大玉スイカの成長が止まった
無農薬有機栽培の大玉スイカ。これが最大サイズ。 |
例年なら大玉スイカのために空けていたエリアを越えてツルが伸びていくのに、今年は長く伸びることなく株元から3m前後の範囲で成長が止まってしまいました。
大玉スイカの実は自然に任せて生るだけ生らせるので、大玉スイカにはならずに小~中玉スイカの大きさで次々にスイカが出来ていくのですが、今年は初めに実を付けたものが大玉・中玉になっておしまいです。残るは3個だけ。実の根元の巻きヒゲが完全に枯れるのを待って収穫しようと思っていましたが、大玉スイカは後述する被害を回避するために収穫してしまいました。巻きヒゲは先端が枯れている状態でした。
巻きヒゲが枯れて収穫適期の大玉スイカ |
小玉スイカのエリアに被害が
ハクビシンに割られた小玉スイカ |
小玉スイカ1個がパカっと割れて真っ赤な破片が散乱!ついにハクビシンによる食害にあってしまいました。足跡がスイカに付いています。
ハクビシンの爪痕。亀裂が入って中から泡が噴出しています。 暑さで発酵中なので廃棄。虫達のエサになります。 |
先日、防獣ネットをよじ登った跡があったけどその時は大丈夫でした。どうやら熟したものを狙ったようです。他の小玉スイカをよく見てみると爪痕があるものが数個。割れているものもありました。
これからかなりの数が熟してくるので心配です。
先日、谷津に捨てたスイカにはカブトムシのメスが。 |
ツルアリインゲンとツルナシインゲンが不作
実が生らないツルアリインゲン |
すっかり大きく成長して花をどんどん咲かせ続けているインゲンは、実が生らずに花だけ咲いて終わってしまっています。
インゲンは気温が高い(30℃くらい以上)と実がほぼ生らないので、高温続きのせいが大いにあるのでしょう。
このままだとほとんど収穫出来ずに終わってしまいそうです。
ほぼ実が生らないツルナシインゲン。1つ実を発見! |
ナスは順調になり
千両ナスはほぼ順調 |
千両ナス・水ナス・米ナスはほぼ順調に育つようになりました。今年は夕立などのにわか雨がかなり少ないものの、一週間に一度くらい降る少しの雨でなんとかなっているようです。
ただし、水分不足によると思われるツヤが無いナスがだいぶ出来てはいます。
収穫した千両ナスの一部 |
雑草抜きで出てきた古伊万里と思われる碗片。 雑草は繁茂するハマスゲ。漢方薬になるとのことだが。 |
オクラも順調
だいぶ成長してきたので、収穫した後は実の下の葉を切っていくようにしました。
そうすると、株の上のほうへ栄養が届きやすくなって、上へ上へと成長して次々に花が咲くようになり、収穫も続いていきますので。
手前の普通サイズのは収穫するオクラ。大きいのは種用。 |
収穫適期を逃したオクラは3日間も置けば大きくなってしまい、固くて食べられなくなります。今まではそれを取り除いて捨てていましたが、これからは来年に向けてオクラの種用としてそのまま成長させることにしました。
ただし、さやが褐色になって種になりかけるとカビやすいので、多めに種用として残していき、今後は気を付けて見ていく必要があります。
トウガン(冬瓜)の収穫開始
昨年、自然分解した実から残った種が発芽してそのまま成長したトウガンの収穫開始です。今年は収穫開始時期が早いです。
1株に大きさ23cm前後のものが15個ほども生っています。
株元の葉は黄色くなってきていますが、全体ではまだ青々とした葉のまま黄色い花を次々と咲かせながら成長中です。しかし実のほうは白い粉(ブルーム)とうぶ毛が全体にあるので収穫適期となっています。
昨年は「おでん」の具に合うなぁと、おでんを食べる頃の時期に収穫していたはずです。
トウガンはブルームとうぶ毛が出たので収穫適期 |
トウガンは収穫した後に、布で表面のブルームとうぶ毛を落としてから持ち帰ります。こうしないとうぶ毛でちょっとチクチクしますし、ブルームの白い粉が付くので、家で少しだけ面倒なことになります。少しだけですけどね。
さて、おでんの時期にはまだ早いので、トウガンは白湯仕立てにしてみましょうか。
手袋の汗(ミネラル分?)を吸い続けるアゲハチョウ。15分間も。 |
しかし雨が降りません。畑の地表はパウダー状態です。23・24日頃の雨に期待しましょう
管理者 : Masa