2019年9月14日土曜日

畑のハクビシン対策

今年は初めてキュウリとピーマンにまで手を出したハクビシン。キュウリは皮を残して綺麗に喰う器用さ。キュウリは背が届く範囲しか喰わないし沢山なるからまぁいいとして、ピーマンは困りますが対策出来ずで。

ハクビシンに喰われたキュウリ
ハクビシンに喰われたキュウリ

トウモロコシは最終的にこのように( Youtube 動画へ )、防獣・防鳥ネットで防御しました。
セレベス(里芋)の若い茎も喰いますが、これは試しにかじって喰うだけなので被害が少ないので無対策です。

ハクビシンに喰われたセレベスの若い茎
ハクビシンに喰われたセレベスの若い茎

そして、何よりも困っていたのがスイカ。昨年のスイカは半数以上かもっと喰われてしまったので、今年は新たな対策をすることにしました。





スイカ畑のハクビシン対策(昨年まで)

昨年までは、園芸支柱と防獣ネットでスイカ畑を囲み、上部はカラス除けに水糸やラメ入り糸を四方八方に張っていました。
しかし、ハクビシンは防獣ネットを登り、スイカ畑に侵入して収穫間近の丁度よいスイカを喰ってしまうのです。しかもスイカを割って、綺麗に中身だけを。
頭が良いのか何なのか、スイカの表面に尖った爪を刺したり引っかいたりして、スイカが熟しているかどうか判断しているようです。そんな爪痕が沢山ありました。

特に谷津(谷戸)側のスイカ畑は収穫することなく、全部ハクビシンに喰われる始末で。


スイカ畑の新たなハクビシン対策はカゴで覆う!

スイカ畑では、大きくなり始めたスイカにハクビシンの爪痕が付いていて、これはまずいと対策を考えてみました。
ハクビシンの爪痕が付いた大玉スイカ
ハクビシンの爪痕が付いた大玉スイカ
防獣ネットでは防げないし、忌避薬はどうなのかと思い、考え付いたのがスイカの玉だけを守るということ。
まずは、ホームセンターで売っている金網を使ってのカゴ作り。
金網をスイカを覆える大きさにカットして組み立てて、土に突き刺すためのビニール被膜付針金(太目)を組み込んで完成。製作するのに手間が掛かるのが難点ですが。
ハクビシン対策の金網カゴ。天地逆の状態。
ハクビシン対策の金網カゴ。天地逆の状態。


まずはこれをスイカ畑に数個導入。
金網カゴで覆った大玉スイカ
金網カゴで覆った大玉スイカ

数日後、この金網カゴが少し変形しているので見てみると、どうやらハクビシンがスイカを喰おうとした跡でしたが、スイカはカゴで守られていました。

ここまでは良かったのですが、どんどんスイカの玉が増えていくので、金網カゴの製作が間に合わなくなってしまったのです。






そこで考えたのが、いわゆる100円均一ショップに売っているプラスチックカゴの類を利用すること。
大玉・中玉・小玉スイカの成長する大きさに合わせてカゴを選んで購入してみました。

そしてスイカ畑でスイカ玉にプラスチックカゴを被せて、ビニール被膜付き針金(太目)で土にしっかりと固定。
ハクビシン対策のプラスチックカゴでスイカを覆う
ハクビシン対策のプラスチックカゴでスイカを覆う

このプラスチックカゴを導入してから、覆われたスイカは全くハクビシンの被害を受けなくなりました。
ただし、スイカが日光にまんべんなく当たるようにするのには、カゴを外さないとならないのですが、これをほぼ怠ってしまいました。
これは黄色小玉スイカなので、小さめのプラスチックカゴで覆う。
これは黄色小玉スイカなので、
小さめのプラスチックカゴで覆う。

スイカがある場所が分かりやすいが、 ハクビシンは手出しできず。
スイカがある場所が分かりやすいが、
ハクビシンは手出しできず。

スイカはつると葉と雑草に覆われてしまい、スイカがなっているのを発見しにくく、なんと大玉スイカ1個がカゴに守られることなく、パックリ割られて中身を喰われました。これはこちらの注意不足ということで。
ハクビシン対策のプラスチックカゴが密集=スイカ密集
ハクビシン対策のプラスチックカゴが密集=スイカ密集


他にも黄色小玉スイカ・ラグビー型小玉スイカでいくつか見逃しがあったのは、来年の課題として。







今年はスイカの豊作と収穫成功でした。
来年はもっと栽培しようと思っています。


管理者 : Masa
このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の投稿