2021年3月14日日曜日

草刈機のギヤケース交換

 草刈機の異音発生

タナカPCG24EASPの草刈機(刈払機)
タナカPCG24EASPの草刈機(刈払機)


タナカPCG24EASPの草刈機(刈払機)が完全に故障する前、ギヤケースのあたりから「シャーシャー」と何かが擦れるような音が時々小さく発生していました。

軸に細い針金でも巻き付いたのかな?と思い、目視だけで点検してみましたが変わった様子は無しです。

たいした音ではないし時々なので、そのまま使ってその日は草刈りを終了にしました。




 

 

草刈機の異音が大きくなり、故障。

故障当日、やはりギヤケースのあたりからの異音があり、ちょっと使ったら異音が連続するようになり、異音が大きくなってしまい不安に。

ここで、刃を外して点検してみましたが、外見上は異常無し。しかし、明らかに異常なので、音からしてギヤケース内のベアリングが劣化しているのだろうと思い、そのまま使ってみることにしました。

そして、幹が太い菜の花系の根元近くの切断をしていると、「ガラガラー」という破壊音とともに刃への動力が伝わらなくなり、明らかに故障発生となりました。

草刈りを開始して10分あまりで繁忙期なのに終了…。

 

 

ギヤケース交換へ

経年劣化があちこちにきているので、新しく草刈り機を買い替えようと思いましたが、この草刈機は一応借り物(持ち主不在)であるので、修理することに決定。

それに、今まで自分で色々修理したし。

壊れたギヤケース。棒差し込み穴が拡大し。
壊れたギヤケース。棒差し込み穴が拡大し。


草刈機のギヤケースを外した状態
草刈機のギヤケースを外した状態

 

ギヤケースを外してみると、ギヤケース内からベアリングと歯車が出てしまい、竿(アウターパイプ)の中で散乱状態。ギヤケースを交換することにしました。

その時に、エンジンからギヤケースに動力を伝える伝導軸(ドライブシャフト)が、スポッと本体から抜けたので、大丈夫なのかととても不安に。しかし問題なしでした。

伝導軸がスクエアタイプ
伝導軸がスクエアタイプ
 

タイプを確認すると、竿の径24mmで、伝導軸がスクエアタイプなことから、ギヤケースASSYは7種類あるうちの「Gタイプ」が適合なので、ネットで購入。

伝導軸の直径
伝導軸の直径

壊れたギヤケースの内部
壊れたギヤケースの内部

ギヤケース内の壊れた部品
ギヤケース内の壊れた部品

ギヤケースと刃の接合部品
ギヤケースと刃の接合部品


 

ギヤケースの交換

新しいギヤケース
新しいギヤケース


新しいギヤケースの側面
新しいギヤケースの側面

付属していた工具
付属していた工具


さて、取り付け前に説明書を読むと、(竿に)ギヤケースを奥まで差し込んで、回り止めネジ穴が合わない場合は、ドリルでの穴開け加工が必要とあります。

穴の位置は合うのではないかなぁ、と楽観的に考え、取り付けてみると残念、2cmほどずれていました。

後日、電動ドリルで穴を開け、ギヤケースを差し込んで交換完了。

下側に穴を新たに開けました
下側に穴を新たに開けました

 
ギヤケースに刃を取り付け
ギヤケースに刃を取り付け

新しいギヤケースの内部
新しいギヤケースの内部


無事に刃が回転して修理が終わりました。

 

草刈機のギヤケースを交換して、動作確認後。
草刈機のギヤケースを交換して、動作確認後。

今度から、グリスを50時間使用ごと(推奨)の注入も心掛けましょう。

草刈機(刈払機)のグリース
草刈機(刈払機)のグリース

 

 

 



管理者 : Masa


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2020年7月19日日曜日

F210耕うん機(管理機)の爪の向きが違った

思い返せば6年前、このホンダF210を中古で購入して初めて動かした時の違和感。

エンジンオンにして土手を移動した時、真っすぐに動かなくて斜めに動いていったこと。かなり力をいれて制御しないと斜めに突っ走ってしまうこと。ここで原因を見付ければよかったのに、こんなものだろうとの思い込み。
それまで使わせてもらっていたクボタの耕うん機TMA(管理機)は、移動時に真っすぐ動いていたのに。

それと、左側に比べて右側が良く耕せないこと。爪(タイン、刃)の消耗の左右差による土への食い込み不足かなぁなんて、ぼんやりと思っていました。


F210耕うん機での耕しに時間が掛かるようになった原因
週末ファーマーの農作業なので、耕うん機の使用頻度は多くありません。ですが、この1か月くらい、使うたびに耕しにくいなぁと思っていました。

まずはハンドルからフレームとエンジン部を繋ぐフランジボルトに隙間が出来ていて、動作にガタツキが出てきていましたので、これを直すべく耕うん機のメンテナンス作業を実施してみました。

13ミリのレンチでボルトを緩めようとしたところ、なんといきなり抵抗が無くなって、ボルトの途中から切断!ボルトの経年劣化です。
見てみると、孔の中でボルトは切断していて、ネジザウルスなどで掴めない状態です。これは、ボルトに逆回転ネジを埋め込んで外さないと無理なので、今回は応急措置でワイヤーで固定することに。
F210 折れたフランジボルト
F210 折れたフランジボルト

次に、爪の点検。
前回の耕し中、保持ピン(8×35)が外れてボロッとエクステンションコンポーネントが外れたことがあり、見てみると取り付け穴が拡がりピンが抜け落ちてしまう状態でした。
F210 これも保持ピンが抜けそう
F210 これも保持ピンが抜けそう

ですので、少し大きめのピンを入れて抜けないようにし、エクステンションコンポーネントの再装着は、特に爪の向きを考えないで取り付けていました。
F210 画像右側の爪の向きが正しくない
F210 画像右側の爪の向きが正しくない

この写真の状態。
爪の向きが左右非対称。これでは駄目です。
左右対称になるようにエクステンションコンポーネントを装着し直そうとしたところ、左右対称になりません!
なんで?





その前に、爪を留めているセレート付きフランジボルト(+セレート付きフランジナット)が一か所無いことに気が付きました。
今まで気が付いていませんで、これでは良く耕せるわけがありません。
フランジボルト(ワッシャーいらずで、ボルトとワッシャーが一体化しているようなもの)とフランジナット(ワッシャーいらずで、ナットとワッシャーが一体化しているようなもの)を持っていなかったので、臨時にボルトとナットで爪を取り付け。
後日、このボルトとナットを調達することにしましたが、ホームセンターでの取り扱いがなかなか無く、あってもサイズが合わなかったり。ましてやセレート(緩み止めの刻みのような)付きは見付けるのが難しかったのですが、なんとか集めることが出来ました。
ネット通販のネジ屋さんでは簡単に探せましたが。
F210 爪をバラシ中
F210 爪をバラシ中

さて、爪の向きを左右対称にするのには、右側のメインパイプコンポーネントの爪の組付けもバラシて組付け直す必要となりました。
F210 爪の向きが左右対称になりました
F210 爪の向きが左右対称になりました

左側の爪の組付け方を見ながら組付け直し、左右対称になって正常な状態に。
真っすぐに進むし、耕しはスムーズで、チェックを怠っていたのを反省しました。
耕うん機は、始動前点検などをきちんと行わなければなりません。

以下のようなご指摘がありましたので、抜粋引用させていただきます。
ナタ爪は土に向かって爪が曲がったほう(刃がついているほう)が食い込んでいかなくてはなりません。
ご指摘ありがとうございます。感謝申し上げます。
正しく組付け直したつもりがミスっていました。
画像の状態ではダメでしたね。


ついでに、これも怠っていたエンジンオイル(SAE10W-30)0.3リットルの交換を約1年半ぶりに実施。オイルの色が黒くて…。
本来は、6か月か稼働期前の交換が必要となっていますので。



ミッションオイル(SE5W-30orSAE5w-30)0.9リットルの交換も実施。これは不足していれば補充で良いようですが、検油ボルトを外して古いオイルを抜いて、新しいオイルを入れました。

こまめなメンテナンスは大事ですね。




管理者 : Masa
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2020年6月23日火曜日

2020年5月下旬~6月上旬、ニンニクの収穫は3回に分けました。

次々にニンニクを収穫
次々にニンニクを収穫

購入した種ニンニク約830片(熊本県産、無農薬有機栽培)と、前回収穫したニンニクを種にした約50片、合わせて約880片(約880株)の収穫を3回に分けて行いましたが、今年は少し異変が…。
収穫適期のニンニク
収穫適期のニンニク

ニンニクの収穫 第1回目

5月24日(日)
トウ立ちしてから約2週間が経ち、下の葉2~3枚が枯れていることから、もう収穫しても大丈夫だろうと思い、収穫第1回目としてニンニクの株を抜いてみることに。
ちなみに、トウ立ちしたニンニクの花茎(ニンニクの芽)は美味しくいただき済みです。
収穫間近のニンニク
収穫間近のニンニク

さて、抜いてみると、球は外見ではしっかりと分球しています。根の付け根は平たくなっているから問題ないかと。
引き抜いてみたニンニク
引き抜いてみたニンニク

ただし。根の張り具合の勢いが良いので、ちょっと収穫には早いかな?と思いながらも次々と30株ほど抜いてみて、そこで抜くのを止めました。
ちょっと不安になり。試しに皮をむいて球の状態を見てみることに。
少し未熟なニンニク
少し未熟なニンニク

すると、外皮が少し厚くてちょっと未熟かな?という状態だったので、今回はこれにて収穫は終了に。
画像左上のニンニクが「スポンジ球」
画像左上のニンニクが「スポンジ球」

気になったのは、分球せずにタマネギ状態、寸詰まりの徳利型で柔らかい、いわゆる「スポンジ球」のものがあったこと。
例年、何本かはこれが発生するのですが、約30本中に1本あったのが出現の確率的に高いかと。
この件が、残念な結果になる前触れとは…。





ニンニクの収穫 第2回目

5月31日(日)
だいぶ葉が枯れてきているニンニク
だいぶ葉が枯れてきているニンニク

雑草が繁茂する中でたくましく育ったニンニクは、葉がだいぶ枯れてきているので、もう収穫に迷いはありません。
次々に引き抜いて、ひたすら引き抜いていきます。
たまに、育ち過ぎてしまい、ニンニクの球が片に分かれてしまう裂球が起こったものがあり、これは茎だけが切れてしまうので、エンピ(剣先スコップ)で掘り起こします。
裂球のニンニクは軒下の吊るし保存に向かないので、収穫後は皮を剥いて冷凍保存行きとなります。

前回気になったスポンジ球、これが徐々に目立っていき、だいぶ多い(全体の4%くらい)という残念な結果に。
球を押すと柔らかいので、これは廃棄となりました。
スポンジ球のニンニク
スポンジ球のニンニク

ニンニクを作って10年近く、作付面積は畑の割合からすると多いけれど、連作にならないよう植え付ける場所は重ならないように考えてきたし。
肥料は例年どおり与え過ぎず少な過ぎず問題ないと思うし。
スポンジ球を剥いてみましたが、片鱗になっていません。
スポンジ球を剥いてみましたが、分球していません。
タマネギ状態です。

例年と違うとすると、今回は降雪がかなり少なく積雪はほぼ無く、冬に雨が多かったこと。朝の氷点下も少なく感じました。結果は暖冬。
種ニンニクは暖地系のものですけれど、その産地は高地に属していて、冬の朝は氷点下が多くだいぶ寒くなる所だから、当地と気候はそんなに変わらないはず。なので、成長(分球)には一定程度の寒さが必要なのではと、個人的に思ってみたりしました。
ということで、スポンジ球になったのが多かったのは、寒さ(冷え込み)不足が原因で発生したのかな?と考えてみましたが、いかがなものでしょうか。






ニンニクの収穫 第3回目

6月6日(日)
前回、ほかに作業があったので残ってしまったニンニクの収穫、今回が最終回です。
もう茎が枯れてしまっているのがあるほどなので、収穫適期は完全に過ぎています。
ほとんど葉が枯れたニンニク。
ほとんど葉が枯れたニンニク。

そのとおりで、裂球多し。しかし、根が枯れても裂球しないで出来が良い状態のものもあり、個体差が多いなぁと感じながら次々と抜いて、収穫完了!

今回もスポンジ球が多かったので、残念というか勿体ないというか。

あと5か月も経たないうちに、次回のニンニク植え付けが始まります。
早いなぁ。






追記:2020年10月4日から中旬にかけての週末ファーマーの農作業で、ニンニクの植え付けを行いました。
その数およそ800片。
熊本県阿蘇産の種ニンニクが手に入らなかったので、自家栽培(上記)のニンニクを種ニンニクとして初めて植え付けてみました。数は200片。
それと、青森県福地ホワイトのLサイズを600片です。
久しぶりに寒冷地系のニンニクを植え付けてみましたが、どうなることやら。2月に暖かくならなければいいけど。
2021年1月中旬
年末から、朝は氷点下になる日がほとんどなので、ニンニクの出来が良いかもしれません。
ただし、降水がかなり少ないのが気になります。
その様子はYoutubeにて。

 

追記
2022年6月、失敗作が過去最も少なくて大成功。サビ病もかなり少なく。
2022年秋の植え付多忙にて10月に。詳細は後日。
2022年10月末、ニンニクが発芽していました。その様子はYoutubeにて。
2022年11月末、冬の雑草が凄いです。

2023年3月下旬
今季の雪は、一晩うっすらと積雪しただけでした。
冬の終わりが早く、雨が多かったのがニンニクの生育にどう影響するか気になります。

2023年5月4日
ニンニク栽培のエリアを数か所に分けています。
一か所でサビ病が始まりました。購入した青森産のホワイト種です。今回はそのまま様子を見てみます。
自家製種ニンニクから栽培しているものは、花茎(ニンニクの芽)が出てきています。長いのもありで。
来週、一斉収穫ではなく個別で、試験的に収穫してみます。

球に影響はありませんでしたが、収穫時期に雨が多めで困りました。
しかし、収穫しなくてはならないので、少々濡れていても収穫して、網に入れて乾かした。
保存しても大丈夫な状態となりましたので、良かったです。

2024年6月
自家製ニンニク種と初導入の霧島ニンニクと北海道産ホワイト6片で、サビ病があまり出ず、スポンジ球はほぼ出ずに、良い収穫となりました。

2024年9月中旬
今回は北海道産ホワイト6片をメインに植え付けました。Lサイズなのでいつもより少なめの500球くらいかな。
10月中旬までには、自家製ニンニク種を追加で300球くらい植え付ける予定です。

  管理者 : Masa
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