2018年11月5日月曜日

アスパラギン酸でおなじみのアスパラガスの植え替え

アスパラガスのアスパラギン酸

1806年(日本では江戸時代の文化3年)にアスパラガスの液から発見されたアスパラギン酸は、最も利用されやすいエネルギー源であるアミノ酸のひとつです。







アスパラガスの植え替え時期は11月と4月頃

ポットで育てたアスパラガスの苗
ポットで育てたアスパラガスの苗

アスパラガスの種をポットに2、3粒ずつ植えたものが丈15cmほどに成長したので、畑に植え替えとなりました。
1年目の若いアスパラガスなので、植え替えの推奨時期は春になって霜が降りなくなる頃の4月頃が良いのでしょうが、今回は種を植えたポットの総数の半分だけ(5つ)を実験的に畑に植え替えてみました。
植え替えに踏み切ったのは、今週は曇りがちで降雨もあり、気温が高めになるという予報をあてにしたからです。アスパラガスが生育する適温は15~20℃くらいなので、ちょうど良いでしょう。さらに11月10日頃から約一週間は平均気温が高いという「異常天候早期警戒情報」が気象庁から発表されて、これなら大丈夫だろうと思ったからでして。年によってはこの時期になるとミゾレが降るような気温低下が起こったりしますが、今年は暖冬予報が出ていますので、その前触れなのかもしれません。

土作りは苦土石灰を入れたりして以前行っていたのでそのままにして、元肥はケイフンのみです。
植え付けたアスパラガスの苗
植え付けたアスパラガスの苗

植え付けの株間は約30cmとちょっと狭めにしました。
画像の右下のアスパラガスは昨年植え付けたもので、1株だけ雑草に勝って残りました(若いのは特に雑草に弱い!)。枯れているのは時期的なものです。この枯れた茎葉は「アスパラガス茎枯病」にならないように地上部をカットして処分しなくてはならないのですが、この時点では撮影用に残しています。あとでカット処分しました。
もちろん、この残った1株から出てきた茎は食べずに成長させました。まあ、細くて食べようがないですけど。2年、3年と茎が太くなるまで待ちましょう。
アスパラガスの茎は柔くて倒れやすいので、倒れないように園芸支柱を立てて麻ヒモで縛るのは必須です。

アスパラガスには雌雄株がありますが、葉だけの時は見た目での判別は困難です。しかし、秋になると雌株には赤い実が生りますので雄か雌か分かります。下記の大株では2株ほどに赤い実が生ります。ちなみに雄株のほうが太い茎になるようです。

さて、11月に植え替えるのは数年育った大株のほうです。持ち主はお隣の畑の方。
お隣さんが自分の畑のエリアに移植出来ていない、10年くらい物のアスパラガスが10株ほどあります。これは世話されていないので、あまりにも雑草がひどい場合は私が雑草刈りをしています。毎年雑草に負けつつも弱々しく株を広げていますが、茎が細くて2年物と変わりません。
雑草に負けた弱々しいアスパラガスの大株
雑草に負けた弱々しいアスパラガスの大株

今日はこれを移植しようと、移植先のお隣さんの畑の雑草抜きやら整備をしていたら、なんと雨が降ってきてしまいました。
アスパラガスの大株の移植は手間が掛かります。株と根を整理して、移植先では太い根を放射状に広げて植え付けていかなくてはなりません。いつものようにざっくりとした植え替えでは駄目なのです。
雨は本降りになったりポツポツ程度になったりと、基本的に降雨です。午後、辺りは暗くなったし。これでは時間が掛かる丁寧な作業はやりにくいので、アスパラガスの移植は中止にしました。
次回の週末ファーマーの農作業では菊芋(キクイモ)掘り、とっくり芋掘り、夏野菜の片づけ、耕うん作業などを予定していてアスパラガスの移植をやっている時間はないので、今季はそのままにすることにしました。







ニンニクの生育ほぼ順調

順調に成長しているニンニク
順調に成長しているニンニク

前回出ていなかった芽がほぼ出ていて、今のところ発芽率は99パーセントというところでしょう。
例年いくつかの株はネキリムシ(蕪夜蛾、カブラヤガの幼虫)の被害にあって、根元から茎が切断されてしまいます。
ネキリムシに切断されたニンニクの茎。 隣は切断後に茎葉が伸びてきています。
ネキリムシに切断されたニンニクの茎。
隣は切断後に茎葉が伸びてきています。

今回も4株被害にあっていました。1か所2株ずつですので、土中にいる1匹が切断したようです。土中にいるネキリムシを探し出さないとまた被害にあう可能性が高いですね。
しかしニンニクは駄目になっていません。地上部の茎を切断しているので、ニンニクは種から茎葉を伸ばしてきます。
前回種を蒔いたミックスリーフが発芽しました
前回種を蒔いたミックスリーフが発芽しました

300ほどあったタマネギの苗はすでに切断されてほとんど駄目になりました。こちらは再生しません。今回初めて苗を購入することにします。








管理者 : Masa
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