2018年5月8日火曜日

ニンニクの花茎取りの結果、国産高級ニンニクの芽となる

ニンニク収穫前の花茎(芽)取り

ニンニクの花茎(ニンニクの芽)
ニンニクの花茎(ニンニクの芽)


2018年5月GW後半は、連日の休日・週末ファーマーの農作業です。約2週間ぶりの農作業。
農繁期なのに土曜日に仕事が入ることが多くなったので、農作業に間が空いてしまい困りものです。
順調に育つニンニク。雑草抜きの途中にて。
順調に育つニンニク。雑草抜きの途中にて。

さて、まずはニンニクから。
熊本県阿蘇産の無農薬有機栽培の種ニンニクから育てたニンニクは、かなり順調に育っています。昨年よりもかなり良いです。ただし、いまのところ地上部を見た限りは、ですけど。地上部の葉ばかり育って、肝心の地中にあるニンニク球が育っていないってことにならなければ良いのですが。まぁ、過去においては、茎葉が立派ならニンニク球も立派だったから大丈夫でしょう。
そして、茎からは花茎が伸びてつぼみが出てきていました。今年は例年になく花茎が出てきています。全体の95%くらいでしょうか。例年は30パーセント、もしくはそれよりもっと下だと思います。
この花茎とつぼみは、ニンニク球の成長には良くないので、花茎の根元からハサミで切り取ってしまいます。手でもポキッと折れますが、ニンニクの刺激汁が強いのでやめておいたほうが良いでしょう。
今回は数があまりにも多いので、テンポ良く相方と二人で作業です。相方が花茎をつまんだまま私がカットして、相方は花茎をバケツに入れていきます。その際、刺激の強い汁が垂れますので身体に付かないように要注意です。カットした時に汁が跳ねて目に入ったら悲劇的となります。

カットした花茎の量は45リットルの袋八分目近くとなりました。大量です。
このカットしたニンニクの花茎は、あの中華食材の「ニンニクの芽」となります。
素材として「ニンニクの花茎」 = 「ニンニクの芽」だから、前述の「となる」では変ですが、食材としての名称は「ニンニクの芽」ですので、あえてそう言っておきました。

無農薬有機栽培の種ニンニクを無農薬でケイフンのみ肥料で育てた、「国産高級ニンニクの芽」と自負する採りたてニンニクの芽を、久しぶりの居酒屋さん行きの前にちょこっと食してみました。
やはり美味しいですね。外国産の冷凍物と全然食味が違います。

さあ、ニンニクの花茎が伸びた時期となり、下葉が黄色くなってきましたので、ニンニク球のほうの収穫時期が近づいてきました。あと10日後くらいでしょうか。本格的な収穫をする前に、ニンニクを植え付けた場所々々で試し収穫をしてみます。



無農薬露地イチゴの収穫が本格化

生り始めた頃の路地イチゴ。周囲には青シソの芽がたくさん。
生り始めた頃の露地イチゴ。周囲には青シソの芽がたくさん。


畑のイチゴのエリアからは甘い香りが漂ってきています。完熟イチゴとなった証です。
天候不順で生育が悪かったのですが、急激に葉が大きくなって花が咲き、イチゴが次々に生ってきました。花が咲く前に追肥をやりたかったのですが、それが出来なかったにもかかわらずです。
大きい粒から小さい粒まで様々。勿体ないのは、ナメクジにちょこっとかじられてしまっているイチゴが多いこと。さらには、マルチを敷いていないので、降雨のせいで土に汚れてしまっているものも多いことです。中には土に埋まってしまった大粒のイチゴも。

GW期間中にはお子さん達がイチゴ狩りに来て、井戸水で洗って収穫したてを食べたりすることが出来て一安心。
春先に感じていた出来具合が悪いとの予想は消え去って、良い結果となりました。
5月末までしばらくの間、イチゴの収穫が楽しめます。

今回はイチゴの花が咲いた頃、早めにイチゴのエリアごとに防獣ネットで囲い、キジやタヌキの食害を防いで、上には水糸を張り巡らして、カラスを主とした鳥の侵入を防いだので、鳥獣対策はばっちりでした。

次の冬には、黒マルチを株間に頑張って敷いてみようと思っています。


茎立菜の時期は終わり


菜の花畑になってしまった茎立菜
菜の花畑になってしまった茎立菜

今年は収穫期に合わせての農作業があまり出来なかったせいで、茎立菜の収穫がタイミング良く出来ずに、花をたくさん咲かせてしまう結果になりました。勿体ない。
種取り用の茎立菜は別の場所で、昨年種が落ちて自然に大きく育ったものから採ることにしてあります。ですので、種取り用のほかについては、このGW期間中に抜いて整理してしまいました。最近ぎっくり腰を経験した二人にはつらい作業となりましたが。


タケノコ(孟宗竹:モウソウチク)の時期も終わり

収穫したタケノコ(モウソウタケ)
収穫したタケノコ(モウソウタケ)


GWの一日間のうち、ちょっとだけタケノコ掘りをしました。
竹林では、例年に見る巨大化したタケノコ、もしくは切り倒されたタケノコがとても少なく、それ以外のタケノコも少ないので、今年は不作(個人の感想)と決定。
上の画像のように、食べ頃サイズのタケノコの収穫はかなり少ない結果となりました。

モウソウチクが終わって、真竹(マダケ)と破竹(ハチク)の時期ですが、林に真竹はほんの少ししか出てこなくて、破竹はありません。
破竹を手に入れて、谷津から上がった斜面の手入れされていない雑木林の一角に植えて管理しようかなぁなんて考えていますが。



ウドも旬を過ぎたが


右側がウド
右側がウド

春が始まった頃にウドの大株に土寄せをしたので、地中で茎を伸ばし白く柔らかく育て、今年こそは収穫しようとしていましたが、収穫時期にぎっくり腰をやってしまったため、収穫出来ませんでした。
そしてこのGW中に、ジャガイモの土寄せで邪魔になったウドの大木の茎葉を切っていたら、なんだか茎の先のほうが食べられそうに見えたのです。
そういえば、GW前半に農産物直売所で購入したウドは緑色が濃く、茎の先のほうの部分でした。
切ったウドは購入したものよりも色が薄く、購入したウドが食べられたのだから、こちらのほうならより食べられそうと判断。
今回収穫してみたウドの一部
今回収穫してみたウドの一部

切った茎を手で触ってみて、柔らかい部分と固い部分との境目で切断して持ち帰ってみました。
そして、茎の皮を厚く剥いて塩茹でにしてみると、これがウドの風味たっぷりで、固くもなく美味しくいただけました。

谷津で水路に向かう獣道
谷津で水路に向かう獣道


さて、スギナがメインの雑草抜き・狩り作業はGW中に終わりませんでした。日没後、暗くなるまでやりましたけど。どんどんこれからはメヒシバなどの雑草が生えてきますので、除草に追われる農作業となります。が、夏野菜の植え付けもやらねばと、週末が待ち遠しいです(土曜日に仕事があるとキツイ!)。



管理者 : Masa
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