2017年のナス
ナス(品種:千両)の植え付け時期を分けて成功
今年は収穫出来る期間が長続きするように、植え付け時期を3回に分けています。
まずは5月中旬に市販の苗を購入して植え付けています(第1期)。
その後は約一か月半経ってから、種から育苗したものを植え付け(第2期)、さらにその約半月後に同様に植え付けました(第3期)。
ナスは水で育つ
「ナスは水で育つ」近隣の畑の方から聞いた言葉です。ナスはたっぷりの水が無いと成長が芳しくありません。
第1期の苗が成長して結実する頃には、梅雨に突入してたっぷりの水が得られるはずだったのですが、当地では少雨となりました。
このため、なかなか成長せず、第1期の収穫し始めはボチボチ少量となってしまいました。
第2期は、梅雨明けしたのに雨が降り続くという、ナスにとっては嬉しいことになりましたが、降り続き過ぎました。日照不足です。日差しが弱かったので、株がなかなか大きくなりませんでした。
第3期からは、まずまずの天候になり、酷暑、猛暑、通常の夏の暑さ、降雨がほどよく訪れました。湿度は高め。2、3回あった集中豪雨的な降雨には困りましたが。
現在、ナスの収穫が長続き
第1・2期での成長が遅かったので、第1期のナスがまだ収穫出来ています。このため、先々週くらいからナスの収穫量が多くなっていて、週末ファーマーの農作業だけでは収穫が間に合わず、週の半ばで臨時に収穫を行っています。
第3期はこれからが本番で、秋ナスになりますね。
ナスの出来栄えは優良を付けてしまいましょう。
例年多数現れる害虫(テントウムシダマシ類・ナスノミハムシ類)による被害が少なく、水不足によって実が裂けてしまうものがかなり少なく、肥料切れによりツヤがなくなるものもかなり少ない状況です。
ちなみに元肥は例年どおりの量で、追肥は例年より少なくしました。
ナスの剪定作業
今年は伸びた枝の剪定作業をまだ行っていません。
例年なら第1期の状態のものは枝を切り詰めたり、枝数を減らしてしまいます。整理をすることによって株が再生し、新たな実が出来ていくのです。
しかし、今年は実の付きが良いのでまだ切っていません。先端のほうにも実がぶらさがっている状態です。
あまり枝が垂れ下がると実が地面に着いてしまって良くないので、園芸支柱に麻ヒモで枝を吊ってあげます。
本来は枝が垂れ下がると実の付きが悪くなるので、そうなる前に吊ってあげないといけないのですが、後手に回ってしまいました。
今週は気温低め推移の天気予報で、実際すでに残暑感があまり感じられないですね。ナスの成長に影響がどう出るかちょっと心配です。
オクラの様子
種植えの時期が遅かったので、なかなか成長せずにいましたが、ここにきて順調に育って実を付けています。
「今年はオクラの栽培に失敗した。」なんて声も聞こえていますが、こちらでは成功しています。時期遅れになったため、天候不順の影響をあまり受けずに済んだことが、良い結果を招いたのでしょうか。
スイカの様子
大玉スイカの収穫が終わりました。若い実も付いていませんので雑草と一緒に片付け。収穫前に立派な大玉スイカが割れて大ショックなこともありましたので、次回この経験を生かして後悔しないよう栽培に励みます。
小玉スイカは中玉に育った1つがパックリと割れていました。週半ばに見れば良かったですね。
小玉スイカはまだ若い実が付いていますが、気温低下中なので完熟するかどうか。次回で最後かなぁ。
黄色の大玉スイカ。伸びたツルの先で出来たものです。 成長後半になると地這いではなく防獣ネットにツルが這うので、 スイカに網を被せて落下を防ぎます。 |
右上2つは黄色い大玉スイカですけど、最後のスイカなので小さめ。 左の3つは小玉スイカですが、1つは中玉に育ちました。 小玉ではない品種が混ざったようです。 |
谷津の様子
カボチャ(橙色種)
ツルが伸び放題で谷津上まで這い上がる元気さです。カナムグラなどツル性の雑草にも勝ちました。
しかし葉ばかりが茂って、実の付きが良くありません。雨が多かったせいもあるのでしょう。そろそろ成長する時期が終わるのでどうなることやら。
空芯菜
そして、カボチャに負けたと思われるのが空芯菜です。同じエリアに植えたのが良くありませんでした。
カボチャが勢力を拡大するまでは育っていたのですが、今回見たところ空芯菜の姿が見当たりませんでした。野ウサギに食べられてしまったのではないと思いますが、もしかしたらその可能性があるかもしれません。近付けなくてまだよく分からない状況です。
来年は畑のエリアで栽培します。
ハヤトウリ
こちらは成長しているようですが、近付けないのでよく分かりません。カボチャが枯れた頃に成長しだして、霜が降りる前に終わるのでこれからでしょう。
柿
畑下の谷津に生えているのは小さな実を付ける品種で、樹齢は50年くらいでしょうか。もっとかなぁ。
ヘタからはアリなどの虫がほぼ全てに入り込んでいますが、内部までは達していませんので問題無しです。
実が黄色い状態でも既に柔らかくて甘いので、これは熟す手前で収穫するのが良いのかもしれません。
次回、黄色いものを収穫してみますかね。
管理者 : Masa