梅雨時の週末ファーマーは、雨が上がってからの約6時間の農作業となりました。
コンニャク芋1年目(昨年)
昨年の4月に近所の畑の方からいただいたコンニャク芋の生子(キゴ。コンニャク芋の種芋)を10個ほど、GW期間中に植え付けています。
直接いただいたのではないので種類は分かりません。
植え付ける場所があまり空いていなかったので、畑のエリアの東端にちょこっと実験的に植え付けた感じとなりました。
その場所は谷津に近く、南側には桑の大木と種類不明の木々、西側にはウド(の大木)があるので、季節によって陽の当たる時間が他の場所に比べてだいぶ少なくなります。
土の水分はというと、地下水が通る場所なので乾燥はほとんどしません。
コンニャク栽培はデリケートなようで、水はけ良く、乾燥からも守るために敷きワラをするなどの養生が必要ですが、ここではその必要がないと判断したので何もしていません。
そして植え付けた全てのコンニャク芋が順調に育ち、冬には枯れて、地上部にはコンニャクが育っていた痕跡が無くなったのです。
本来なら、育ったコンニャク芋を掘り上げて保存し、来年の植え付けに保存するのですが、実験的にそのまま触らずに土の中に置いておくことにしました。
コンニャク芋2年目(今年)
春、コンニャクを植えた場所にコンニャクの気配が無く、雑草が生え始めました。
5月、雑草繁茂ですがコンニャクの気配がありません。
6月、ようやく1株から芽が出て伸びて、葉が開きました。しかし、これ1株だけです。
芽が出てくるのが遅いのか、と思ったのでそのまま様子を見ることに。
次週、発芽が続いていません。これを見て、発芽にばらつきがあるのではなく、コンニャク芋が駄目になったのだと思いました。
次週、スクスクと育っている隣で発芽していました。発芽にだいぶばらつきがあったのです。それにしても遅い時期に発芽するんですねー。
それ以外の発芽があるか雑草がある中で探しましたが見当たりません。
では、まだ芽が地上に出ていないならと思い、三角ホーで畝の上までも草刈りを実施。
すると、何やらある程度の太さがあるものを切断した、草刈りであまり感じたことが無い感触が手に伝わりました。
すぐに思いました。「しまった!」と。
そう、2cmほど地上部に出ていたコンニャクの芽を、スパッと切断してしまったのです。
あの独特な褐色系の迷彩模様を見逃していたのです。
それから他を見ると、小さく芽が出てきているのが確認出来たので、畝の上は手で雑草を抜くことに。
発芽した場所は、昨年育っていた位置よりも全部西側です。これは生子から育った種芋は、生子の位置より横に出来たためだと思いました。
切断したコンニャクの芽のその後
今回見てみると、なんと切断された芽がそのままスクッと伸びて、葉が見え始めています。
コンニャクの株はデリケートだと聞いていたので、先端を切断されても成長を続けているのには驚きました。腐ってしまっているだろうと思っていたからです。
しかし、昨年の様子と比べてみると、畝の北側での発芽が少し足りないので、これは生育場所の条件が悪かったために育たなかったのかもしれません。
もう少し様子見です。
今日の農作業は、西側エリアで繁茂してしまったチガヤ刈り、背が高くなったペパーミントとワラビ刈り、スイカ栽培場の雑草抜き、イチゴの畝間のランナー・雑草抜きと除草がメイン。ジョレンと三角ホーを使っての除草ばかりで腰がかなり痛くなりました。両腕も筋肉痛です。
管理者 : Masa