モロヘイヤは種が出来てきました(種は有毒)
花が咲いてきたモロヘイヤ |
いつのまにかモロヘイヤは黄色い小さな花を沢山咲かせて、葉が固くなっていました。葉が固いと食感が良くないので食用には適しません。ですので、今回は収穫をせずにモロヘイヤの時期は終了となりました。
種もだいぶ出来てきています。この成熟した種には強心配糖体(強心作用成分)が含まれていますので中毒を起こします。絶対に食べないようにしましょう。
成熟した茎にも中毒を起こすこの成分があるとのことですので食べないように。
農産物直売所などで販売されているモロヘイヤのうち、長い茎ごとカットしているものを見掛けます。これは収穫適期のモロヘイヤだから問題ないのでしょう。
発芽からしばらくまでの若葉などにも中毒を起こす成分があるとのことです(内閣府食品安全委員会2007)。間引いたものなどを食べないように気を付けましょう。
サヤに入ったモロヘイヤの種 |
来年のモロヘイヤ栽培は、一粒一粒種を植えて数多く栽培することにします。今回は苗を2ポット購入して植え付けたのですが、1ポットに4、5本の苗が密集していて、それを1本にするために間引く(苗を根元から切断)のがかわいそう(勿体ない)なので、そのまま栽培したのです。その結果、酷暑・猛暑・少雨の影響もありますが、例年より育ちが良くなかったと思います。
オクラも終わり
ハイビスカスに似た綺麗な花は少しだけ咲いていますが、実が大きくならない状況です。もう収穫には至らないと思います。
あとは、サヤが枯れて種が出来るのを待ちますが、2、3週間はかかるでしょう。
終わりを迎えるオクラ |
キクイモ(菊芋)は花が咲きました
キクイモの花 |
背が高くなってから風で倒れたキクイモ(菊芋)を、簡単に支柱と麻ひもで支えて立てたのですが、やはり簡単なやり方の支柱では持ちませんで、再び倒れてしまいました。
そして、それをそのままにしておいたら先端の茎が天を向き、黄色い花を付けたのです。
あとは、枯れるのを待って地中の「イモ」を収穫することになります。最近は健康野菜として人気があるようです。
倒れているキクイモ |
植え替え中のイチゴ
イチゴ植え替え中 |
10月中にイチゴの株の移植を終わらせるべく作業を進めています。
古株の他に、ランナーから根を下ろした成長何番目か分からない株を混在させて植え付けています。
過去には、霜が降りる直前や霜が降りてからの時期の移植でも問題ないことがあったのですが、年によって移植結果にムラがあるので早めに終わらせることにしたのです。
霜が降りる前までに完全に根が付くようにしないと、霜で株が根ごと浮き上がってしまい枯れてしまうことが多いからです。
移植先では、先日に種を落とした雑草のメヒシバの芽がたくさん出てきていますが、冬になれば枯れるのでそのままにしておきます。除草の時間を他に回しますので。
ミックスリーフは虫に喰われた
せっかく芽が出たのに、青虫系の幼虫にほとんど喰われてしまいました。
例年なら問題ないのですが、今年はまだ青虫系がいるのです。種を蒔いた時期が少し早かったようです。
いくらかは育つかもしれないので葉が残っているのはそのままにして、同じ場所で芽が無い所に再び種を蒔いてみます。
虫に喰われたミックスリーフの芽 |
台風24号接近前
台風24号の接近前、風はほとんど吹いていないし雨が上がって道路が乾いたので畑に向かってみました。台風は12時間後に接近予報です。
しかし、到着したと同時に雨が降り出すということになり、ビーチパラソルを差しながらの収穫だけの農作業となってしまいました。もちろん安全を確保しての作業です。
真夜中に接近通過した今回の台風は威力が強かったので、今回農作物を収穫していなければダメージを受けてしまい、台風通過後には収穫出来なかったことでしょう。
ニンニクの植え付けは次回に持ち越しです。9月中に植え付けを開始出来なかったのは初めてだと思います。
畑脇の排水溝に勢いよく流れていく雨水 |
台風24号接近通過後の畑の状況
家人からの報告によりますと、色々な物が強風で倒れたのはもちろんで、かなり畑が荒れたとのこと。
一番の被害は、3期目の秋ナスの若木が強風と台風が運んできた塩分によって、葉が白くなりしおれてしまったことです。時期的にもう復活はないので、これでナスは一気に終わりになってしまいました。
ピーマン・シシトウ・伏見甘長トウガラシ・日光トウガラシ、まだ収穫していない鷹の爪(トウガラシ)も駄目かもしれません。
夏野菜が一気に終わってしまうこととなりました。
さあ、これからは冬・春野菜の準備でまだまだ農繁期は続きます。
参考HP : 内閣府 食品安全委員会2007「食品安全総合情報システム」
管理者 : Masa