2018年4月23日月曜日

三角ホーの失敗しない選び方

草刈り用三角ホーを新しくしましたがなんと失敗!

土日の二日間フルに週末ファーマーの農作業が出来なくなったので、少しでも作業効率を良くするため、草刈り用三角ホーを新しくしました。立ったまま作業ができる長さの三角ホーです。
別名キツネ。刃の形状がキツネの顔に似ているから。
どちらが良い三角ホーでしょうか?
どちらが良い三角ホーでしょうか?

購入したのは木製の柄で、刃がアルミ製のものです(上の画像右側)。本当は、全てアルミ製のものが欲しかったのですが、購入しに行ったホームセンターでは、全てアルミ製のものは刃が1.5倍くらいある大きいものしかなかったのです。今回は次の農作業に間に合わせるべく、木製の柄のものにしてしまいました。価格は約千円。倍くらいの値段で良いものをと思っていたのですが無かったので、仕方ありませんでした。
畑で使用している三角ホーは、刃と柄がアルミ製で、柄が空洞になっていて軽く、刃が錆びにくいものが1本。
もう1本、刃がアルミ製で柄が木製のもの、これはもちろんアルミ製のものよりも重いのですが、使用するのには重さをそんなに感じない(個人の感想)ものです。この三角ホーは数年使用していますが、刃を一度ほんの軽く研いだだけで、切れ味の劣化がほぼありません。使用頻度が少ないせいもあるのでしょうが。
さて、午前中から厳しい日差しで暑い中、スギナメインの草刈りをしていきます。他の雑草はタンポポ以外まだ目立ちません。
新しく買った三角ホーで初の草刈り。の前に、シルバー人材センターの方々が刈ってくれていた通路のスギナの枯草の残りを回収すべく、三角ホーで集めてみます。
あれ?枯草の上を滑る?回収しにくい。なんで?
気のせいかと、そちらはざっとやって終わりにして、草刈りに入ります。
新しい三角ホーに期待して一発目の草刈り、あれ?刈りにくいよ。なんで?
そんなはずは無い。もう一度やってみますが、ほとんど刈れません。草の表面を滑っていく感じです。
これは変だと思い、今まで使用していた木製の柄の三角ホーを取りに行って、同じ所で刈ってみます。
すると、何の問題も無くスッと刈れます。
これは新しい三角ホーに対して、私の使い方が悪いのか?と思い、角度を変えてみたり、刈りやすそうな草で試しましたが、やはり刈りにくいのです。

それで、その2本を比較してみました。

まず、駄目なほう(新しいほう)は、柄に対して刃が左右均等に溶接出来ていません
左右で刃の角度にずれが生じています。これはわざと角度を違えたのではないと思われます。溶接ミスでしょう。購入する時にこれは全く気が付きませんでした。製品に対して信用しきっていました。
しかし、これは刈りにくい要因の主では無い気がします。

次、決定的に違うのが刃の開き角度です。
駄目なほうは、良いほうに比べて刃の開き角度が狭くなっています。駄目なほうの開き角度は約120度。良いほうは約150度。その差約30度でした。
左側が駄目な三角ホー(新しいほう) 右側が良い三角ホー(古いほう)
左側が駄目な三角ホー(新しいほう)
右側が良い三角ホー(古いほう)


アルミ製の三角ホーとも比較してみました。やはり、良いほうと開き角度が同じくらいで広いです。

刃先は触った感じ、新しい駄目なほうと古い良いほうとの差はほとんど感じませんでした。これはこれで問題があるような。新しいのに刃先にシャープさが感じられないとは。危なくないように刃先をシャープにしていないのですかね。

初めから新しいほうの三角ホーを使っていたら、こんなもんかと思っていたでしょうが、良いほうのものを知ってしまっているので使えません。
ということで、わずか数分の使用で、新しく買った三角ホーは道具倉庫行きとなりました。草刈りの人数が増えた時に仕方なく使うことにしましょう。

三角ホーの失敗しない選び方が確認できました
開き角度約150度。これを目安にすることにしました。
新しく三角ホーを買うのは、今使っているものが駄目になった時、もしくはこれぞという三角ホーに出会った時にします。


大きいサイズの三角ホーの使用開始
作業効率(刈る範囲)を上げるため、大きい三角ホーにしました。柄がステンレスです。上記お気に入りの三角ホーに比べて、ニトリルの作業手袋で握るとやはり手が滑りやすいですね。
しかし、刈る面積がおよそ1.5倍になったのでガンガン草刈りが出来るようになりました。
刈り具合は、お気に入りの三角ホーの次ですが合格です。

右側が新しく加わった大きい三角ホー
右側が新しく加わった大きい三角ホー
右側のがお気に入りの三角ホー。 左側のような形状のものもあります。
右側のがお気に入りの三角ホー。
左側のような形状のものもあります。
右側のがお気に入りの三角ホー。 左側のステンレス製のものも良く刈れます。
右側のがお気に入りの三角ホー。
左側のステンレス製のものも良く刈れます。
画像下のがお気に入りの三角ホー。 画像上の三角ホーの形状との違い。
画像下のがお気に入りの三角ホー。
画像上の三角ホーの形状との違い。
グラインダーで軽く刃を研いだ三角ホー達
グラインダーで軽く刃を研いだ三角ホー達






何も植えていない所はジョレンで除草

ジョレンで除草
ジョレンで除草

三角ホーのほかに、草刈りで使う道具がいくつかありますが、その中でジョレンの使い方を。
耕うん機で耕してから2か月ほどそのままにしておいたので、もう一度耕す前に伸び切ったスギナをジョレンでぶった切っていきます。※ジョレンは下手すると空振りして、自分の足を切ってしまう恐れがあるので要注意。

ジョレンは刃が鉄製で重さがあり、その力で三角ホーより力強く幅広く刈れるので、このような場所では作業効率アップのため、ジョレンを使用します。
ただし、土が柔らかいと数センチの深さで土も削れてしまうので、草刈り後の草集めで土と分離するのが少し面倒になります。


アルミ製の伸縮式熊手(レーキ)
アルミ製の伸縮式熊手(レーキ)

その場合は、アメリカンレーキで草と土を分離してから、この写真のようなアルミ製熊手で細かい草まで取り除くと便利です。このアルミ製熊手は先述の三角ホーと一緒に購入(約千円)したのですが、柄に付いているレバーで熊手の幅を狭くしたり広くしたり出来る優れものです。






シーズンそろそろ終わりのタケノコ掘り

タケノコ狩り1時間の成果。このほか数本あり。
タケノコ狩り1時間の成果。このほか数本あり。


気温28度超えの季節外れの暑さの中、頭がガンガンしっぱなし。熱中症が続いていますね。小まめに小休憩と水分補給で草刈りを続けていましたが、この時期はタケノコを掘らなくてはなりませんので、機会をみて草刈りを中断することにしていました。
暗くなってからではタケノコが掘れないので、太陽が林に隠れる前に竹林に行くことに。今回は相方がぎっくり腰で来られないので、独りタケノコ掘りです。
竹林に着くと2、3本掘った痕跡がありましたが、これはお隣の畑の方でしょう。
四日前には本降りの雨が午前中いっぱい続いたのですが、あまりタケノコが出てきていません。雨後のタケノコが当てはまっていません。
昨年は九州で不作でした。今年は不作でも豊作でもないのか、話題になっていないようですが。当地でみると不作気味でしょう。晩生のタケノコ(モウソウチク)といっても、これからが盛期になるとは思えませんし。例年なら大きく育ち過ぎて目立つタケノコも、ほとんど見られません。
ですので、目を凝らして、さっさと見付けては気合で掘っていきます。大きめのタケノコは地上部だけを鍬で切断していきました。
草刈りの残りがあるので、1時間掘ってタケノコ狩りは終了。売り物になるような良いものは2本しかなかったのですが、これを含めて宅急便の19時締切の当日便で親戚に送ることにしました。


週末ファーマーの野菜のほうは
草刈りに追われてほぼ作業が出来ませんでした。

路地イチゴは早いもので実が赤くなり始めていました。追肥をしたかったのですが出来ず。畝の細かい除草は家人に任すことに。

茎立菜は花が咲いて菜の花畑になりつつあります。もっとまめに収穫できれば良かったのですが。

ジャガイモの芽カキも出来ませんでした。かなり育ってきています。これは家人に頼むしかありません。

カラスに与えてしまった
そうそう、忘れていました。カラスの件。
熱中症でボーっと小休憩をとっているとカラスが一羽、十数メートル先からしきりにこちらの様子を見ています。
車は暑いので、リアハッチと片側のドアを開けっ放しにして風通し良くしています。カラスに入られたら困るなぁ、車内には食べ途中のミニアンパンが置いてあるなぁ、とぼんやり思ったりしたもののそのままにして、耕うん機で耕しに行きました。
そして耕しながら車のほうを見ると、アンパンが入っていたビニール袋が車外にあります。あっ、やられた。と。反対側を見ると着替えを入れたビニール袋が車外に。油断していました。カラスはもういません。ほんの数分の間にやられてしまいました。車内のビニール袋には無数のつついた跡があるし。
カラスに覚えさせてしまいましたね。反省。今後は持っていかれないように気を付けなければ。

さあ、次回の週末(休日)ファーマーの農作業はなんと11日後。どうなることやら。




管理者 :Masa
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