2018年6月25日月曜日

コンニャク栽培の様子

梅雨時の週末ファーマーは、雨が上がってからの約6時間の農作業となりました。

コンニャク芋1年目(昨年)

昨年植え付けたコンニャク芋の生子
昨年植え付けたコンニャク芋の生子

昨年の4月に近所の畑の方からいただいたコンニャク芋の生子(キゴ。コンニャク芋の種芋)を10個ほど、GW期間中に植え付けています。
直接いただいたのではないので種類は分かりません。
植え付ける場所があまり空いていなかったので、畑のエリアの東端にちょこっと実験的に植え付けた感じとなりました。
その場所は谷津に近く、南側には桑の大木と種類不明の木々、西側にはウド(の大木)があるので、季節によって陽の当たる時間が他の場所に比べてだいぶ少なくなります。
土の水分はというと、地下水が通る場所なので乾燥はほとんどしません。
コンニャク栽培はデリケートなようで、水はけ良く、乾燥からも守るために敷きワラをするなどの養生が必要ですが、ここではその必要がないと判断したので何もしていません。
昨年植え付けたコンニャクの成長の様子
昨年のコンニャクの成長の様子

そして植え付けた全てのコンニャク芋が順調に育ち、冬には枯れて、地上部にはコンニャクが育っていた痕跡が無くなったのです。
本来なら、育ったコンニャク芋を掘り上げて保存し、来年の植え付けに保存するのですが、実験的にそのまま触らずに土の中に置いておくことにしました。





コンニャク芋2年目(今年)

春、コンニャクを植えた場所にコンニャクの気配が無く、雑草が生え始めました。
5月、雑草繁茂ですがコンニャクの気配がありません。
6月、ようやく1株から芽が出て伸びて、葉が開きました。しかし、これ1株だけです。
芽が出てくるのが遅いのか、と思ったのでそのまま様子を見ることに。
次週、発芽が続いていません。これを見て、発芽にばらつきがあるのではなく、コンニャク芋が駄目になったのだと思いました。
次週、スクスクと育っている隣で発芽していました。発芽にだいぶばらつきがあったのです。それにしても遅い時期に発芽するんですねー。
それ以外の発芽があるか雑草がある中で探しましたが見当たりません。
では、まだ芽が地上に出ていないならと思い、三角ホーで畝の上までも草刈りを実施。
すると、何やらある程度の太さがあるものを切断した、草刈りであまり感じたことが無い感触が手に伝わりました。
すぐに思いました。「しまった!」と。
そう、2cmほど地上部に出ていたコンニャクの芽を、スパッと切断してしまったのです。
あの独特な褐色系の迷彩模様を見逃していたのです。
切断してしまったコンニャクの芽
先端を切断してしまったコンニャクの芽。
周囲の雑草を抜いた後なので存在が分かります。

それから他を見ると、小さく芽が出てきているのが確認出来たので、畝の上は手で雑草を抜くことに。
コンニャクの芽を発見
コンニャクの芽を発見

発芽した場所は、昨年育っていた位置よりも全部西側です。これは生子から育った種芋は、生子の位置より横に出来たためだと思いました。

切断したコンニャクの芽のその後

今回見てみると、なんと切断された芽がそのままスクッと伸びて、葉が見え始めています。
コンニャクの株はデリケートだと聞いていたので、先端を切断されても成長を続けているのには驚きました。腐ってしまっているだろうと思っていたからです。
先端を切断してしまったコンニャクの芽が成長中
先端を切断してしまったコンニャクの芽が成長中

しかし、昨年の様子と比べてみると、畝の北側での発芽が少し足りないので、これは生育場所の条件が悪かったために育たなかったのかもしれません。
もう少し様子見です。
2年目のコンニャクが成長中
2年目のコンニャクが成長中

今日の農作業は、西側エリアで繁茂してしまったチガヤ刈り、背が高くなったペパーミントとワラビ刈り、スイカ栽培場の雑草抜き、イチゴの畝間のランナー・雑草抜きと除草がメイン。ジョレンと三角ホーを使っての除草ばかりで腰がかなり痛くなりました。両腕も筋肉痛です。





管理者 : Masa
このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年6月18日月曜日

ジャガイモの収穫

ジャガイモの収穫に至るまで

2018年3月末に植え付けたジャガイモの収穫となりました。
収穫したキタアカリ1株分
収穫したキタアカリ1株分

種イモは、ホームセンターで購入したダンシャク3kgとキタアカリ3kg、昨年収穫した初夏~夏ジャガイモと秋ジャガイモ約3kgを植え付けたもので、合計9kgです。
収穫したジャガイモを植え付けてみたのは、芽が出てきたものだけを選別しての実験的植え付けです。初夏~夏に収穫したジャガイモはずいぶんと休眠期間が長かったけど、ちゃんとイモが出来るのかと思いまして。
植え付けでは全て種イモ1個丸のまま使用し、切断しませんでした。

カマボコ型高畝への追肥は先月の土寄せ時に、ケイフンを株元にボテッと置いた一回だけ。
雑草の除草は土寄せ時にスギナが刈れるので、それをそのまま土で覆っただけ。
花摘みはほんの少しやっただけで、ほぼほったらかしです。

収穫日の前日、梅雨の期間中なので朝までは弱い雨が降っていて、それ以降は曇りで北東からの冷たい強めの風が吹いていた状態でした。
この冷たい風が農作業を楽にしてくれて、繁茂した雑草の除草がはかどりました。
土の中の状態を見てみると、ちょっと湿り気が強めと感じましたが、明日になればもう少し水分が無くなるだろうと、初夏ジャガイモの収穫を予定どおり行うことに決定です。






ジャガイモの収穫

お天気は雲が厚い曇り。雨が降ってきそうな空模様ですが、民間気象会社の天気予報を信じて、除草や耕うんをしてから、午後遅くに収穫を行いました。

キタアカリとダンシャクの茎葉。収穫前。
キタアカリとダンシャクの茎葉。収穫前。

地上部の茎葉は、黄色がだいぶ目立って枯れ始めの状態で収穫適期。自前の種イモのほうは地上部が枯れて、ほとんど存在が分からなくなっているものもあります。

まずはキタアカリから。
少し黄色がかった皮のイモがコロコロと出てきました。
皮はソウカ病に罹っていません!この場所は過去に苦土石灰を撒いていないから良かったのでしょう。ケイフンの石灰分は影響しなかったようです。
イモに付く土はサラサラとはいきませんが、まあまあの付き具合で、保存にも向く状態です。

収穫していくと、イモが大きくなり皮が白めになりました。ダンシャクのエリアに入ったのです。
ダンシャクも上出来ですが、ほんの少しだけ皮が褐色に変色して、がさついているものがありあました。
ここまでは購入した種イモのもの。
自前の種イモから出来たダンシャク。
三角ホーは収穫に使用しませんので。

さて、自前の種イモはというと、思っていた以上立派に出来ています。中には皮が褐色に変色しているのもありましたが。これは高温と乾燥障害でしょうか。
種イモが茎に付いて丸々残っています(右側)
種イモが茎に付いて丸々残っています(右側)

 種イモは丸々残っているものや、皮だけ残っているもの、存在が分からなくなっているものと、一様ではありませんでした。この差は単に個体差である感じがします。

だいたい1個の種イモから10個前後のイモが出来たので、種イモの数より約10倍の収穫量となりました。
昨年の秋ジャガイモは失敗でしたが、今回は成功です。
日差しがないので転がして乾燥中のキタアカリとダンシャク。
日差しがないので転がして乾燥中のキタアカリとダンシャク。

次は秋ジャガイモに向けて、8月の中旬から下旬に植え付け予定。小玉スイカの苗をたくさん植え付けたので、ジャガイモを植え付ける場所が無いかも。考えなくては。




管理者 : Masa
このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の投稿