先週は遠出する用事があったので、約二週間ぶりの週末ファーマーとなりました。
その遠出は夜遅くとなり、目的地に着く前に急な降雪がありうっすらと積雪しましたが、車のタイヤはスタッドレスタイヤに履き替えていたので、スリップすることなく安全に走行出来ました。
週末ファーマーの畑も暖冬傾向の影響が
ニシユタカが大きく育ちました |
8月の終わりに種イモを植え付けてから約三か月ちょっと、葉が枯れている割合が高くなっていたのでニシユタカの収穫をすることにしました。
葉が枯れたニシユタカ |
12月になっても暖かい日が続いていたので、収穫の時にはまだ本格的な降霜に至ってなく、茎は生きている状態で青々としている葉もありました。これは今までに無かったことで、暖冬傾向を裏付けているようです。
12月の2週目なのに、まだ緑の葉が残っています。 |
ニシユタカの収穫を失敗しないように
さて、毎回ちょっと失敗するジャガイモの収穫作業。どんな失敗かというと、エンピ(剣先スコップ)で掘り上げる際に刃先がジャガイモにあたり、切断したり傷付けたりしてしまうことが多かったのでした。
これは、ジャガイモの株元からのイモの広がりを予測出来ていないからです。株元近くからエンピを差し入れてしまうのは、早く収穫しようとする焦りもあります。
この失敗をしないように、今回は株元から約70cm離れた位置にエンピ入れをしました。ちなみに、ジャガイモの収穫作業では、深めに掘るついでに雑草のスギナとハマスゲの除去も行います。今回はこれをいつもよりしっかりやっているので、一日だけの作業で収穫を終わらせるのは目標としませんでした。
ニシユタカの収穫
まずはニシユタカの株元から離れたところに穴を掘ります。幅は畝を挟んだ両通路まで広く取り、深さは約50cmで。
まだジャガイモは出ませんが、スギナとハマスゲがあるのでこれを取り除いていきます。
次に、この穴からニシユタカの株元を目指して、下の方からエンピを差し入れて上の土を崩します。ここでイモがポロっと出てくれば無傷で即収穫となります。出なければ横から手探りでイモのありかを見つけ出してみます。
イモが出てきました |
こうして時間は掛かりますが、確実に無傷のイモを収穫していきました。
ニシユタカ3株分の収穫量 |
イモの出来具合は思っていたよりもかなり上々です。1株からは5個前後の収穫となり、しかも大きいものが多いという結果に。8月末からも暑い日・暖かい日が続いたのが良かったのかもしれません。
追肥はケイフン少々を1回、その時に多めの土寄せを1回きりで、雑草抜きはしていません。
それでもイモは上出来。気候、土がニシユタカに合ったようです。
帰宅後、茹でたニシユタカをバターで食べたところ、ホクホクとネットリの中間のような食感でとても美味しくいただきました。
次も収穫作業は続きます。
管理者 : Masa