先月の主な農作業として、ニンニクのエリアの細かい雑草抜きをやっていましたが、土の乾燥具合(降雪前)を見てヤーコンの収穫なども行っています。
掘り上げたヤーコン1株 |
ヤーコンは健康食品
ヤーコンは、フラクトオリゴ糖・ポリフェノール・ミネラルが豊富ということですし、血圧・コレステロール・中性脂肪・血糖値の値を低下させる効果もあるということで、一昨々年あたりから収穫するようにしています。
しかし収穫当初はイモが細かったり亀裂が入っていたり、また、量も少なくいまいちな出来上がりでした。
これは植え替えもせず、肥料はケイフンを株元に年に1回置くくらいなので、積極的栽培を行ったとは言えなかったせいがあるでしょう。
この収穫を機に、掘り上げた種イモを同じ場所ですが植え付けてみることにしました。
元肥にケイフンをさらさらっと撒いて土をかけ、その上に種イモを雑に密に置いています。
密に置かないほうが良いのですが、場所が無かったし種イモを捨てるのは勿体ないので、そのようになりました。
2018年1月、冬のヤーコン収穫
ヤーコンの収穫は霜が降りる前に行うのが良いのですが、いつも収穫時期が遅くなってしまいます。
ヤーコンは霜にあたると茎葉が枯れてしまい、そのだらしない恰好は畑が汚らしく見えてしまいます。ですので、枯れた地上部は収穫より先に刈取りを行っています。
今季の収穫は、雪が降る前に二回に小分けして行いました。
霜に毎日あたったせいなのか、いくつかのイモは腐りかけていて残念なことに。
収穫出来たヤーコンは、栽培した株に対して今までよりも多かった結果となり、また、太さも過去最大だと思います。
収穫したヤーコン1回目 |
再び種イモを植え付け
今回も種イモを同じ場所に植え付けてみました。元肥ありと無しで。
ヤーコンの種イモを植え付け |
あとは三分割した1回分の収穫が残っています。
積雪20cm超えと積雪数センチの2回の雪を経たヤーコンはどうなっているのでしょう?
茎立菜ほか葉物の様子
うっかりしていました。1月になってからムクドリの食害にあってしまいました。
ムクドリの食害にあった茎立菜 |
ご覧のように、葉をほとんど喰われてしまっています。喰われてからトンネル仕立てにして防鳥ネットを掛けました。
ムクドリに葉を喰われたブロッコリー |
ブロッコリーも同様です。被害の後に対策として防鳥ネットを掛けたのですが、丈が高いためトンネル仕立てに出来ず、上から喰われてしまっています。これでは育ちが悪くなります。
降雪の後はホウレンソウも喰われました。生だとアクが強いから美味しくないと思うのですが。よっぽどエサが無いと思われます。喰い荒らされたホウレンソウはあきらめましたので、残りもどうぞお食べください。
近隣の畑の葉物もひどいありさまです。ブロッコリーは茎とつぼみしか残っていません!
何かの菜っ葉は、もう何だか分からなくなっています。
イチゴの様子
昨年末に植え替えしたものが降雪後の霜により、根が地上部に上がってきてしまい、株の状況が悪くなってきています。昨年末は問題なかったのですが。
11月頃までに植え替えたものは問題ありません。
やはり植え替えは10月中には終わらせて、まだ暖かい時期に根を張らせなくてはならないとの結果が出ました。
根が上がったものは指で押して土に戻しました。けど、徐々にまた上がってきてしまうのだろうな。
霜で根が上がってしまったイチゴの株 |
さて、次の農作業機会には雨が降る予報です。その次は強い霜が降りることでしょう。自然には勝てません。
管理者 : Masa