落花生の葉がだいぶ黄色くなってきたので収穫時期とみました。
周辺の畑では1、2週間前に収穫を終えているのを見かけています。
防獣ネットのトンネル仕立てで落花生栽培
防獣ネットのトンネル仕立てで落花生栽培

落花生の畝は、ハクビシンあるいはアライグマ対策として防獣ネットをトンネル仕立てで覆っています。これらの動物は、ネットの下を掘って侵入するので、防獣ネットは約10cm地中に埋めて、その部分が浮かないように園芸支柱を横倒しにしてピンで留めてあります。
毎回毎回、落花生の収穫時期に、まるで耕したかのように綺麗に掘って実を食べられていましたが、今回は侵入を防げたので無事でした。しかし、しっかりと対策をした防獣ネットを解体するのが一苦労です。
そしてネットを外して気が付いたことは、落花生の実が土中で生るためには、子房柄(しぼうへい)が土に届かなくてはならないのですが、トンネル仕立ての幅が狭かったせいでかなり届かなかったようです。これでは収穫量が減少です。
次回は幅広くなるように防獣ネットをあらかじめ設置するか、子房柄が土中に刺さってから幅を見極めて設置するようにします。
エンピ(剣先スコップ)で落花生株の周囲を掘っていきます
エンピ(剣先スコップ)で落花生株の周囲を掘っていきます

さて、収穫は落花生の茎を持って引っこ抜けば良いのですが、今回は収穫が遅かったようで、実が子房柄から外れて土中に散在している状態でした。ですので、なるべく子房柄から実が外れないように、エンピ(剣先スコップ)で株の外側を持ち上げるように掘って、それと同時に株を引き抜くという作業になりました。
子房柄の先にはちょっと小さめの落花生の実
子房柄の先にはちょっと小さめの落花生の実

全部の株を引っこ抜いたら、レーキを使って熊手で潮干狩り(貝掘り)のごとく土中に散在している実を探して回収していきます。土中にある実のほうが大きいのですが、探すのが一苦労。ある程度の未回収は仕方が無いので、だいたいやったら終わりにしました。
そしてこの後、F210耕うん機で耕したところ、特に1株分の所から出るわ出るわで落花生の実が耕うん機の爪の回転と共に飛び出てきました。耕うんしてしまうと、殻の表面にある維管束(いかんそく。水分や養分が通る管)に土が付着して土塊(つちくれ)だか実だかの判別が難しいので、触ったところ土塊だったということもありました。毎年、落花生が自然に発芽してくるのですが、このようなことからです。ちなみに、自然発芽の落花生でもじゅうぶんな収穫に至ります。
落花生の実は子房柄から取り外したら、実まで乾燥させる作業は行いません。生の状態で茹で落花生として早めに食べてしまうからです。土が付いているとカビたりするので、殻だけはさっと乾燥させますが。
あ、収穫した落花生の実の写真を撮影するの忘れました。






中葉春菊の収穫と種蒔き

中葉春菊の種蒔きはバラマキ。褐色の種。
中葉春菊の種蒔きはバラマキ。褐色の種。
だいぶ育ってきたので秋の収穫となりました。収穫では、脇芽が伸びて再び収穫出来るように、地上から2節くらい上で茎を切断します。これなら上のほうから脇芽が出てくるので、2回目の収穫がしやすくなるからです。
今回育ったのは数が少ないので、11月中旬までは種の蒔き時だからまだ間に合うだろうと、種の残りを蒔きました。ベストな種蒔き時期は、暖かさ寒さの中間地(関東南部)に位置する当地では10月末くらいまでなようです。
種は1袋に1,500粒くらいは入っているとの記憶があるのですが(もっとかな?)、それほど1袋にたくさんの種が入っています。内容量は粒ではなく「45ml」、発芽率は袋記載だと50パーセント以上とあります。これは他の種に比べるとかなり発芽率が低いですね。
この畑では、春菊の発芽率は10パーセントもいかないと思います。おおまかな種の蒔き方だからでしょうか。畝の狭い範囲ではありますが、部分的に全く発芽しない時もあります。
今回の種蒔きも種植えではなく、畝を作って上に種をパラパラと蒔いて、その上にジョレンで削った土を1cm以内の厚さで覆うというやり方です。
乾燥を嫌うので、種蒔き後にしっかりと水やりをしました。






同じ畝の半分には、ベビーリーフの種も同様に蒔きました。ミックスリーフではなく商品名「ベビーリーフ」です。育たないうちの若い時に収穫するようにというネーミングでしょう。 

秋の食用菊が開花
開花した食用菊の「阿房宮(あぼうきゅう)」
開花した食用菊の「阿房宮(あぼうきゅう)」

紫色の「もってのほか」と黄色の「阿房宮(あぼうきゅう)」。今年は植え替えをしなかったのと雑草に負けてしまい、育ちがかなり悪いです。例年なら収穫しきれないほど開花するのですが。
少ないながら来週には採り頃となるでしょう。
来春は植え替えることにします。 

ニンニクは3期目も発芽
これは2期目のニンニクのエリア
これは2期目のニンニクのエリア

3期目に植え付けたニンニクも発芽しました。残っていた種ニンニクは小さいものが10片ほどだったので、これは食用にすることにしました。この種ニンニクは食用にもなる安全安心なものなのです。
これからは冬の雑草をこまめに取り除くことにしていきます。
鷹の爪(唐辛子)は台風に耐えて収穫
鷹の爪(唐辛子)は台風に耐えて収穫









管理者 : Masa

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2018年10月23日火曜日

ニンニク発芽中

2期目に植え付けたニンニクも発芽

発芽したニンニク
発芽したニンニク

気温が下がってきたのでどんどん発芽しています。2期目に植え付けたもの(242片)は土曜日には発芽していなかったのですが、日曜日に発芽を確認しました。植え付けてから4日後に発芽です。早いですねー。
2期目に植え付けたニンニクが発芽
2期目に植え付けたニンニクが発芽

1期目に植え付けたもの(592片)はこの土日で8割強の発芽となり、次回の週末ファーマーの農作業時にはほぼ発芽して成長していることでしょう。
これからは冬春の雑草が生えてくるので、こまめに除草をしていきます。追肥はまだまだ先。
1期目に植え付けたニンニクが発芽
1期目に植え付けたニンニクが発芽

無農薬無化学肥料栽培の種ニンニクはまだ1袋ちょっと(約1kg)残っているので、3期目の植え付けをするべく場所の整備を行いました。お隣さんが使っていたけど耕作放棄地のようになっていた場所です。この約180平米の雑草を除草するのに三角ホーで細かくやっていきました。
この荒れた畑を整備したので結果は下の画像で
この荒れた畑を整備したので結果は下の画像で

なぜ小さな三角ホーで除草したかというと、メヒシバ・オヒシバの根が大きめの塊となってしまっていて、それごと削るように掘り起こして除去しなければならなかったからです。さらに、育ち放題のスギナの根を切断していく作業もありましたので。
大汗をかいて腰が痛くなって作業終了にはだいぶ時間が掛かりましたが、見た目がきれいになった畑に大満足です。
F210耕うん機で耕うんした後、ここに3畝を作ったので今季種ニンニク最後の植え付けをしようとしましたが、日没間近になってしまい、植え付けは家人に後日頼むことにしました。
年代物のF210耕うん機と新たな耕作地
年代物のF210耕うん機と新たな耕作地

植え付けてもらった種ニンニクは141片、畝が足りなくて植え付けられなかった残りの種ニンニクはわずかということに。
落っこちていた1片を拾って植え付けて、3期の植え付けでなんと合計976!これは家庭菜園の域を超えているような。
次回はわずかな残りを植え付けますが、合計は1,000片に届かないのでなんとなく惜しい感じ。それでも過去最大数の植え付けなので約8か月後の収穫が楽しみです。






コンポスト容器の移設

容器内が満杯で入れられなくなってしまったので移設となりまして、ちょうど新しい耕作地が出来たのでそこに移設しました。今回で2回目の移設となりますが、前回の移設は一昨年だったような気がします。
コンポスト容器はプラスチック製の筒状容器と蓋の構成で、容量は130リットル。一般的なコンポスト容器の中間サイズでしょうか。これが2個(基)あります。
この容器の中に、家庭で出た野菜くずや魚の骨(1cm以上の堅い中骨などは除く)を入れて、そのあとに土をサラッと被せて微生物や虫による分解を促します。
冬季は分解が遅くなるので、ケイフンをほんの少し入れて微生物の助けをしています。
まずは、設置してあるコンポスト容器を抜き取るために、周囲を掘っていきます。
容器を揺すってグラグラになったら真っすぐ上に持ち上げて抜き取ります。コンポスト容器の中身は分解されて土状になっているので容器内の形に収まっていて崩れません。
移設するには中身が土状になっている必要があるので、移設1か月前くらいまでには野菜くずなどを入れないようにします。
コンポスト容器を抜き取りました
コンポスト容器を抜き取りました

ちなみに当地では魚の骨などがあるとその匂いを嗅ぎつけて、ハクビシンかアライグマに荒らされてしまいます。以前、穴を掘って魚の骨や煮干しの頭を埋めておいたのですが、次の日には掘られて食べられていました。
また、コンポスト容器に魚の骨などを入れたあとに蓋を閉めないと、十数分のうちにはカラスが来て中身をあさっていきます。車は窓やリヤゲートを開けておいたままだと車内のレジ袋をあさっていきますので、キュウリ用のネットを張ってリヤゲートから入れないようにしてあります。
コンポスト容器移設用の穴
コンポスト容器移設用の穴

さて、移設先ではコンポスト容器の底部よりも10cmほど大きい円形の穴を掘っておきます。深さは容器の下部にある段差より少し上が埋まるくらいで。これなら風で倒れることはまずありません。剣先スコップ(エンピ)で荒掘りをしてジョレンで整え、掘った土は埋めるのに使うので寄せて置きます。さらに、容器内に野菜くずを入れたあとに被せる土としても使うのでキープしておきます。
容器を穴に入れて水平を見て問題が無かったら、容器と穴の隙間に土を入れて足でほどほどに踏みながら埋めて、移設完了です。
コンポスト容器を移設用の穴に入れたところ
コンポスト容器を移設用の穴に入れたところ
コンポスト容器の移設完了
コンポスト容器の移設完了

お隣さんのコンポスト容器
お隣さんのコンポスト容器

隣地のコンポスト容器も移設しました。200数十リットルの古いタイプで、蓋には引っ掛かりが付いていないので重しがないと蓋が風で飛んで行ってしまうというもの。他の畑で見かけるコンポスト容器の蓋に重しを載っけているのは、このためなのかと納得です。





秋季露地イチゴの様子

植え替えをしないで整備だけしたイチゴの畝
植え替えをしないで整備だけしたイチゴの畝

今年は1か所だけイチゴの植え替えをして、もう1か所は植え替えず秋前に子株の移植と整理をしたので、枯葉除去と雑草抜きだけの作業となっています。
荒れ放題だった前耕作者のイチゴは今回、根がしっかりとしているものを選別して、隣地へ移植しましたが。
気候がおかしかったせいか、四季生りイチゴではないのにわずかですが、もう花が咲いて実が出来ているものがあります。ただし、全てナメクジに喰われてしまっていました。

柿はかつてない不作で、大木の柿はカラスと競って数個採れるかどうかです。他の人が管理している柿の木は1つも生っていません。やはり気候がおかしかったせいなのでしょうか?しかし、低木でいずれの柿の木とも品種が違う丸柿は昨年と同様たくさんの実が生っています。ただし、この木にはカイガラムシがもの凄く付いていて黒変もしているので、人間が食べられるものが少ないという残念な柿の木なのです。
さて、大仕事が終わったので、次回からは夏野菜の片づけと何か冬野菜の種蒔きをしようと思っています。





管理者 : Masa
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2018年10月16日火曜日

春野菜栽培が進行中

茎立菜の間引き(第一回目)

筋蒔きした茎立菜
筋蒔きした茎立菜

10月上旬、畝幅を広くとって種を筋蒔きしたところ、三日目には芽が出たという早さの茎立菜です。水やりは雨に任せないで、ジョーロで水を与えました。
種は昨春、大きく育った株から採取するようにしておいたので、それらの株からは花芽を収穫せずに花を咲かせておきました。そして、その花が咲き終わって種になり、完全にサヤが枯れるまで待って、パラパラとこぼれる種を昨夏に採取したものが今回発芽したのです。
びっしりと芽が出た茎立菜
びっしりと芽が出た茎立菜

発芽までは防虫と乾燥防止で畝に覆いをしておきました。いつもなら不織布をベタ掛けするのですが、今回はトンネル支柱で防虫ネットの覆いとしました。不織布のベタ掛けだと、本葉が出る前にはそれを外さないと成長の妨げになってしまいます。もうその頃になると虫の食害はほとんどないのですが、代わりにキジやムクドリ・ヒヨドリの食害があります。なので、すぐまた防鳥ネットを張らねばならないという手間が出てしまうのです。しかし、トンネル支柱と防虫ネットなら空間があるので、茎立菜が成長してもしばらくはそのままで大丈夫です。
さて、筋蒔きでの発芽率がとても良かったので双葉の状態で込み合っています。これを間引かないとヒョロヒョロに伸びてしまいますので、第一回目の間引きとなりました。
第一回間引き後の茎立菜
第一回間引き後の茎立菜

間引くのには柔らかい茎を摘ままなければならないので、大きめでしっかりとしたピンセットを使用します。
ピンセットで一本一本摘まんで引っこ抜いて、それをバケツに入れるという作業を繰り返していきますが、根気がいる作業なので折り畳みイスに座って腰を落ち着けてやります。
間引いたものは「摘まみ菜」として食べられますが、今回は色々な作業があったり疲れていたので「食べる」という考えが起きること無く廃棄となりました。

第二回目の間引きは一か月後くらいでしょう。






ニンニクの植え付け(第二回目)

体調が良い状態に戻っていないのですが、無農薬無化学肥料栽培の種ニンニクを植え付けなければならないので頑張ってみました。
年代物のF210耕うん機で約100平米を耕しました
年代物のF210耕うん機で約100平米を耕しました

イチゴ栽培をしていた東側エリアに粉状ケイフンをサラッと撒いてにわか土作りとし、F210耕うん機でしっかり耕うんしました。またまたカブトムシの幼虫がたくさん出てきてしまい、気が付いたら土中に戻しましたが、なかには残念な結果となったものがありました。忙しいのを理由に場所を移してあげられなかったから、来年のニンニク収穫後の耕うんでは、成長したカブトムシの幼虫に要注意となることでしょう。

ニンニク用の畝(雑)
ニンニク用の畝(雑)
なんとか雑ではあるけれど畝を7本ちょっと作って、ここで今回はニンニクに対する作業は終了となりました。なんと、種ニンニクを畑に持ってくるのを忘れてしまったのです。ニンニクの植え付けがメインなのに、まさか種ニンニクを持っていかないなんて。人任せにして確認しなかったのが悪いのです。
植え付け作業は、家人に後日やってもらうよう頼みました。
その結果、242片(210片→32片カウント不足だったので2018.10.22に訂正)を植え付けたとのことで、ここまでの植え付け数は合計802片となりました。残りの種ニンニクは1袋ちょっとで約1kgあります。
畑隣地が新たにこちらのエリアになって畑が広がったので、荒れているそこを整備してニンニク栽培場所を作ることにします。
ここが次回整備する新たな畑
ここが次回整備する新たな畑

狂い咲きの西洋タンポポ
狂い咲きの西洋タンポポ

三角ホーを使った夏の雑草抜きも大汗をかいて継続中です。しっかり種を落としてしまったので来年もまた同じように生えてきますね。繰り返し…。







管理者 : Masa
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2018年10月12日金曜日

刈払い機(草刈り機)が初活躍

草刈り機使用前

草刈り機を地主さんが使えなくなって約1年、使わないと駄目になってしまうということと、こちらも使いたいしで、この度使うことになりました。

タナカ製草刈り機(刈払い機)「Power Mate PCG 24EASP(SF)」
タナカ製草刈り機(刈払い機)「Power Mate PCG 24EASP(SF)」

草刈り機は、2011年から販売されていた、タナカ製「Power Mate PCG 24EASP(SF)」。
現在、タナカ製品は工機販売株式会社(工機ホールディングス株式会社)で取り扱っています。
2013年12月5日に「タナカエンジン刈払機に関する重要なお知らせ」として、エンジン刈払機の一部製品で、マフラーカバー部が高温になり、触れた場合火傷をする可能性があることが判明したとのことです。
公式ホームページのリンク先↓

本体後方に「PASS」ラベルが貼り付けられていました
本体後方に「PASS」ラベルが貼り付けられていました

改善済製品の見分け方は、本体後方に「PASS」ラベルが貼り付けられているとのことですので、本機は改善済み製品でした。







さて、古い燃料は半分以上入ったままで色は青系。
装備を追加した草刈り機
装備を追加した草刈り機

飛散防止ガードが無かったので取り付けて、肩掛けも新調。
プラグは以前パッと見たときに外側が錆びついていました。これはかなりの期間交換していないと思い、何番のプラグを使っているのかネットで調べてみたところ、情報量が少なくて判断に迷いましたが、ホームセンターで購入(BP7M)しておきました。
草刈り機始動中、古いプラグをソケットレンチで外してみると装着してあるもの(BP6M)と品番が違うことが判明しましたが、熱価が焼け方(6)と冷え型(7)の違いだけなので問題無しとしました。

草刈り機始動

さて、スイッチをオン、プライマリーポンプを数回押して、チョークレバーを下げて(チョークをオン)、リコイルスターターを勢いよく引いてみました。
これで普通はエンジンが掛かるはずなのですが、掛かる気配が全くありません。
数回やってみましたが変化無し。

プラグ交換

プラグを新しいものに交換することにしました。
交換するにあたって邪魔になるプラスチックカバーを外すのには、小さめの六角レンチが必要。これはちょうどの大きさの六角レンチがあったので、錆び付いていたボルトを頑張って外しました。しかし、もう1本はプラスねじでとまっていて、これはネジ山がなめていたのでドライバーで外すことは無理でした。なめたネジ山でも外せるあの道具を今度買うことにして、今回はプラスチックカバーを持ち上げて、プラグカバーをなんとか外しました。

プラグレンチで古いプラグを抜いてみると、中心電極がかなり消耗していて火花ギャップの隙間が大きくなっていました。しかし、焼け具合は良いので機関は問題なさそう。燃料の濡れが無いのがちょっと気になりました。問題はこれなようです。

新しいプラグに交換して始動を試みましたが、エンジンは掛かりません。

プライマリーポンプの不具合か?

プライマリーポンプを見ると、本体にとめておくプラスチックの爪が壊れてブランブランの状態。なので、ちょっと指で固定してプライマリーポンプを押してみると、気のせいか手応えがあったような。これで燃料供給が出来たでしょう。

草刈り機再始動

さあ、これで掛からなければあとは面倒になると思い、リコイルスターターを休み休み引いていると「プスッ」と今までとは違う音が!
スターターを引いていくと、段々「プスッ」が「プスプス」になり、ついには力強いエンジン音とともにゆっくりと刃が回転し始めました。
始動成功です。
燃料が古かったので、これの入れ替えをしなければならないかと思っていたので、手間が減って良かったです。さらにキャブレターの詰まりだったりすると、週末ファーマーの農作業中では時間が無いので、農閑期にやるしかなくなります。

混合燃料
ちなみに、混合燃料のガソリンと2サイクルエンジンオイルの比率は地主さん曰く、「20:1」ということで、これは現在市販されていないので、自分で混合燃料を作るしかありません。「25:1」以上なら簡単に手に入るのですが。
ですので、1リットルの混合容器(ブレンドタンク)を購入しました。1日中草刈りをやるわけではないので、この容量でじゅうぶんです。1回の草刈りにつき500ccも使わないことでしょう。
あとは混合燃料の保管についても。特に週末ファーマーの農作業での混合燃料の保管は手間が掛かるし、混合燃料は劣化するので作り置きしません。その日のうちに使い切ってしまう量だけ作ることにしたのです。

身体の具合が悪い中、お隣さんの畑のチガヤ草原の草刈りをざっとやって、草刈り初日は終了。これからはちょこちょこ動かすようにしていきます。






管理者 : Masa
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2018年10月11日木曜日

ニンニクの植え付け

三連休のメイン作業は、当週末ファーマーの農作業で最も重要な「無農薬無化学肥料栽培の種ニンニク」の植え付け作業第一回目でした。
1日目は蒸し暑く、2日目は季節外れの最高気温32度の厳しい暑さ、3日目は北風が涼しい曇り空で前日比-10度の最高気温。作業する内容が多くてハードだったせいもあり、体調がおかしくなってしまい発熱しました。

種ニンニク6kg
種ニンニク6kg

ニンニク植え付け用の畝作りと植え付け

西側エリアの畝作り。粉状ケイフンをうっすらと。
西側エリアの畝作り。粉状ケイフンをうっすらと。

第一回目は二つのエリアに植え付けます。一つ目の西側エリアは前々回までにケイフンと米ヌカを撒いてから耕うんしてあるのですが、その後ハマスゲメインで細かい雑草がびっちりと生えてしまっています。これでは畝が作りにくいので、再び耕うんして細かい雑草を混ぜ込むことにしました。しかし、ハマスゲは先々はびこってしまうので、出来る限り畝作りと植え付けの際に取り除くことにしましたが、このせいで植え付け完了まで時間が余計に掛かってしまうことになりました。
今回は鍬ではなくジョレンで溝をだいたい掘って、そこに粉状ケイフンをうっすらと撒き、元肥としています。その後、ジョレンで土を寄せて高さ20cm前後の畝を作っていきました。この高さは、追肥の際に土寄せをしないので、あらかじめ畝を高めにして植え付ける種ニンニクを深めに埋めるためです。
種ニンニク球から1片ずつにばらした状態
種ニンニク球から1片ずつにばらした状態

畝を作り終わったら、阿蘇産の種ニンニクの植え付けです。この種ニンニクでしかニンニク栽培はしません。種の状態から収穫後の状態までとても良いのです。

球根植器
球根植器

初めは球根植え器で畝に穴を掘ってみました。これを使うときれいに穴が掘れるのですが、ちょっと時間が掛かってしまいます。今回も時間が無いので、中腰でざっくりと移植ゴテで掘っていくことに変更です。
直径約7cmの穴の中心と穴の中心の間隔は約15cm。深さは9cm前後。ここに種ニンニク球をばらした1片を軽く地中に押し付けるようにして直立させ、次々に置いていきました。 
種ニンニクの植え付け
種ニンニクの植え付け
種ニンニクの植え付け間隔
種ニンニクの植え付け間隔

二つ目の真ん中エリアは、ハマスゲが他と比べて少ないので作業は順調ですが、腰が痛くなったので四輪付き農作業ミニカート(らくらくカート)に座って穴掘りと植え付けをしてみました。これを使うと腰への負担が軽減されるようでだいぶ楽です。一つ目のエリアでも使えばよかったと少し後悔。
畝を真っすぐに作るためにガイドヒモを使いましたが、 面倒なので一度きりです。
畝を真っすぐに作るためにガイドヒモを使いましたが、
面倒なので一度きりです。
真ん中エリアでの種ニンニクの植え付け
真ん中エリアでの種ニンニクの植え付け

このエリアの半分は土作りをしないで元肥だけで畝を作っています。時間がありませんでした。成長に差が出てくるのか観察することにします。

さて、猛暑の中、植え付けた数は?
1畝で40片前後、今回は全部で592片を植え付けましたので、全部育てば592株になります。
しかし、6kg購入した種ニンニクは1/3ちょっと残っています。
東側エリアの整備をしたので、次回の週末ファーマーの農作業で耕うんして、時間を置かずに畝を作って、残りの種ニンニクを植え付けることにします。

ちなみに、このエリアの谷津に近い所では、カブトムシの幼虫が土中からたくさん出てきてしまいました。浅いところにいるのです。無事だったものはその場に埋め戻したのですが、他の場所に埋めれば良かったと今思いました。そんな余裕が無かったのですね。耕うんしたらまた出てきてしまいます。畑が自然に近い状態に戻り始めていたので、カブトムシが卵をたくさん産んでいったのでしょう。




ニシユタカの追肥・土寄せ

ニシユタカの株間にケイフンの追肥
ニシユタカの株間にケイフンの追肥

秋ジャガイモは植え付けた9割近くが順調に成長中です。
全く芽が出てきていないのがあるのですが、どうなっているのでしょう?種イモのまま死んでいるのかもしれません。
追肥は株間に粉状ケイフンをボテッと置いて、その上とニシユタカの株の根元・周囲を10cmほど埋めて土寄せとしました。
ちょっと心配なのは、土寄せで集めて使った土に以前の苦土石灰の粒が結構混ざっていたこと。石灰分が多めなので、ジャガイモそうか病にならなければ良いのですが。

ニシユタカの追肥・土寄せ後
ニシユタカの追肥・土寄せ後

台風24号の塩害(引き続き)

南側が塩害にあったヤーコン
南側が塩害にあったヤーコン
塩害にあった丸オクラ
塩害にあった丸オクラ
強風で倒れた鷹の爪(トウガラシ)
強風で倒れた鷹の爪(トウガラシ)

ヤーコンは風が強くあたった南側の葉が駄目になっていました。丸オクラは葉がしおれてしまったのでおしまいです。
鷹の爪(トウガラシ)は台風の強風で、株と園芸支柱を繋いでいた劣化した麻ヒモが切れたため倒れていました。早めに倒れたようなので、塩害にはあっていません。
倒れなかった日光トウガラシは南側が塩害にあっていました。




管理者 : Masa
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2018年10月1日月曜日

台風24号で夏野菜の終わり

モロヘイヤは種が出来てきました(種は有毒)

花が咲いてきたモロヘイヤ
花が咲いてきたモロヘイヤ

いつのまにかモロヘイヤは黄色い小さな花を沢山咲かせて、葉が固くなっていました。葉が固いと食感が良くないので食用には適しません。ですので、今回は収穫をせずにモロヘイヤの時期は終了となりました。
種もだいぶ出来てきています。この成熟した種には強心配糖体(強心作用成分)が含まれていますので中毒を起こします。絶対に食べないようにしましょう。
成熟した茎にも中毒を起こすこの成分があるとのことですので食べないように。
農産物直売所などで販売されているモロヘイヤのうち、長い茎ごとカットしているものを見掛けます。これは収穫適期のモロヘイヤだから問題ないのでしょう。
発芽からしばらくまでの若葉などにも中毒を起こす成分があるとのことです(内閣府食品安全委員会2007)。間引いたものなどを食べないように気を付けましょう。

サヤに入ったモロヘイヤの種

来年のモロヘイヤ栽培は、一粒一粒種を植えて数多く栽培することにします。今回は苗を2ポット購入して植え付けたのですが、1ポットに4、5本の苗が密集していて、それを1本にするために間引く(苗を根元から切断)のがかわいそう(勿体ない)なので、そのまま栽培したのです。その結果、酷暑・猛暑・少雨の影響もありますが、例年より育ちが良くなかったと思います。




オクラも終わり

ハイビスカスに似た綺麗な花は少しだけ咲いていますが、実が大きくならない状況です。もう収穫には至らないと思います。
あとは、サヤが枯れて種が出来るのを待ちますが、2、3週間はかかるでしょう。

終わりを迎えるオクラ
終わりを迎えるオクラ

キクイモ(菊芋)は花が咲きました

キクイモの花
キクイモの花

背が高くなってから風で倒れたキクイモ(菊芋)を、簡単に支柱と麻ひもで支えて立てたのですが、やはり簡単なやり方の支柱では持ちませんで、再び倒れてしまいました。
そして、それをそのままにしておいたら先端の茎が天を向き、黄色い花を付けたのです。
あとは、枯れるのを待って地中の「イモ」を収穫することになります。最近は健康野菜として人気があるようです。

倒れているキクイモ
倒れているキクイモ

植え替え中のイチゴ

イチゴ植え替え中
イチゴ植え替え中

10月中にイチゴの株の移植を終わらせるべく作業を進めています。
古株の他に、ランナーから根を下ろした成長何番目か分からない株を混在させて植え付けています。
過去には、霜が降りる直前や霜が降りてからの時期の移植でも問題ないことがあったのですが、年によって移植結果にムラがあるので早めに終わらせることにしたのです。
霜が降りる前までに完全に根が付くようにしないと、霜で株が根ごと浮き上がってしまい枯れてしまうことが多いからです。
移植先では、先日に種を落とした雑草のメヒシバの芽がたくさん出てきていますが、冬になれば枯れるのでそのままにしておきます。除草の時間を他に回しますので。




ミックスリーフは虫に喰われた

せっかく芽が出たのに、青虫系の幼虫にほとんど喰われてしまいました。
例年なら問題ないのですが、今年はまだ青虫系がいるのです。種を蒔いた時期が少し早かったようです。
いくらかは育つかもしれないので葉が残っているのはそのままにして、同じ場所で芽が無い所に再び種を蒔いてみます。

虫に喰われたミックスリーフの芽
虫に喰われたミックスリーフの芽

台風24号接近前

台風24号の接近前、風はほとんど吹いていないし雨が上がって道路が乾いたので畑に向かってみました。台風は12時間後に接近予報です。
しかし、到着したと同時に雨が降り出すということになり、ビーチパラソルを差しながらの収穫だけの農作業となってしまいました。もちろん安全を確保しての作業です。
真夜中に接近通過した今回の台風は威力が強かったので、今回農作物を収穫していなければダメージを受けてしまい、台風通過後には収穫出来なかったことでしょう。

ニンニクの植え付けは次回に持ち越しです。9月中に植え付けを開始出来なかったのは初めてだと思います。

畑脇の排水溝に勢いよく流れていく雨水
畑脇の排水溝に勢いよく流れていく雨水

台風24号接近通過後の畑の状況

家人からの報告によりますと、色々な物が強風で倒れたのはもちろんで、かなり畑が荒れたとのこと。
一番の被害は、3期目の秋ナスの若木が強風と台風が運んできた塩分によって、葉が白くなりしおれてしまったことです。時期的にもう復活はないので、これでナスは一気に終わりになってしまいました。
ピーマン・シシトウ・伏見甘長トウガラシ・日光トウガラシ、まだ収穫していない鷹の爪(トウガラシ)も駄目かもしれません。
夏野菜が一気に終わってしまうこととなりました。









さあ、これからは冬・春野菜の準備でまだまだ農繁期は続きます。

参考HP : 内閣府 食品安全委員会2007「食品安全総合情報システム」

管理者 : Masa
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