オクラがなかなか成長しない
約一か月半前、畑に種を一粒ずつ植えたオクラがなかなか成長(伸びて)していきません。
伸びていないのに花が咲き、オクラの実が次々に出来て収穫する事態になっています。
オクラは美味しく出来上がっています。
密に種を植えていませんが、より良く成長したものを残すために間引きを2回に分けて行って、間引きしたのは無駄にせず移植してあります。
昨年までのオクラ栽培は、育てたオクラで出来た種を使って育てていました。それで問題はなかったのですが、昨年はオクラの実が出来始めてからもなかなかオクラが成長しませんで、ある程度の日にちが経ってから順調に伸びていきました。
これは自家製の種のせいかと思い、今回は市販のオクラの種2種類を購入して栽培してみたのです。
しかし今回もオクラの成長が遅く、株は高くてもまだ40cmほどしかありません。オクラ栽培のイメージとしては、80cmほどに育ってから実を付ける感じでしょうか。
これで成長が遅いのは種のせいではないと分かりました。
元肥もいつもどおりです。追肥はまだしていません。1回目の移植したオクラに追肥をしていますが、こちらも成長が遅いまま実を付け始めました。
なかなか成長しない原因はなんだろうと、昨年の状況も合わせて考えてみました。
当てはまるのは少雨。このせいではないかと。
降雨任せの栽培なので、ほとんど降雨がない現在の状況では水分が極少となっています。
表面の黒土は灰色になりパウダー状でサラサラ。まるで火山灰のようです。
夕方から夜にかけて雷雨の予報が出たりしていますが、実際は当地に雨雲がかからず空振りに終わっています。
畑を潤す降雨があれば成長していくことでしょう。様子を見ていきます。
そういえば、今回の週末ファーマーの農作業で追肥を忘れてしまいました。あまりの暑さに参ってしまって。
スイカの様子
大玉・小玉スイカの成長は順調です。
しかし、大玉スイカのエリアは2週間ほど除草をしていないので、土が見えないほど雑草で覆われてしまっています。
週末ファーマーの農作業の1日は、ここの整備をメインにして酷暑の中、黙々と進めていきました。
雑草はメヒシバをメインにオヒシバとスベリヒユが目立ちます。栄養が良いのでとても肥えている雑草です。スベリヒユはおひたしにして食べる地方があるそうですが、雑草として見てしまっているので、ちょっと食べる気にはならないですね。
その雑草の中に毎年種がこぼれて自然に生えてくる青シソ(大葉)とオカノリとシビランがあります。これは除草しないで残していきます。が、三角ホーの動かし方が勢い良いので、雑草に混じっているこれらをかなりの数、勿体ないことに引っこ抜いてしまいました。
シビランは「沖縄野菜シビランサー」と説明書きがあったものを購入したので、「シビランンサー」と覚えてしまいました。「ブラジルホウレン草」「アフリカホウレン草」とも呼ばれています。ホウレン草には全く似ていません。
作業を始めた頃は無風で地獄だったのですが、徐々に乾き気味の強めの南風が吹くようになったので、酷暑の中なんとか除草を進めることが出来ました。
三角ホーを使った作業は、15分作業したら日陰で15分休憩。夕方前には雲が出てきて作業が楽になったので除草を終了することが出来ました。
しかし、カラス対策でスイカエリアを防獣ネットで囲う作業は途中で終了となり、防鳥の水糸をエリアの上に張り巡らす作業は出来ませんでした。
まだ大玉スイカは熟さないので大丈夫でしょう。
トウモロコシの収穫
タヌキだかハクビシンとカラスと害虫の対策がほぼ成功して無事に収穫となりました。
トウモロコシの周囲は網だらけになりましたが。
トウモロコシの実を食い荒らすアワノメイガの幼虫対策として、トウモロコシの株の先端にある雄花を受粉終了後にカットしたので、この害も防げました。昨年まではこの雄花カットをしなかったので、ほとんど虫食いとなっていました。
トウモロコシの実は小粒気味で皮が固めになったので、来年は追肥をたっぷりして、降雨による水分の供給を期待しましょう。
さて次回は、小玉スイカのエリアの雑草抜きがメインとなりそうです。
管理者 : Masa