2018年7月30日月曜日

雨後の大玉スイカと小玉スイカの様子

台風が接近したものの被害軽微
土曜日は台風12号が接近した影響で、17日ぶりの雨となりました。止み間があったものの、ザッと強く降ることが多かったので降水量がまとまり、農作物にとっては恵みの雨となったことから一安心です。
 さて、台風の接近が終わった日曜日、1日しか作業が出来ないので、週末ファーマーの農作業は早い時間から開始しようと段取りました。が、民間気象会社の天気予報を見ると、東から西に向かう異例の台風のせいで、大気のぶつかりから南北に細長い線状降水帯が次々に発生する予報となってしまい、少し様子見としました。
様子を見たものの、線状降水帯が14時までは次々に発生する予報だったので、雨が完全に止むのをあきらめて農作業行きの準備を開始!
 雨が降ったり止んだり、ギラギラと晴れたりする不安定でかなり蒸し暑い中での農作業開始となりました。
 台風接近による被害はというと、ゴーヤと紫ツルムラサキ2か所のネットの支柱が風で折れて、ネット半分が横倒しになっていたことぐらいで、ツルは切断されていなかったので軽微でした。
長レイシは一般的なゴーヤより色が薄いです
長レイシは一般的なゴーヤより色が薄いです

ゴーヤは一般的な種類と「長レイシ」の2種類。長レイシは文字通り長い(30cm以上になる)けれど細いので、重さはそんなでもありません。






雨後の小玉・大玉スイカの様子
心配なのはスイカ達です。
記録的な無降水、もしかしたら無降水の最長記録?が続いた当地では、この久しぶりの降水でしかもしっかりとした雨量があったので、スイカも水分をたくさん取り入れていることでしょう。実にも水分が多く行き渡ったと思います。
そのことで心配なのは、かなり水分が不足していた中で硬くなっていたスイカの実の皮が、じゅうぶん過ぎる水分を得たことで、内部の水分量に耐え切れなくなって皮が裂けてしまうことです。
さてさて、小玉スイカの様子を見に行くと、ツルの先のほうに生っていた直径15cmほどのスイカが1個、パカッと割れてしまっているのを発見!果肉が赤くなくまだ白いので未熟です。熟しているのなら割れて間もないから食べてしまっても良いでしょうが、未熟なので勿体ないことに廃棄となり残念。せめて虫のエサにと草むらに。
さらにもう1個割れているものを発見。せっかく大きく育ってきたのに廃棄です。
あとは1個、横に亀裂が3本ほど短く入って裂け始めているものがありました。これは割れる前触れだと思いますので様子見とします。
ここまでが初期に植えた小玉スイカのエリアでの出来事。
ほかに2期、3期と植えたエリアがあって、2期目ではようやくスイカの実が大きくなってきていましたが、1個に亀裂が小さく入っているのを発見してしまってがっかり。これも様子見でそのままにしておきました。

本日、パカッと割れてしまっていたとの報告がありました。やはり駄目です。



収穫はというと、小玉スイカの域を超えている大きさのものがあったので、割れてしまうのを危惧して、収穫時期にはまだ早いのですが収穫してみました。これは収穫時期の目安を示す、ツルと実をつなぐ所の巻きヒゲが枯れるということにはなっていなかったので、出来具合がちょっと心配です。3、4日間常温保存で追熟させてから冷蔵して食べてみることにしました。
湿度100%の中、汗だくの雑草抜き。
湿度100%の中、汗だくの雑草抜き。

大玉スイカのエリアは、株元近くに雑草のオヒシバ・メヒシバ・スベリヒユが勢い良く育っていたので、手で引っこ抜いて除草です。雨後・雨中なので雑草が通常よりは抜けやすく少し助かりましたが、立ったりかがんだりで腰には大きな負担となりました。
幸いなことに大玉スイカには亀裂が見当たらず今日は一安心ですが、明日以降用心深く見ていく必要があります。
昨年はパカッと真っ赤に熟したのが割れていて、カブトムシ達の餌になっていましたし。
大玉スイカは順調に生育中
大玉スイカは順調に生育中

今年のスイカは伸びが遅くて、実の数が少なくなっています。やはり雨が極端に少なかったせいでしょう。
植え付けた数が多いので、昨年並みには収穫できると思いますが。
収穫した夏野菜と小玉スイカ
収穫した夏野菜と小玉スイカ
これから育ってくれることを期待します。







管理者 : Masa
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