2018年7月24日火曜日

畑での飲料を自作の経口補水液的飲料にしてみました(熱中症対策)

いつまで無降水で酷暑が続くのでしょう。そろそろ農作物に水分不足の影響が目立ってきそうです。

今回の週末ファーマーの農作業は2日間丸々作業が出来たので、やりたかった事がだいぶ終わって満足です。酷暑がひどいので15分作業をしたら20分休憩というペースでの農作業となりましたが。
小玉スイカのエリアの除草をしていきます。 スイカは左側と右側奥の三か所。
小玉スイカのエリアの除草をしていきます。
スイカは左側と右側奥の三か所。

小玉スイカの根張り対策で除草

降雨が10日間以上も無いのに小玉スイカは育ってきています。土中には少ないですが水分があるからです。
そして、だいぶ小玉スイカのツルが伸びてきて、同じように雑草も増えて育ってきています。
雑草があると小玉スイカのツルが雑草の上を這うようになってしまい、ツルから出てくる根が土に達せず成長が悪くなります。
3か所に分けた小玉スイカの栽培場所のうち2か所は雑草が伸び放題となっています。
今回の週末ファーマーの農作業ではこの場所の除草をメインとしました。
雑草に埋もれた小玉スイカ畑
雑草に埋もれた小玉スイカ畑

雑草で多いのはスベリヒユ。これは肉厚な茎と葉が横に広がって、小玉スイカの根張りを妨げてしまいます。スベリヒユは乾燥に特に強く、刈り取った時に回収からもれた茎が再び根を下ろしてしまう生命力の強さです。
三角ホーでは根元を狙って根こそぎの除去を心掛けますが、酷暑で集中力が鈍る中、切断しやすい茎だけが切れて根が土中に残ってしまうことがあります。このため二度手間ですがしっかりと根を除去していきます。
小玉スイカのツルがまだ伸びて来ていない所は三角ホーで除草しましたが、伸びて来ていないと思ったのに雑草に隠れていたりして、うっかり何本かの横ツルを誤って三角ホーで切断してしまいました。
また、ツルはとても折れやすいので、ツルを持ち上げた時にポキッと何本か折れてしまい勿体ないことに。けれど、次々に横ツルが出てくるので、ツルを間引いたと思うことにしました。
除草終了。さっぱりしました。黒土が乾燥で灰色の火山灰みたいになっています。
除草終了。さっぱりしました。
黒土が乾燥で灰色の火山灰みたいになっています。


ツル・葉の下の雑草は一つ一つ掴んで根から引っこ抜いていき、除草が終了。
根元と根を下ろすであろう所々にケイフンの追肥をしておきましたが、降雨がないと追肥が浸透しないので今のところほぼ意味がない状態です。
小玉スイカがあちこちに生っています。
小玉スイカがあちこちに生っています。

小玉スイカは直径15cmほどになっているものがあり、前回の農作業の時から成長していないように見えたので1個収穫してみました。
本来ならツルからスイカに伸びる巻きヒゲが枯れてから収穫するのですが、これは枯れていませんでしたので試験的な収穫です。ただし、この近くの巻きヒゲは枯れているものがありました。
昨年は雑草でスイカが隠れてしまい、出来ているのが分からなくて収穫初回のタイミングを逃した結果、割れたスイカがカラスとカブトムシに喰われるという勿体ないことになっていました。
今年は雑草とカラス対策が万全なので問題ないでしょう。
初物の小玉スイカ。
初物の小玉スイカ。

さて、収穫したスイカを夜に早速食べてみたところ甘みがあったとのことで、次回はそろそろ本格的な収穫開始となりそうです。






自作の経口補水液的飲料

この酷暑の中での趣味的農作業(週末ファーマー・祝祭日ファーマー・シェア農園・シェア畑・家庭菜園)でも小まめな水分補給が重要です。
いつもはウォータージャグにブロック氷を入れてギンギンに冷やした緑茶を飲んでいたのですが(約2人で約6リットル)、今回の農作業最終日は自作の経口補水液的飲料にしてみました。

経口補水液は、熱中症などで脱水症状になった場合の飲料なので、常用するものではありません。
これをふまえての自己流なので、以下は個人の忘備録です。

緑茶は利尿作用があるということで、酷暑の中の飲料としては適さないとのことですが、発汗と蒸発で水分が身体から失われているので、利尿作用なんて全く効きません。
農作業中の食べ物は飴さえも舐める気にならないので、ご近所さんから差し入れが無い限り飲料の緑茶だけの補給なのでした。
しかし、前回までの農作業では熱中症による強めの頭痛が度々起きていたので、飲料による対策をしてみようと考えたのです。もちろん、作業は無理せずに行うことを基本として。
ある医師による経口補水液を作る例を参考にして、ベースは水だけではなく、自己流で緑茶の2パターンにしてみました。

緑茶・水は2リットルを基本として、砂糖(グラニュー糖)を80グラム(大さじ約9杯分)!量が多いのではないかなぁと思いつつも、これぐらいの量がないと効かないのかもと思い、入れてみました。甘味料入りのジュースはこんなものだろうし。
食塩は6グラム(小さじ約1杯分)!これも2リットルでこの量。6リットル分を用意するので3倍になります。となると、一日の食塩摂取量をこの飲料だけでかなりオーバーすることになるなぁと思いつつも、このぐらいの量がないと効かない気がするし。
熱中症の予防対策ではなく、熱中症になった後の対策なので、これでいくことにしました。

さて、農作業開始後まもなく、ものすごい大量の発汗、息切れ、顔の紅潮、だるさが現れましたので、自作の経口補水液的飲料を飲んで日陰で休憩をとりました。
身体からは水分と塩分やミネラルがだいぶ抜けてしまっているのでしょう。
自作の経口補水液的飲料は甘さが口に残るのですが、緑茶よりも身体に良いと思い込ませてあるので、気分的にも熱中症になった後の対策になっている気がします。
2回、3回と大量発汗の休憩ごとに飲むと、気のせいか緑茶だけの時よりも身体が楽な気がしてきました。頭痛もかなり減少傾向です。医学的な検証は全く出来ていないので、何とも言えませんが。

この酷暑の中、無事に週末ファーマーの農作業を終えて、次回に繋げることが出来ました。

高血圧・血圧高めのことを考えて、今後は自作の経口補水液的飲料に入れる砂糖と食塩の量を調整していこうと思っています。





管理者 : Masa
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