2017年3月5日日曜日

チガヤの除去と耕作準備

農作業2種 

チガヤの除去は終了に

チガヤ・スギナ・ハマスゲを除去する残りの範囲1㎡ほどの掘削に着手しました。残りの作業量はあと僅かだったので、楽しみ?に後回しにしていました。
チガヤの繁茂場所から最も遠いので、地上部でみると枯れたチガヤがあまりありません。掘削してみると、やはりチガヤの地下茎は少ないですが、それでも芽が出始めの勢いが良い地下茎が切れて出てきます。
スギナはあまり無く、ハマスゲはほとんど出てきませんでした。以前に除去した結果ですね。
ワラビの太い根にチガヤが貫通して、スギナの根が入り込んでいる。
ワラビの太い根にチガヤが貫通して、スギナの根が入り込んでいる。

出てきた物の新顔では、ごつごつしたジャガイモが2個ほど。以前育てていたジャガイモの収穫漏れがそのまま代を重ねていたものです。桜が咲くと畑のあちらこちらでジャガイモの芽が土から出てきます。
ホームセンターなどでは先月中旬頃から種ジャガイモが店頭で売られていて買われています。毎年私は植え付けるその週に購入しているので、まだ購入していないです。畑で芽が地上部に自然に出てくる時に、降霜しなそうな時期を選んでいるので、だいたい3月中旬です。そう考えるとそろそろですね。芽出しをするために早めに購入している方が多いと思いますが、私が購入する頃にはほとんど芽が出ています。芽が出るとジャガイモの栄養を使うわけで、段々とジャガイモ本体に張りが無くなってきているので、なんか残り物を買っている感じではあります。
さて、チガヤの除去をしながら、収穫したキャベツの葉を掘削した穴に入れていきます。やがてはミミズの餌になって土を作ってくれますので。しかしキャベツの外葉は厚いから本体から離して放置しておいてもなかなか枯れないですね。
掘った穴にキャベツの葉を埋めています
掘った穴にキャベツの葉を埋めています

チガヤの除去が終わりました。あとは、ワラビが混生している場所にチガヤがありますが、こちらは掘削するとワラビも除去することになってしまいますので、チガヤが出てきたらひたすら刈ることにします。


明日は啓蟄

二十四気の一つである啓蟄が明日です。
2日前の午後から夕方にかけて本降りの雨が降ってくれたので、雑草が勢いを増してきています。ですので、雑草抜きをサササッとやりました。そんな中、今季初めてアリがせっせと食料を運んでいる姿を見ました。まさに啓蟄です。
タンポポの芽が複数出てきました
タンポポの芽が複数出てきました

谷津の耕作準備
整備着手前の谷津の耕作地
整備着手前の谷津の耕作地

昨秋にハヤトウリを収穫した後ほったらかしだった谷津の耕作地の手入れに着手しました。
まずは三本鍬で枯草を集めていきます。カナムグラとハヤトウリのツルを力強く引っ張っていくので、竹製の熊手(レーキ)よりも力を入れることが出来る三本鍬を使います。
今日は南西の暖かくない風が強く吹いているので、汗をかく作業にはちょうど良い風です。しかも作業方向に対して追い風なので、枯草などが自分のほうに飛んで来ないので助かります。
表面の枯草を除去したら、土を生え始めた雑草ごと2cmほどジョレンで剥ぎ取って除去していきます。漁具のジョレンではなく農具のほうの板状のです。
ここは台地の畑には生えない名前が分からない雑草が生えてくるので(今度調べてみます)、その種ごと除去するのに土を剥ぎ取ってしまうのです。こうすれば、かなりこれからの除草作業の手間が減ります。
この場所は小川に近いほうの南半分が水漬いていて、歩いても長靴が沈み込み、土はジョレンから離れないので、いちいち足で土を落とします。まぁ元は田んぼだった所ですから仕方ないですが。春になってセリも出始めました。その土質を生かして、ここではエンツァイ(パクブーン、空芯菜)を栽培します。今回は野ウサギに食べ尽くされないように防御します。
そんな水漬いている状態ですが、現在の谷津の小川は全く水が表面に見えません。渇水です。雨が降っても地中に浸み込んだままで飽和状態にならず、水が流れないのです。
北側の土はコロコロとした粒状で、パッと見で確認できた3種類のミミズが沢山います。なかでもシマミミズ(キジミミズ)が目立ちます。川釣りや河口域のマハゼ釣りで、釣り具屋さんで買った釣り餌と同種のミミズです。
ここはハヤトウリにします。谷津の斜面に好き勝手に這わせてやります。そういえば、ハヤトウリを種用に保存しているのですが、どうなっているのか確認するのを忘れています。早々に確認しなくては。
さて、南側の土の剥ぎ取りは容易ではないので、次回にも分けて行うことにしました。
農作業では下ばかり向いているので、水漬いた所に生えている柿の木にまとわりついていたカナムグラとカラスウリのツルを、上を向いて取ってあげました。昨秋は1、2個しか成らなくて、他の柿の木も異常に少ない成りでした。今年はどうなることか?
谷津での今日の農作業は終了
谷津での今日の農作業は終了

作業を終えて谷津を離れると、ヒヨドリに似た鳥が2羽(つがい?)が柿の木に止まりました。越冬中のツグミです。こちらの様子を伺いながら用心深く、土があらわになった地面に1羽ずつ降りて虫を捕食しています。ミミズでしょう。
さぁ、農閑期は終わりです。






管理者 : Masa
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