2018年9月10日月曜日

平成最後の夏最終日の農作業

今回の週末ファーマーの農作業は1日だけ。週初めに週間天気予報で出ていた降雨の予報は変わり、なんと真夏を思わせるような猛暑に。雑草抜きと耕うん作業で熱中症気味になり、休み休みの作業となりました。


秋季に向けて畑の準備

先々週に耕うんした後に均してそのままにしておいた場所には、メヒシバなどの細かい雑草がびっしり生えてきていましたので、今回再び耕うん機で耕して土の中に混ぜ込んでしまいました。こすうれば三角ホーで細かく除草する手間が省け、畝が作りやすくなります。数センチまでの雑草ならばですけどね。
ここには黒マルチを敷いて、玉ねぎの種を一つずつ植えていく予定です。
ほぼ終わりを迎えた小玉スイカ
ほぼ終わりを迎えた小玉スイカ

小玉スイカは今回数個を収穫してほぼ終わりました。小さいものが少し生っていますが、未熟のままになることでしょう。もう株に実を育てる力が残っていません。葉は枯れているものが多く、ますます黄色くなってきていますし。
ほぼ終わりを迎えた小玉スイカは色が薄いです
ほぼ終わりを迎えた小玉スイカは色が薄いです

ですので、小玉スイカエリアの一部の雑草抜きをして、イチゴの移設場所作りを開始することにしました。イチゴは同じ場所で栽培して8年、それ以上かもしれません。特に収穫量に変わりはないと思いますのでそのままで良いのですが、移設する理由があります。
理由はニンニクの栽培場所確保のためです。大事なニンニク栽培では、連作を極力避けるために毎回栽培場所を変えています。このため、栽培場所があまり無くなってきてしまったのです。種ニンニクは無農薬・有機栽培の国産ものを6kg購入済みでして、月末から植え付けを開始することになっています。

強敵ハマスゲ

ハマスゲやらオヒシバやら
ハマスゲやらオヒシバやら

イチゴの移設場所は雑草のハマスゲが繁茂しています。ハマスゲの根茎は漢方薬の「香附子(こうぶし)」になりますが、ここでは農作物の邪魔をする厄介な雑草です。捨てるのは勿体ないので、これを集めて製薬会社に売ったら良いかと思ってもいますが、栽培条件や医薬品製造業の許可が薬事法で厳格に規定されていそうなのであきらめておきます。
さて、ハマスゲをいちいちエンピ(剣先スコップ)で掘り起こしていると日が暮れてしまうので、地上部の葉だけを三角ホーでカットしてあとは耕うん機で耕してしまうことにしました。しかしこれは、根茎に付いているひも状の根を耕うん機の爪に巻き込んで、畑全体にハマスゲを広げてしまうことになります。時間が限られている週末ファーマーの農作業では仕方ありません。畝作りの時に可能な限り除去して、除去しきれないのは春になって芽が出た時、こまめに引っこ抜いていくようにします。これを怠るとハマスゲが次々に地下茎で株を増やしていきますので。
耕うん機の爪にからまったハマスゲの根茎
耕うん機の爪にからまったハマスゲの根茎

オクラの様子

暑さでオクラの花が咲き続けています
暑さでオクラの花が咲き続けています

2期目のほうはまだ花が咲いていて葉も少しは成長していますので、実の収穫は続きそうです。収穫しないで種用にとっておいたものはだいぶ枯れてきましたので、気温が低下するとともに収穫が終わってくることでしょう。
オクラが次々に生っています
オクラが次々に生っています



伏見甘長トウガラシの様子

伏見甘長トウガラシ
伏見甘長トウガラシ

今回2株だけ苗を購入して試験的に栽培しています。
長さ9cm前後、万願寺トウガラシが小さくなったようなこのトウガラシは、辛さかなり控えめでシシトウよりも辛くないのではと思います。素焼きにしたり炒めたりして食べていますが、とても食べやすいですね。
次々に収穫出来ていて成長中なので、シシトウと同様に霜が降りるまで収穫が続くのかもしれません。
収穫した伏見甘長トウガラシ
収穫した伏見甘長トウガラシ

日光トウガラシの様子

こちらは辛さを求めてトウガラシとして使うものですので、そのまま食材としては食べません。トウガラシの「鷹の爪」と違い、乾燥させないで調味料として生のまま使っています。
これも次々に生っているのですが、収穫時期を逃すと真っ赤になり、シワシワになって枯れてしまいます。こまめな収穫が必要ですが、栽培場所が離れているのでたいてい収穫するのを忘れてしまいます。今回も忘れてしまい、撤収ほぼ完了後の日没後、薄暗くなってから収穫しました。
雑草の中の日光トウガラシ。雑草は除去しました。
雑草の中の日光トウガラシ。雑草は除去しました。

ピーマンの様子

豊作となってきました。
しかし、ちょっと気になることが。たまーに辛いピーマンがあるのです。シシトウではないのか?と思ったくらい辛いのです。
日光トウガラシの栽培場所を離した理由は、ピーマンの栽培場所がトウガラシと近いと交配して、ピーマンが辛くなる可能性があるかもしれないということからなのです。
そのようにトウガラシは離して栽培していたのに、鷹の爪を植え付けた時は栽培場所が無かったので、ピーマンの近くで栽培することになってしまいました。ですので、ピーマンで辛いものがあるのは、トウガラシが近くにあるせいではないかと思っています。
3期目の千両ナスも豊作
3期目の千両ナスも豊作

キュウリの様子

強風で傷ついてしまったキュウリ
強風で傷ついてしまったキュウリ

先日の台風21号による強風の影響で葉が傷んでしまい、よれよれの姿のままです。
小さかった実も傷ついてしまい、表面が白っぽくなってしまいました。
さらに、赤皮栗カボチャが完全に枯れたことから、少し残っているトウガンの葉とキュウリの葉にウリハムシが移動してしまい、葉が喰われ放題です。これでは成長の見込みが薄いです。



ツルムラサキ(紫色)の様子

紫色系のツルムラサキ
紫色系のツルムラサキ

毎年種が落ちて勝手に生えてくる紫色系のツルムラサキは、花が咲いて種が出来てきました。
このツルムラサキは、緑色系のツルムラサキよりクセがあると思います。
紫色はポリフェノールとのことですが、たいていは茹でてポン酢やマヨネーズ醤油で食べていますので、ポリフェノールのほとんどは水と共に流出してしまっていることでしょう。
炒めれば良いかもしれませんが、べチャッとした感じになりますので炒め物には不向きと思います。天ぷらが良いかもしれません。今度試してみようかな。





さあ、次回は大規模な雑草抜きと冬・春野菜の栽培場所作りです。涼しくなってくるでしょうから作業が進むはずです。
管理者 : Masa
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