F210耕うん機(小型管理機)のオイル交換
農繁期突入ですが、耕うん機のエンジンオイルと変速機(トランスミッション・ギア・ギヤ)オイルの交換をまだやっていませんでした。
なんと前回の交換は約1年前!
農閑期の厳冬期に交換作業を済ませておくつもりだったのですが、週末ファーマーの農作業の時間配分がうまくいかなくて延び延びに。
今日は早めに農作業を開始出来たので、やっとオイル交換となりました。
風が弱いので、乾燥した土がオイル交換時に飛んで来ないので交換日和です。
オイル交換には白いカバーが邪魔になるので、鉄製のフロントガードごと(+)アプセットボルト4本を抜いて取り外さなければならないのです。しかし、久しぶりの作業で忘れていて白いカバーだけ先に外してしまい、またそれを付け直すという手間が発生。
さて、オイル交換。
エンジンオイルの排油ボルトと給油キャップを外して、ついでに変速機オイルの給油キャップも外しておきます。
使用する工具はラチェット式のプラグレンチがお勧めです。エンジンオイルの排油ボルト外しには19mmを使用しました。
廃油ボックスにプラスチック製チリトリ経由で流して排油。エンジンオイルはだいぶ汚れていて黒色に近い!
次に変速機オイル。変速機オイルの検油ボルト外しには「3M-10」を使用しました。
なお、ミッションオイルを完全に交換するのであれば、オイルパンを外して作業を行います。
排油が終わったら、新しいオイルを注入していきます。
エンジンオイルは10W-30のエンジンオイルを使用。ホンダ製の4サイクルエンジンオイルがあるのでそれをいつも使用しています。
SJグレードの汎用機用の「U 汎用 ULTRA」か、SLグレードの「ULTRA G1」です。
今回は「ULTRA G1」。
グレードはG1のほうが良いのですが、価格はG1のほうが約半額です。GIはホームセンターなどで在庫があるので手軽に購入出来ますが、汎用機用のほうは見つかりませんので、インターネット通販で購入しました。汎用機用のほうは現行?の「こまめ」の取扱説明書に推奨オイルとして掲載されていたので購入したのですが、「API分類SE級以上のSAE10W-30オイルをご利用ください」ともありますので、G1でも良いと思ってこれも使っています。
オイルが抜けたら排油ボルトを締めつけますが、シーリングワッシャーは交換しないで古いまま。新しい物を用意出来ませんでした。
新しいオイルはオイルジョッキに入れて注入。レベルゲージで量を確認しながら、約0.30リットル(規定の量)入りました。
次は変速機オイル。
オイルは4サイクルエンジンオイル「ULTRA 汎用 寒冷地オイルSE 5W-30またはAPI分類SE級相当のSAE 5W-30」ですので、前者を使用。こちらもホームセンターで見かけないので、インターネット通販で購入しています。寒冷地オイルなので、使用温度が低めに設定されているのですが、取扱説明書にあるのでそうしています。
これを注入する量は、検油ボルトを外した排出穴からオイルがにじみ出るまでなので、にじみ出たら検油ボルトを締めます。0.90リットル(規定の量)入りますので、オイル缶1本分近く入ります。こちらもシーリングワッシャーの交換は出来ず。
これでオイル交換は完了!
その様子はYouTubeで公開しています。
リフレッシュした耕うん機で、春の植え付け前の土作り。
冬野菜の片付けをして、苦土石灰・米ヌカ、場所によっては消石灰・腐葉土を撒いてから耕うんしました。
耕うん機は、はっきり分かるほど排気臭が軽減していました。
管理者 : Masa