三連休のメイン作業は、当週末ファーマーの農作業で最も重要な「無農薬無化学肥料栽培の種ニンニク」の植え付け作業第一回目でした。
1日目は蒸し暑く、2日目は季節外れの最高気温32度の厳しい暑さ、3日目は北風が涼しい曇り空で前日比-10度の最高気温。作業する内容が多くてハードだったせいもあり、体調がおかしくなってしまい発熱しました。
種ニンニク6kg |
ニンニク植え付け用の畝作りと植え付け
西側エリアの畝作り。粉状ケイフンをうっすらと。 |
第一回目は二つのエリアに植え付けます。一つ目の西側エリアは前々回までにケイフンと米ヌカを撒いてから耕うんしてあるのですが、その後ハマスゲメインで細かい雑草がびっちりと生えてしまっています。これでは畝が作りにくいので、再び耕うんして細かい雑草を混ぜ込むことにしました。しかし、ハマスゲは先々はびこってしまうので、出来る限り畝作りと植え付けの際に取り除くことにしましたが、このせいで植え付け完了まで時間が余計に掛かってしまうことになりました。
今回は鍬ではなくジョレンで溝をだいたい掘って、そこに粉状ケイフンをうっすらと撒き、元肥としています。その後、ジョレンで土を寄せて高さ20cm前後の畝を作っていきました。この高さは、追肥の際に土寄せをしないので、あらかじめ畝を高めにして植え付ける種ニンニクを深めに埋めるためです。
種ニンニク球から1片ずつにばらした状態 |
畝を作り終わったら、阿蘇産の種ニンニクの植え付けです。この種ニンニクでしかニンニク栽培はしません。種の状態から収穫後の状態までとても良いのです。
球根植器 |
初めは球根植え器で畝に穴を掘ってみました。これを使うときれいに穴が掘れるのですが、ちょっと時間が掛かってしまいます。今回も時間が無いので、中腰でざっくりと移植ゴテで掘っていくことに変更です。
直径約7cmの穴の中心と穴の中心の間隔は約15cm。深さは9cm前後。ここに種ニンニク球をばらした1片を軽く地中に押し付けるようにして直立させ、次々に置いていきました。
種ニンニクの植え付け |
種ニンニクの植え付け間隔 |
二つ目の真ん中エリアは、ハマスゲが他と比べて少ないので作業は順調ですが、腰が痛くなったので四輪付き農作業ミニカート(らくらくカート)に座って穴掘りと植え付けをしてみました。これを使うと腰への負担が軽減されるようでだいぶ楽です。一つ目のエリアでも使えばよかったと少し後悔。
畝を真っすぐに作るためにガイドヒモを使いましたが、 面倒なので一度きりです。 |
真ん中エリアでの種ニンニクの植え付け |
このエリアの半分は土作りをしないで元肥だけで畝を作っています。時間がありませんでした。成長に差が出てくるのか観察することにします。
さて、猛暑の中、植え付けた数は?
1畝で40片前後、今回は全部で592片を植え付けましたので、全部育てば592株になります。
しかし、6kg購入した種ニンニクは1/3ちょっと残っています。
東側エリアの整備をしたので、次回の週末ファーマーの農作業で耕うんして、時間を置かずに畝を作って、残りの種ニンニクを植え付けることにします。
ちなみに、このエリアの谷津に近い所では、カブトムシの幼虫が土中からたくさん出てきてしまいました。浅いところにいるのです。無事だったものはその場に埋め戻したのですが、他の場所に埋めれば良かったと今思いました。そんな余裕が無かったのですね。耕うんしたらまた出てきてしまいます。畑が自然に近い状態に戻り始めていたので、カブトムシが卵をたくさん産んでいったのでしょう。
ニシユタカの追肥・土寄せ
ニシユタカの株間にケイフンの追肥 |
秋ジャガイモは植え付けた9割近くが順調に成長中です。
全く芽が出てきていないのがあるのですが、どうなっているのでしょう?種イモのまま死んでいるのかもしれません。
追肥は株間に粉状ケイフンをボテッと置いて、その上とニシユタカの株の根元・周囲を10cmほど埋めて土寄せとしました。
ちょっと心配なのは、土寄せで集めて使った土に以前の苦土石灰の粒が結構混ざっていたこと。石灰分が多めなので、ジャガイモそうか病にならなければ良いのですが。
ニシユタカの追肥・土寄せ後 |
台風24号の塩害(引き続き)
南側が塩害にあったヤーコン |
塩害にあった丸オクラ |
強風で倒れた鷹の爪(トウガラシ) |
ヤーコンは風が強くあたった南側の葉が駄目になっていました。丸オクラは葉がしおれてしまったのでおしまいです。
鷹の爪(トウガラシ)は台風の強風で、株と園芸支柱を繋いでいた劣化した麻ヒモが切れたため倒れていました。早めに倒れたようなので、塩害にはあっていません。
倒れなかった日光トウガラシは南側が塩害にあっていました。
管理者 : Masa