久しぶりの週末ファーマーの農作業
先週の土日はぎっくり腰で寝て過ごしたので、貴重な春の週末ファーマーの農作業が全く出来ず、困ったなぁと過ごしました。そして、この土曜日は仕事で出来ずで、ようやく日曜日に農作業が出来ました。ぎっくり腰の前の週も用事で作業が出来なかったので、なんと約3週間ぶりの週末ファーマーの農作業です。こんなに期間を空けたことは今まで無かったことでしょう。
さて、ごく弱い小雨の中、畑に着いてみるとあまりの荒れっぷりに言葉を失ってしまい、これは今日一日で畑を回復させることは無理だなと諦めました。
普段なら雑草を刈ったり抜いたり、南の谷津から風で飛んできた枯れ茎を片付けて畑を回復させられる自信はあるのですが、今日は無理なのです。
なぜなら、待ちに待った2018年タケノコ狩り(モウソウチク)の初日だからなのです。昨夜、地主(畑)さんにはタケノコ狩りの了承を得ています。
タケノコ狩りが今日のメイン作業なので、他にやる作業には優先順位を付けました。
タケノコ狩りの次は、花がどんどん咲いてきている茎立菜の収穫、次はイチゴのエリアの畝間のスギナメインの雑草刈りと決めました。
あとは次回の日曜日に。土曜日はどうしても休めない仕事があるので、日曜日にやるしかありませんが、その時もタケノコ狩りがメインになるでしょう。
いざタケノコ狩りへ
鍬(クワ)、エンピ(先丸スコップ)、草刈り窓ホー、手み、プラスチック丸カゴを一輪車に載せて、さあ、タケノコ狩りに出発です。距離約150m、セリ・スギナをメインとする雑草を車輪で倒しながら、湿ったところを進んで行きます。
今年はまだ地主さんの下草刈りが出来ていないので、タケノコ狩り場の手前から笹などで進みにくくなってしまいました。
写真のように熱帯雨林のシダみたいにコゴミも勢い良く育っています。前回の記事からはコゴミの収穫が出来なかったのでこんな状態に。
タケノコ狩り場に到着すると雨が本降りになってきました。けど、大丈夫。杉などの雑木と竹林なので直接雨があたらないので支障無しです。
2018年4月タケノコの生育状況
さあ、今シーズン初めてのタケノコです。どんな状況か見てみます。
あれ?育ちすぎてニョッキっと目立っているかと思ったら、ぱっと見、いつもの場所でタケノコの存在が分かりません。
聞くところによると、先週末に隣の畑の奥さん曰く、「ほんの少ししかタケノコは出ていないので2本しか採れなかった。」とのことでしたが、それを裏付けるような状況です。
最近は特に暖かかったので、もうだいぶ出てしまっていると思ってタケノコ狩りに臨んだのに拍子抜けです。
でも、地上高く出てしまっているものは育ち過ぎなので、地面を良く見てみます。
あります、あります。大きく育っていないタケノコが散在しています。一安心しました。
後に、このタケノコ狩り場の隣家の方が雨が上がったからと、タケノコを採りに出てきました。初めてお話し出来たのですが、このタケノコは晩生(おくて)で旨いんだとのことでした。自分の敷地のタケノコをエンピで軽く次々に掘っていって、雪そりに紐を付けたのを引っ張りながら、それに次々に載っけていました。
タケノコ狩り(掘り)の道具
昨年まではエンピ(先丸スコップ)で採っていましたが、今回からは鍬(畝作り用)を使うようにしました。鍬は一番初めにタケノコ狩りをした時に使用したのですが、使い勝手が悪い気がしてそれ以来は使っていませんでした。
使い勝手が悪いというのは、竹やぶと雑木で鍬を振るう空間が少なくてやりにくいのです。
エンピだと先端が尖っているので、地下茎とタケノコの接合部に上手く当たれば綺麗に分離出来るのですが、たいていは地下茎に当たると滑ってしまって上手くいかないので、今回から使うのをやめました。
そして、鍬(畝作り用)が復活。しかし、これでは駄目なことが後で分かりました。
タケノコの採り方(掘り方)
タケノコを見つけたら、先端を挟んで生えている両側の小さな葉の向きとタケノコ本体の曲がり具合を見ます。
当地では腰が曲がったようなタケノコがかなり少ないので、良く観察して先端がどちらかに向いている(曲がっている)のかを確認します。
先端を挟んで生えている両側の小さな葉が対している方に地下茎が伸びています。
タケノコが曲がって先が向いているほうに地下茎との接合部があります。
ということで、鍬を入れるのは先端が向いている方で、おのずと葉がある側になります。
窓ホーでタケノコの周りの枯れ草と土を取り除きまして、鍬入れの準備完了。
画像右側上から左側中心に向かって地下茎が伸びています。 右側の大きいタケノコ、中くらいのタケノコ、左側の小さな小さなタケノコ。 真ん中のタケノコの葉が左右に生えています。 この向きと地下茎の伸びる方向が一致しました。 |
で、鍬入れ。
そして、分かってはいたのですが、畑の畝作り用の鍬では上手く掘り上げられません。なんとかなるかなぁと思ったのですが、甘かったです。
まず、鍬の刃の長さが足りません。最低でも30cmは必要だと思いました。
次に刃の重さが足りません。畝作り用の鍬だと刃が軽くて鉄が柔らかいので、今回の作業量だけで刃が曲がって刃先は丸まってしまいました。もっとも、1,280円くらいで買った外国産のものなので仕方ありませんが。
ですので、来期は国産の細身のタケノコ専用鍬を導入しようと思っています。
1回目のタケノコを運んだ後に、2回目からは相方が参加です。約3時間の成果として、タケノコは大~小、約60本採れました。
親類にも形の良いものを選んでお裾分けで送りました。
しかし、家人によると、形が良いものでも中身がスカスカのものがあったとのことで、送ったものがそうでなければ良いですが。昨年まではそんなことは無かったので、全く気にしていませんでした。重さも特に気にしませんでした。
これは、今年に限ったことではないかと思われます。雨不足のせいかもしれません。次回は注意してみましょう。
次回の週末ファーマーの農作業は?
タケノコが育ってしまうと蹴倒されてしまうので、タケノコ狩りメインで頑張ります。
管理者 : Masa