2017年2月18日土曜日

失敗大根とカラシナの収穫

まずは大根の収穫

昨日は強い南風の春一番で、またまた畑は乾燥中です。そして今日は久しぶりにどんよりと曇っています。
谷津の写真で分かりますかね。杉が花粉の放出初期段階になっています。花粉症ではないので、特に恐れはしないのですが、毎年3月の4、5日間は花粉の影響でひどいアレルギー性鼻炎みたいになります。 
谷津の杉と花粉
谷津の杉と花粉

今日も乾燥中のイチゴの畝
今日も乾燥中のイチゴの畝

大根の収穫に至るまで

体力勝負のチガヤ除去の前に大根を収穫してみました。
大根は昨年の10月末に1畝だけ作っています。種蒔きは種を蒔かないで、折れて短くなった園芸支柱の先を土に1.5cmほど刺して穴を作り、そこに種を1粒ずつ植えていきました。1畝で種を約30粒使いましたが、種袋にはまだ倍以上残っています。いつもこんな感じで大根は筋蒔きをしないので種が余ってしまいます。発芽率は93%で結構な発芽率です。発芽しなかった所には余った種を再度植えていくのですが、少ないのでやはり種は余ります。余った種は使用期限内であれば、蒔き時を無視して植える時もあるのですが、害虫の発生などにより正常な収穫に至らない場合が多いです。
収穫前の大根
収穫前の大根 

写真のように、大根の成長結果は悪いです。今年に入ってからほとんど成長していません。少し種植えの時期が遅かったかなぁとは思うのですが、こんなに成長しないとは思いませんでした。
葉に勢いがないこの状態だともうこれからの成長は見込めないし、暖かくなるにつれトウ立ちして花芽が出てくるので、ここで収穫になったわけなのです。
さて、大根をつかんで抜いてみると、抵抗なく簡単に抜けました。エンピ(スコップ)を入れて抜かなければならない大根の出来具合とは大違いです。長さは22cm前後で太さが5cm前後とミニ大根を育てたようになっていました。そして、10%ほどの大根には肌色の変色が一部(数センチの範囲)にあって、手でポキッと折ってみたら内部も同様に変色し拡がっていて空洞があり、食用には向かなくなっていました。大根の収穫量がさらに減ることになってショックです。
大根の外見が正常でもちょっと心配になり切ってみたところ、鉛筆くらいの太さの空洞が出来ていました。その後の調理過程でも、全ての大根に空洞が存在していることが確認されました。
この空洞化の原因は、今年に入ってからの水(降水)不足の影響が大きいと考えられます。土壌の水分量が少ないので大根内部が満たされることがなく、空洞が次第に出来てしまった状態です。
空洞の周囲は少し硬いですが、その部分を丁寧に削り取ってしまってよく煮込めば、大根として食べられるので、さっそくその晩に鍋物にして頂きました。
あと、気になったことが。お隣の畑の立派に育った大根が大量に捨てられていました。もしかしたら空洞化が原因?


カラシナの収穫(1回目)

カラシナの収穫に至るまで

種蒔きは大根と同時期に行いました。こちらは「種蒔き」で1条の線上に筋蒔きです。アブラナ科の種は丸くて小さいので、一粒ずつの種植えは現実的ではありません。
発芽率が良いので、ほとんど種を蒔いたとおりに密集して芽が出てきます。ですので、本葉が2,3枚出たあたりで間引きしました。間引いたものはよく洗ってツマミ菜として、おみおつけ(お味噌汁)の具となりました。まだそんなに辛みは出ていません。そう言えば子供のころは「おみおつけ」と言っていたのですが、今は「お味噌汁」と言っていることにこのブログを書いていて気が付きました。
収穫中のカラシナ
収穫中のカラシナ

今回は、再び間引きを兼ねての収穫です。写真のとおり少し密集気味です。お隣の畑の人は広範囲にもっと密集させていて、まだ小さい株のままです。
例年だともっと大きく育っているのですが、こちらも水不足の影響でしょうか、小さいです。根は太目なのが気になりました。水分を吸い上げようと頑張った結果ですかね。
ここで、規模が大きい河川の土手に生えているカラシナの状況をお伝えします。アブラナではなく生えているほとんどがカラシナです。総称で言ってしまえば「菜の花」ですが、食べるとカラシナでは辛みがありますので注意が必要です。
例年だとこの時期には既に緑豊かに大株に育っていて、早い時には花が咲いて景観が見事なのですが、今年は小さく勢いもありません。十数年見ていますが、こんな悪い状況は初めてです。これが栽培のカラシナにも当てはまるのかは、畑のエリア外の栽培物を見ていないので分かりませんが、自然のものも成長具合が悪いということが分かりました。これでは、来年以降に影響が出てしまいます。種を落とす量が減ること、場合によっては種が落ちる前に乗用草刈機で刈られてしまいます。危機的な状況です。経過を見守りますので、後日報告します。
さて、間引きを兼ねた収穫は、枯れ気味の下葉をむしり取りながらやりましたが、少しの間なのに腰が痛くなりました。しゃがんでやるか、ミニ椅子を持ってきて座ってやったほうが良いですね。
間引いたカラシナは、さっと湯がいて塩漬けにしてお漬物にしました。食べるときは塩抜きをして、ぎゅっと強く水分を絞ります。ちょっとした辛味がほかの菜の花と違って大人の味です。

今日のチガヤの除去

除去にだいぶ先が見えてきたので、今日は狭い範囲だけにしました。
何年か前に土手に続くように畝を作ってしまって一体化してしまった所に、まずは溝を掘りました。これで土手との境が明瞭です。地主さんが草刈機で土手の雑草を刈るときに目安となって安心です。
チガヤとスギナは相変わらず多いですが、ハマスゲがかなり少なくなりました。一昨年に除去したことが影響しているのかもしれません。
あと1日分の作業でチガヤの除去は終わりを迎えそうです。 
土手との溝
土手との溝

車のLED

明るいうちに帰宅するのはもったいないので、いつも帰りは暗くなります。畑には車で行っているのですが、その車の運転席側のルームランプ電球を、貰ったLEDに昼間のうちに交換しておきました。アダプター3種が付属していたので電球用のものを使用して数分で交換完了です。そして、暗くなった帰りに点灯してみたら、今までのものに比べるととても明るくて、他のも交換したくなりました。
自分の車のルームランプ用LEDはセットで販売されていることが分かりましたので、今度交換することに決めました。






管理者 : Masa
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