最後のエリアのまだ続き
谷津の林と南の空 |
今季最大級の寒波到来中
ハマスゲだらけのエリアの植え替えを継続中です。本日は寒気の南下が大きく日本列島をすっぽりと覆うような状況で、とても冷たい乾いた北風がビュービューと吹いています。風が吹いていても前日からの降霜が激しいはずなので、作業は午後から行いました。他の畑を見ると、日陰の時間が長かった場所はまだ白く霜が溶けきっていません。自分の所は夕方前までは陽当たりが良いので霜はありませんでした。しかし、溶けた霜の水分で通路がドロドロの土となっていて、一輪車を動かすとタイヤに土がこびり付き、それが落ちないでタイヤに積み重なっていき、これまた動かし難いのなんのって。しかも自分自身が滑らないように注意をしながらの行き来です。
そして、畑作業開始早々北風にのって、数分ではありますが風花が舞い、昨年11月と合わせて2回目の降雪となりました。
北の空の雪雲 |
霜に勝っている植え替えたイチゴ |
ハクセキレイ(鳥)現る
土を掘り返していると、「チチッ」という鳴き声を出しながら飛来してきた鳥がありました。小さめのハクセキレイです。尾っぽをピンピンと上下に動かしながら、土を掘り返した所で昆虫を探して歩き回っています。見ていると何かを捕食している様子があるので、ダンゴムシか何か小さな昆虫を食べているのでしょう。
スマートフォンで写真を撮ろうと構えると飛んで離れてしまいます。注視されるのは怖いでしょうが、スマートフォン越しでもハクセキレイ自身がターゲットとして狙われている事を感じ取るのでしょう。
けど、少しすると舞い戻ってきて、何事もなかったようにエサを探して歩いています。最接近はこちらとの距離1mほどまで来ますが、大振りな動作をするとすぐに逃げてしまいます。
スマホの望遠機能で撮影したハクセキレイ |
夕方前、隣の畑にもう一羽ハクセキレイが飛来し、こちらにいるハクセキレイが「チチッ」と鳴いたら、向こうも「チチッ」鳴き声で短く挨拶らしきものをしました。捕食中の縄張りでもあるのでしょうか?この隣の畑のハクセキレイは、さっと物色したのちに飛び去ってしまいました。
イチゴの植え替えの様子
さて、ここの畝のイチゴはというと、昨年の夏以降の雑草繁茂の影響で親株以外の生育が良くなく、子株としての移植用にはほとんど適していませんでした。なので、今回の植え替えたもののほとんどは、親株から折り取ったものになりました。株元は太く、根が張るものです。寿命としてはどうなのでしょうか?ちょっと実験です。
本日のイチゴの植え替え作業終了 |
林に太陽が隠れると、ハクセキレイは鳴き声とともに飛び去って行きました。日没になりようやく植え替えが終わりました。手はかじかみ足先は冷たさで痛くなっています。あと残りは1畝。いよいよ終わりが見えました。