2018年3月5日月曜日

2018年早春直前のコゴミの状況を確認してきました

まずは春の植え付けに向けて畑の整備

陽気が上向いてきましたので、農閑期は今日でお仕舞です。
冬野菜の白菜は、気温が上がって凍みたところから立ち腐れしてしまいました。なんともったいない。旬のうちに収穫しなくてはなりませんね。
ですので、白菜の畝の跡地に耕うん機を入れて耕しておきました。次の植え付け準備です。
週末ファーマーの農作業は後日やればいいや、ではなく、無理をしない程度にやれることは早めにやっておかないと、天候や用事によって種蒔き・植え付けのタイミングを逃してしまいます。
雑草抜きもそうです。これからの季節は一週間でぐんぐんと雑草が成長していきますので、指で摘まむのが難しいしいような小さな雑草も抜いていきました。
それで気が付いたのは、黒アリがわさわさとアリの巣穴から出てきていたことです。地温が上がったので出てきたのでしょう。



とても気になるニンニクの様子

ニンニクは出来が良かった昨年に比べて、さらに良い感じです。新しい葉が次々と出てきています。昨年からは熊本産の無農薬・無化学肥料栽培の種ニンニクを使っているので、それが当地の気候と土壌に合っているようです。
しかし油断は出来ません。青森産をメインに熊本産(今回のとは違う産地のもの)をサブにしていた過去のニンニク栽培では、気温が上がってくる3月以降に葉が薄い緑色から黄色っぽく変わってしまい、それがサビ病になったことがあるので、こらから注意深く見ていかなくてはなりません。
2018年3月のニンニクの様子
2018年3月のニンニクの様子


 コゴミ(山菜)の様子
コゴミは毎年ほぼ収穫時期を逃してしまい、気が付いた時にはコゴミの状態では無く、葉が育って「ソテツ」状になってしまっています。
今年はそのことを思い出したので、谷津に様子を見に行ってみました。
冬枯れのままのクサソテツ
冬枯れのままのクサソテツ

山菜のコゴミは、クサソテツ(草蘇鉄)から春に出てくる新芽の呼び名です。
ソテツに姿が似ていますけど、クサソテツは「草」の名が付いているように、シダ(羊歯)の一種で多年草です。
英語では「Ostrich fern」、オーストリッチ(ダチョウ)ファーン(シダ)です。ダチョウの首と毛に似ているからでしょうか?
ちなみに、私はソテツが好きでして、引っ越してきて真っ先に買った植物はソテツ2株です。
大きくなり過ぎてしまうと困るので、株に対して小さめの鉢植えのままにしています。しかし、だいぶ窮屈になってきているので、今年は鉢のサイズアップをしようと考えています。
ソテツは夏の暑さにもちろん負けませんが、当地の冬の寒さには少し負けてしまい、毎年葉が黄変してしまいます。
葉を切り取ってそのままにしていると、5月頃に新芽が出てきます。その新芽はコゴミに似ていますので、進化の過程でクサソテツがソテツに別れたのかなぁと勝手に考えていますが、どうなのでしょう?
クサソテツの倒れた枯れ葉
クサソテツの倒れた枯れ葉

さて、クサソテツの話に戻ります。
クサソテツは水はけの良い湿地を好むので、当地でも谷津の水辺に近からず遠からずの湿った場所に生えています。
クサソテツ=コゴミを探すには、冬に葉が枯れて茶色のまま土に帰らずに存在している枯葉を探すと、意外に簡単に見付けられます。
さて結果はというと、コゴミがまだ出ていませんでした。冬のままです。
週末だけの農作業なので、それと合うようにコゴミが都合良く出てくれていればありがたいのですが。

追記:2019.3.24
コゴミを収穫してきました。
今年はまめにコゴミの様子を見に行っています。
その様子はYouTubeで公開してあります。


次の日曜日もコゴミが採れそうです。



管理者 : Masa
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