2017年6月18日日曜日

地割れ発生

雷雨後の畑

週末ファーマーは1日だけ(日曜日)

金曜日の夕方は局地的な短時間豪雨となり、落雷、道路冠水、近隣では降雹(ヒョウ)がありました。畑の様子が心配でしたが、土曜日は用事があったため週末ファーマーの農作業は中止となりました。
そして迎えた日曜日、畑の変わり様に驚きとがっかりです。
畑に地割れ発生
畑に地割れ発生

畑前に細い道路が走っているのですが下水道が無いので、雨水の排水は排水升から畑の下に塩ビ管を通して谷津に流しているのです。
今回の豪雨では排水升が排水を処理しきれなく、道路との境の土手を越水して畑内を流れ、畝・表土を削り取ってしまったのです。
谷津近くの場所では、谷津に並行して畑に亀裂が10mほど入ってしまいました。これがひどくなると地滑りするかもしれませんので要注意です。
谷津に並行して地割れ発生
谷津に並行して地割れ発生

また、強い雨で土が跳ね、葉の表裏に付着していました。葉への土の付着は病害を引き起こしやすいので今後が心配です。
ここまでひどい状況は、数年の農作業で初めてのことです。
関東各地で農業被害が発生して、千葉県内では翌日に被害が把握出来た分だけでも、約1億円の被害になってしまったそうです。
ミニトマト。畝が流れて一日経過してしまってこのありさま。
数日前に植え付けて水不足なので、ほとんど根付いていませんでした。
かわいそうなので再植え付けしました。

強い雨で茎立菜の種がかなり落ちてしまったので、残っていた種を採りました。
強い雨で茎立菜の種がかなり落ちてしまったので、残っていた種を採りました。


キタアカリと男爵いも

露出してしまったキタアカリ
露出してしまったキタアカリ

ジャガイモの株元は成長により土が割れ易いのですが、そこにかなり強い雨が降ったのでジャガイモが露出してしまいました。そして土曜日の日照りでジャガイモが緑化してしまい、かなりの数が食用に適さなくなってがっかりです。
こういうこともあるので、今後は収穫が近くなったら株元に土寄せをしようと思います。
今日はジャガイモの収穫をする予定だったのですが、夕方前には雨が降ってきたので来週にすることにしました。


夏野菜の様子

春菊

春菊(シュンギク)は収穫となりました。丈20cm内の若いうちに収穫すると、葉と茎が柔らかく、香りが控えめでとても美味しく食べられます。茹でて調味料無しでも食べられるほどです。
通常市販されている種1袋には、3,000本分くらいの種が入っていますが、発芽率はかなり悪いです。それでも毎期種が余ってしまいますので、種を半分以下の量にして販売されているものを使うようにしました。
収穫中の春菊。ハサミで茎を切っていきます。
収穫中の春菊。ハサミで茎を切っていきます。
切った後に脇芽が出て来るのでまた収穫出来ます。

節成キュウリ

金曜日夕方前までの水不足で、生ったキュウリは先が細く不格好となりました。これらは小さいうちに収穫してしまいます。
ウリハムシの被害は相変わらずですが、成長して葉が増えた分目立たなくなってきています。生ったキュウリの表面(皮)も食害するので見た目が悪くなります。円形の噛み跡がそれです。
ウリハムシの食害
ウリハムシの食害

除草
耕うん機で耕しもしました。収穫漏れのトウヤと古伊万里磁器碗片が出てきました。
白い磁器は色が飛んでしまったのでそこだけ色補正をしましたが、染付は見えませんね。

ひたすら除草でスピード勝負です。綺麗にしても次から次へと雑草が出てきていて、一週間が経つと一週間前と変わらない状況です。これは昨年に雑草が種を落とした結果ですので、種を落とさせないことが重要ですね。
手を付けていないイチゴのエリアは、雑草とコスモスでイチゴの株が見えない状態となっています。次回何とか出来るかなぁ。






管理者 :Masa
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