2017年10月1日日曜日

ニンニクの植え付けと柿の収穫

ニンニク

引き続きニンニクの植え付け

今回の週末ファーマーの農作業で植え付けを終わらせるため、最優先作業として2日間掛けて行いました。
種ニンニクを1片ずつに
種ニンニクを1片ずつに

前回の週末ファーマーでは畑の東エリアに植え付けましたが、今回は西のエリアに植え付けです。この西のエリアは、西側にある雑木林の高木のせいで夏以外は日没が早くなり、特に冬場は15時を過ぎると寒々しくなるエリアとなります。厳冬期は作業中に降霜したりします。
畑を借りた次の年に、初めてのニンニク栽培で「青森ホワイト6片」を植え付けて成功した所です。この時は「青森ホワイト6片」に栽培気候などが合致したのでしょう。その後はサビ病が出ることが多く、成功と言えるような結果は出ていませんでした。

西のエリアのニンニク植え付けのための土作り

昨秋から初夏にかけて、このエリアでニンニク栽培を1畝だけ行いました。ニンニクは連作に強いので、これくらいの栽培歴なら問題無いでしょう。ということで、土作りは土壌にあらかじめケイフンを撒くことはしないで、規定量より少量の苦土石灰とごく少量の米ヌカを撒いています。ケイフンは畝下の元肥だけにしました。

ニンニクの植え付け終了

種ニンニクがだいぶ余りそうなので、小粒のものはあらかじめ除外して植え付ける数を把握しておきました。
その数436片です。
作ることが出来る畝の数に対して種ニンニクが多いので、畝間がかなり狭くなった所もあります。
植え付けは、出来る株の大きさがばらつくようにと、種ニンニクの大きさによって、大きめのを植えたら次は小さめの、次は大きめのというようにしました。
夕方には植え付けが終わり、今期の植え付け総数は890片ほどで、9か月後の収穫が楽しみとなりました。
ニンニク植え付け後の畝
ニンニク植え付け後の畝

ニンニクの芽が出てた日曜日

前回の週末ファーマーで植え付けたニンニクの一部が発芽していました。前日には発芽していなかったので驚きです。早いですね~。
冬を迎える前に株が大きく育つと冬越しに有利ですので、このまま成長して欲しいですね。
1週間で芽が出たニンニク
1週間で芽が出たニンニク

次回からは、イチゴの株の植え替え整理です。




柿の収穫(柿狩り)

「梨狩り」とはよく言いますが、「柿狩り」と言うのでしょうか?
「柿もぎ」「柿採り」ではおかしいですし。
自然栽培の柿の木
自然栽培の柿の木

畑の地主さんに地代を支払いに行ったら、「柿を収穫して良いですよ」と嬉しいお言葉がありました。それを期待していたのです。
昨年はほとんど実らなかった谷津にある大きい柿の木に、今年はたくさん実っていまして、橙色や黄色に色付いています。
さて、収穫カゴと伸縮式引っ掛け棒を持参で柿狩りに向かいました。
柿の木に近付いてみると、ちょっと違和感があります。橙色のものは、ぶよぶよに熟しきっていて、収穫するに値しません。
収穫するのに丁度良い橙色で固さがあるものがほとんど見当たらないのです。まだ未熟な黄色いものばかりです。
この丁度良いものは、おそらく地主さんが先に収穫したから無くなっているのでしょう。
しかし、ぶよぶよなものが多過ぎです。

カキノヘタムシガ(ヘタムシ)

漢字と平仮名で書くと「柿の蔕虫蛾」でしょうか。ぶよぶよ柿の一因です。
伸縮式引っ掛け棒で柿狩り。次回は網を持参しましょう。
伸縮式引っ掛け棒で柿狩り。
次回は網を持参しましょう。

自宅でもありましたが、柿の実が2、3cmの時にヘタを残して落果してしまう原因はこのヘタムシ(幼虫)のせいです。
柿が大きく育った頃、一気にぶよぶよに熟して落果してしまうのも、このヘタムシのせいです。柿のヘタに刺激が加わると変化(熟成)が起こるのです。
ちなみに、渋柿のヘタに焼酎をつけて渋抜きをして甘柿にする方法も、このヘタへの刺激(化学変化)からきています。
柿のヘタの部分にヘタムシはいます。今回もヘタをめくると食害されて中途半端に穴が開いていたり、黒く変色してしました。
自然栽培の柿では、見た目が綺麗な柿を得るのはかなり難しいです。ほとんど何かしらの形でヘタムシにやられています。
収穫出来た柿は少量。 次回が盛期かな。
収穫出来た柿は少量。
次回が盛期かな。

今回収穫した柿は初物ですので、見た目と熟柿具合の丁度良いものから、近隣へお裾分けしました。
さあ、次回からは短期間ですが「柿狩り」が作業に加わりました。





管理者 : Masa
このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の投稿