2018年7月10日火曜日

タヌキの食害再び

トウモロコシに二回目の被害

前回の週末ファーマーの農作業では、トウモロコシがタヌキの食害に遭っていたのを見つけています。
この時は防獣ネットの下から入り込んで、甘いトウモロコシの茎をかじって株2本をダメにされたのです。トウモロコシは未熟だったので茎をかじったようでした。
再びタヌキの侵入を許さないように、防獣ネットの下側のネットを二重にして土に埋め込んで対策をしておきました。
防獣ネットの小さな網目から覗いて撮影した被害の状況
防獣ネットの小さな網目から覗いて撮影した被害の状況

そして今回、トウモロコシのエリアを確認してみると何か変です。
見てみると、二重にした防獣ネットの上方の境目が部分的に下がっています。さらに見てみると一重の防獣ネットの上部が崩れています。防獣ネットの中を見てみると、谷津側のトウモロコシの株約10本が折れて、トウモロコシがかじられて散乱状態です。
またタヌキにやられました。大ショック。
今回は下からの侵入が無理なので、なんと防獣ネットをよじ登り、空いている上から侵入したのでした。
でも、どうやって中から出たのだろう?
やはりよじ登って出るしかないのです。危険を冒してまでもトウモロコシを喰いたかったタヌキの根性に感心してしまいました。
防獣ネットの上に防虫ネットを被せてタヌキ対策
防獣ネットの上に防虫ネットを被せてタヌキ対策

今度は二度と侵入を許しません。
トンネル仕立てにしておいた小玉スイカの防虫ネットを外したので、それをそのまま利用してトウモロコシの防獣ネットの上へ被せました。
ネットとネットの接合にはビニタイを使ってずれないようにして。
これならタヌキも侵入をあきらめるでしょう。



周囲の畑のトウモロコシ栽培の状況

地主さん宅に近いエリアのタヌキによる被害状況
地主さん宅に近いエリアのタヌキによる被害状況

地主さん宅に近いエリアでは、今までタヌキの被害もカラスの被害も受けていなかったということでしたが、今回は残念なことに全滅状態です。人の気配がなくなった(地主さん不在)からでしょう。
タヌキに荒らされた後は、カラスが残りを喰っていました。
今まではカラス除けとして、銀色系の光るテープで周りを囲うだけで防げていたそうですが、もうトウモロコシの栽培をあきらめて、テープを片付けてしまっていました。

別の畑を遠くから見てみると、防獣ネットで囲ったトウモロコシが折れていたりして荒らされている状態が分かりました。ここもやられましたね。
昨年もそうでした。なかなか防げません。
昨年、タヌキの被害に必ず遭うから、もうトウモロコシは作らないと言っていましたが。

日没前には、ちょっと離れている場所で耕作している方が来て、「トウモロコシをタヌキにやられた。」と言っていました。
一斉にタヌキにやられたようです。次々に襲っていったのかなぁ。はたしてタヌキは何匹いるのでしょうか?

ここで疑問が。タヌキ、タヌキと言っていますが、そういえばタヌキの姿は見ていません。足跡だけ。もしかしたらハクビシンの可能性があるのかも。
近所ではタヌキとハクビシン両方見たことがあるので。

さて、残りのトウモロコシは無事収穫に至るのでしょうか。





エンツァイ(空芯菜)

エンツァイ(空芯菜)が発芽
エンツァイ(空芯菜)が発芽

前回の週末ファーマーの農作業で種をばら蒔きしてから約一週間、家人が一日一回水やりをしてくれたので無事に発芽しました。週末ファーマーの農作業前日にはかなりの雨量もあったので水分は問題なし。
あまりの猛暑が続いたので心配していましたが良かったです。
これからはたまに降雨がないと育ちが悪くなるので、天気予報を見ながら対策をしようと思っています。





追記

週末ファーマーの翌々日、家人にトウモロコシのエリアの様子を見てもらいました。

防獣ネットをよじ登ったタヌキあるいはハクビシンの足跡(泥付き)があって、なんと天井部にあたる防虫ネットの上を歩いた足跡がくっきりと残っていたとのこと。
しかし、タヌキ類に対する防御をしっかりしていたので大丈夫でした。これであきらめてくれることでしょう。
管理者 : Masa
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