F210耕うん機のエンジンが掛からなかったが解決
エンジンが掛からなくなってしまいました。
プラグを外して点検すると、煤でだいぶ黒ずんでいたので新品に交換してみました。チャンピオンのものは品番CJ14、NGKのものならばBM4A。交換後に点火を見てみると火花が出ているのでこれは問題なし。しかし掛からず。
キャブレターに詰まりか何かあるのかと思い、まずは燃料コックをオフにして燃料が行かないようにして、キャブレター内に残っている燃料でエンジンを始動してみると、かすかにエンジンが掛かる前触れの音になりました。キャブレターには問題なさそう。
次に燃料コックをオンにしてエンジンを掛けてみるが、掛かる気配なし。
エアフィルター(エアーエレメント、エアークリーナー)(品番17210-896-305)を新しくしてみました。古いエアフィルターがまぁまぁ汚れていたので一応。交換後、エンジンが掛からないのは変わらず。
F210 エアフィルター、使用約10年。 |
F210 エアーフィルター新品装着後 |
アクセル(スロットル)ワイヤーを見てみました。エンジン回転の調整場所は、本体の先端の方、アンダーカバーの上方にあります。
調整を固定するナットがユルユルで調整が効かなくなっていました。いつも何となくは気にしていましたが、ここまで緩くなっているとは思いませんでした。
小さいナット2個をスパナとラジオペンチで回して、ワイヤー(ケーブル)の張り具合を調整。エンジンを掛けてみると掛かりました!
エンジンを掛けたまま、回転が無くならない位置でL(ロー)を決めてナットを固定して、鉄アクセルレバー(エンジン回転調整レバー)の遊びを始動とL(ロー)の間で約1cm強にして調整完了。
F210アクセルレバー(鉄) |
アクセルワイヤーがだいぶ劣化していたので、これを新品(鉄用アクセルワイヤー)に交換してからは、回転の微調整が効くようになってとてもスムーズになりました。
2022年1月下旬
約2か月ぶりに耕うん機を動かしました。
気温が氷点下になる時期に行う「畑の寒起こし」のため、耕うん機でがっつり耕したのです。土の中で越冬している害虫駆除が主な目的です。
久しぶりでしたが、快調な耕しでした。
これからは、機会があるごとに寒起こしを行っていきます。
2022年3月下旬
絶好調のF210。エンジンオイルを交換しなくてはと思いつつ…。
2022年8月中旬
この夏、暑すぎて使っていません。動かさなきゃ…。
2024年1月上旬
昨夏も暑すぎましたが絶好調です。
2024年6月
やってしまいました。
忙しさのあまり、エンジンオイルの点検を怠り、エンジンが焼き付いてしまいました。
使用してて前兆はあったのです。
多分「カン、カン」という音とパワーダウン。
その時はエンジンオイル量を見たんですが、オイルレベルを誤認してしまって、引き続き使用してしまい…。
「ガッ」という音でエンジンストップ。
エンジンオイルを補充してみましたが、スターターロープが引けず。
何度かスターターを手回しして動いたので、これはもしかしてなんとかなるかも、と思い。
なんとなくプラグを交換してみようと外し、嵌め込み穴からエンジンオイルを少し注入して、再始動。
スターターロープが引けてエンジンが掛かった!
しかしそれは一瞬。
白煙と焦げだような臭いの後に、全く動かず。
もうどうにもなりませんでした。
ごめんなさい、初期型F210。
つづく。
管理者 : Masa