2017年1月4日水曜日

イチゴの植え替え5

最後のエリア

カタバミとハマスゲに苦労する

2016年の年末に1日だけ農作業が出来ました。
前回植え替えたものは根がしっかりしていたせいか、株が霜で浮き上がることなくて良かったです。
霜に負けないイチゴの株
霜に負けないイチゴの株

谷津の林。本日も快晴。
谷津の林。本日も快晴。 

相変わらずイチゴの根にカタバミとハマスゲの根が絡み合っていて、作業がなかなか進みません。それらの塊をその都度拾い上げるので腰を痛めてはいけないと思い、数回に一度は拾い上げずにしゃがんだまま作業をしてみたりしました。しゃがんで立ち上がる時はエンピの持ち手を握って支えにすると楽なので、そんな感じで腰への負担をなるべく軽くして作業をしました。
ひたすら掘ります
ひたすら掘ります 


カタバミについて

雑草の一つとして片づけないでカタバミ(カタバミ科)について少々。
カタバミは数種類ありますが、畑では葉が緑色のカタバミとベージュ色の2種類が存在します。どちらも花の色は黄色です。緑色のほうは茎が立つのもあり、それはタチカタバミかと思います。ベージュ色のほうはアカカタバミでしょう。
古株のアカカタバミの根。太さは約5mm。
古株のアカカタバミの根。太さは約5mm。

種子がやっかいで、実を触ると果皮が割れ種子がはじけ飛んでしまって、どんどん生息域を広げていきます。先月には、そのはじけ飛んだ種子が目に入って奥に入り込んでしまいました。目の奥に入ってからは目に違和感がなくなったので、作業が忙しいこともありそのままになってしまいました。


数時間後帰宅してから思い出して、目薬をさしてみたら種子が出てきて、やっぱり種子が入ったままでした。
カタバミ
カタバミ

カタバミには呼び名が色々あります(以下引用)。
「またの名をスイモノグサと言うのは、全草に酸味があるから。全国に方言が多いが、中でもゼニミガキ、ミガキグサは、この生の草でしんちゅうや銭をみがくと、きれいになることからついた。これはシュウ酸を含んでいるからである。またチドメグサも、小さな傷の血止めになるのでつけられた。」(株式会社主婦の友社1980, p.53) 
カタバミについてはこのくらいにしておいてイチゴに戻ります。

さて、本日は何畝出来た?

そんなこんなで雑草取りに時間が掛かって夕暮れ間近になったので、耕運機で耕さずに畝を1畝作りました。土は荒く、ランナーなどの枯葉が混ざる状態の畝です。成長にどう影響するでしょうか?
イチゴの株の植え付けは、株元が太くて根が張るものが少なかったので、畝の長さの半分しか出来ませんでした。残り半分は次回用となります。
日没後、本日の畝の仕上がり。
日没後、本日の畝の仕上がり。

だいぶ残り作業が少なくなりました。あと2日間の作業で終わりを迎える感じです。
もう少し続きます。イチゴの植え替えの続きはこちらから。
前回のイチゴの植え替えはこちらから。







引用文献 : 1980 株式会社主婦の友社『続 薬草カラー図鑑』わたしの健康別冊 
管理者 : Masa
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