雨乞いするしかないけどそれではね
今回の週末ファーマーの畑作業から三日前、台風20号の影響で雨雲が当地に少しかかって、朝方に待望の降雨!!が、この雨はごく短時間で上がってしまい、お湿り程度の雨量だったので農作物への影響度は低。雨の後は強い日差しとなり、あっという間に乾いてしまいました。とりあえず雨が降りましたよ、という結果で非常に残念でした。
高温と少雨の影響で、例年よりも農作物の収穫量が少なくなっています。
ゴーヤは強風に負けたが
台風はかなり離れて通過したものの南西から風が強く、ゴーヤのネット仕立てが2か所とも倒れてしまっていました。
これを起こして支柱で補強して直しましたが、倒れたゴーヤ株の圧力で土に接していた葉と実は部分的に腐ってしまっていたので、収穫間近の数個の実は切断して廃棄となり勿体ないことに。
まだツルは伸びていて次々に実を付けているので、収穫は続きそうです。
カボチャ「ミヤコ」は暑さに負けた
水分が足りない上に連日の強い日差しで負けてしまったのでしょう。こんなことは初めてですね。今年は実を葉の陰に隠しておいたほうが良かったかもしれません。
オレンジカボチャは順調
以前から、オレンジカボチャと独自に呼んでいますが、これは「赤皮栗カボチャ」です。種は昨年、農産物直売所から購入して食べたカボチャから採ったものなので、種の再利用ということになります。
カボチャはウリ科です。ウリ科というと、天敵のウリハムシが無農薬栽培であれば必ずといっていいほど来てしまいます。
苗で購入したミヤコには、ウリハムシがあまり来ていないのですが、このオレンジカボチャには群がって来ています。ミヤコより美味しいのでしょう。実際、オレンジカボチャの実のほうがかなり甘いので、茎葉も関係があるのかもしれません。味は、栗カボチャというくらいなので、良い栗のようにホクホク感があります。そしてウリハムシは、大きな花にも群がってムシャムシャ食べてしまっています。近づくとボテーっと重そうに飛んで逃げる数が半端ありません。
ウリハムシは葉を食害し、次々葉に丸く穴を開けてしまうので、これがひどいと株の育ちが悪くなってしまいます。ですので、以前は飛ぶウリハムシを虫網で捕獲して排除していたのですが、一向に減らなかったので仕方なく現在はそのままにしています。
オレンジカボチャの株全体の葉がかなり黄色くなってきたので、そろそろ栽培が終わりになります。次回は残っている実を収穫して片付けですが、ウリハムシがひどい場合はそのまま残しておいて、これから育つキュウリに被害が及ばないように、あえてカボチャの茎葉を食わせようと思っています。
小玉スイカはハクビシンの被害継続中
ハクビシンに食べられてしまった小玉スイカ |
3か所で栽培していた小玉スイカのうち、谷津に近いエリアでスイカが全滅です。かなりショック。実が熟した頃にハクビシンがやって来て、片っ端から割って食べてしまったのです。このエリアでは1個も収穫出来ていません。今は未熟で、一週間もすれば収穫適期になるものが2個ありますが食べられてしまうでしょう。
防獣ネットで天井・土中も含めて完璧に栽培場所を囲わないとハクビシン対策にならないのですが、そんなことをやっていたらかなりの手間になります。ですので来年は、ハクビシンが近づけないよう金網を加工して、スイカの実を1個ずつ直接囲って保護することにします。
エンツァイ(空芯菜)は本格的収穫の開始
茎の節の数が多くなってきたので本格的に収穫することにしました。
収穫しないでそのまま放っておくと、茎の節近くから空洞で無くなり、茎の中が詰まってエンツァイ(空芯菜)の大事な食感が無くなってしまいます。
今回、収穫中に切断した茎をチェックすると、茎節の中が詰まって「空芯」となっていないものがありました。そんな時は、節から上の方で切断し直すと空芯の部分が現れてきます。
切断した茎からはベタつく白色の液が出てきます。これが収穫カゴに付くと収穫後にゴシゴシと洗わないと落ちないので、カゴには新聞紙を敷いて液が付着するのを防いでいます。
エンツァイ(空芯菜)はオイスターソースでさっと炒めることにしましょう。
さて、例年なら秋ジャガイモの植え付け時期ですが、今年は気温が高過ぎるので1、2週間植え付けを待とうかと思っています。
それまでに場所の確保をしないとなりません。
期待の雨は
27日(月)夜、雷雲接近でも畑所在地では、ボツボツと短時間少量の雨が降っただけで終わってしまいました。土の表面が濡れた程度。都内やさいたま市では短時間集中豪雨になりましたが。
水分不足は続きます。このままだとミニトマトも新たな実が生らないで終わってしまいそう。
管理者 : Masa