2019年10月12日土曜日

令和元年(2019)ニンニクの植え付け

10月上旬土日の週末ファーマーのメイン農作業は、「無農薬無化学肥料栽培の種ニンニク」の植え付け作業です。
土曜日は最高気温が32度と、とても暑くて熱中症気味に。2日目は午前中が雨模様で北東風が強めの涼しい曇り空から晴れの空。前日比-8度ほどの最高気温で涼しい中での農作業でしたが、時間に追われた作業で汗だくに。

植え付け場所は連作障害を避けるために、なるべく前回ニンニク栽培していない場所を選びましたが、現在植わっている作物との兼ね合いから、4畝は仕方なく前回栽培した場所で作ることになりました。





簡単に土作り
植え付け前の土作りは、ニンニクを植え付ける2、3週間前に、土壌改良的に苦土石灰を推奨量よりも1/5ほどの量と米ヌカもほんの少量撒いて、耕うん機で撹拌しています。
米ヌカは在庫が無くなってしまうことになったので、部分的にさらっと撒いただけの量です。
苦土石灰を撒いたのは、有効成分である苦土(マグネシウム)分を補うためです。いつも元肥にケイフンを入れているので、その石灰分で酸性土壌が少しは中和されていると思うのですが、苦土石灰は石灰(カルシウム)もセットですので、更に土壌中和となることでしょう。

無農薬・無化学肥料栽培の種ニンニク
無農薬・無化学肥料栽培の種ニンニク

種ニンニクの植え付け
種ニンニクはいつもの、熊本県阿蘇郡産の無農薬・無化学肥料栽培のもの5kgです。
このニンニクが育つ阿蘇の気候と当地の気候が合ったようで、収穫期前の気温が高い期間を乗り越えてくれています。
前回は6kgを植え付けましたが、今回は植え付け場所があまり確保出来なかったので、前回より1kg少なくしました。1kgだと約170片。






1畝は約8~9m。畝幅は約25cm、畝間は約30~40cm。
畝間をもっと幅広くしたかったのですが、そうすると畝を作れる数が減るのでやめました。なぜ畝間を幅広くしたいかというと、耕耘機(管理機)の刃をスパイラルローターに取り換えて、耕耘機のパワーをもって除草をしてみたらどうかと考えたからです。
回転するスパイラルローターを使うとすると、畝間を約70cmはとらないと畝を削ってしまいます。
体力作りを兼ねて、除草は三角ホーで地道にやることにしましょう。
溝を掘って粉状ケイフンを溝内に撒きました
溝を掘って粉状ケイフンを溝内に撒きました

畝作りは、鍬でなくジョレンで簡単に深さ約15cmの溝を掘って、溝に粉状ケイフンをまんべんなく薄っすら撒いて、周囲の土を被せてこんもり堤状にして簡単に出来上がり。
簡単なのですが、暑さがきつい場合は体に堪えます。
畝を作った状態(細かい雑草が土に混入しています)
畝を作った状態(細かい雑草が土に混入しています)

今回の植え付けは、種ニンニク1片と種ニンニク1片の間をほぼ15cm空けました。
土が柔らかいので種ニンニクを土に押し付けて、種ニンニクの先端が約5cmの深さになるように植え付け。
種ニンニクの植え付け間隔
種ニンニクの植え付け間隔

その結果、1畝で50~55片の種ニンニクが植え付けられて、16畝で約830片。
植え付け前はざっくりと前回の実績、1畝20cm間隔で40片計算をしていたので20畝必要と考えていたのですが、15cm間隔ならなんとか大サイズに育った場合のニンニク球と球が重ならないはずなので今回は間隔を狭くしたのです。4畝も少なくなって助かりました。





発芽は2週間前後ですかね。今後は冬から春にかけて繁茂する雑草抜きをきちんとやらなければ。



管理者 : Masa
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