2017年1月22日日曜日

イチゴの植え替え8

ついにおわり 

本日も青空だが東には雪雲発生中
本日も青空だが、遠くの東の空には雪雲発生中。

前回植え替えたイチゴ。畑の表面は乾燥中。
前回植え替えたイチゴ。畑の表面は乾燥中。

畑作業の前日は雪や雨の予報が出ていて、どうなるかなぁと推移を民間気象会社の実況で見ていました。実際には当地での降水はほんの短時間少しの雪で終わりました。当日は、降水の強弱の範囲がまばらに分布していて、午前中では西へ約30kmも行くと、家の屋根等に1cmくらいの積雪の報告もされていました。
当地ではそのような少ない降水量だったので、強い北風のせいもありますが畑の表面は乾燥中で作業がしやすかったですね。けど、前回植え替えたイチゴのためにはもっと水分が欲しかったかも。
近隣のイチゴの畝。
近隣のイチゴの畝。こちらは間引きがほとんどで植え替えが少ない。

植え替え最後の畝(1日目)

相変わらずハマスゲ・カタバミが多いのですが、スギナも他の畝と比べると結構ありました。スギナは引っこ抜くと「ブチッ」と切れてしまうため、出来るだけ根っこを掘り探して根の先端まで追いかけます。スギナは数センチでも根が残っていたらそこから芽が出てきて、再び繁茂するようになりますので注意が必要です。
現れたスギナ。もう芽が出ています。
現れたスギナ。もう芽が出ています。

掘り上げたスギナの根
掘り上げたスギナの根

エンピ(スコップ)を勢いよく縦に土に差し込んだら、「カチッ」と音がしました。陶磁器にあたった直撃音です。出てきたのは肥前系と思われる磁器の染付碗の破片でした。外面は草花文、内面には圏線が描かれていましたが、写真では白色が飛んでしまって文様が分からないですね。江戸時代のものだと考えられます。
磁器の染付碗の破片
磁器の染付碗の破片

北風が強く、日没後には足先が冷たくなってきたので本日の作業はここで終わり。


植え替え最後の畝(2日目)

残りは長さ2.5mほどの範囲だったので、ひたすら掘り起こしていきます。このエリアはイチゴの株が大株なので、エンピを数回差し込んで土と株をエンピの腹側で「ヨイショッ」と掘り起こす、いつもに増して力作業です。その土と株の塊を、植え替えに使えそうな株と使わない株、絡み合った雑草と分離していきます。この時に色々な小さな虫がボロボロと落ちていきます。葉の茂りが良かったので恰好の越冬場所だったのですね。
越冬中のテントウムシ
越冬中のテントウムシもいました。

そういえば今日は、作業開始早々にハクセキレイが「チチッ」と鳴いて舞い降りてきたのですが、こちらがちらっと見たら飛び去ってしましました。こんなに虫がたくさんいるのに。
掘り起こし作業終了!
ついに掘り起こし作業終了!

15時半には掘り起こし作業が終わったので、今回は耕耘機で耕しました。ホンダの30年物の耕耘機ですが、久しぶりの稼働にもかかわらず一発始動で相変わらず元気です。今度エンジンとミッションのオイル交換をします。エアフィルターも見てみましょう。
やはり耕耘機で耕すと土がフカフカで、畝作りの作業量が軽くなります。畝を作る列の下に元肥(鶏糞)を軽く撒いて、高畝にしたらいよいよ最後の植え付けです。
今回の畝は幅を広くとって2列植えられるようにしました。片側の列はいつものイチゴの株です。そういえば何てイチゴの種類だったか覚えていません。今度聞いてみます。近隣のエリアで増えたイチゴの株を移植してから4年、イチゴ畝の整理に手を付けるのを躊躇うほど増えていくイチゴ、その繁殖力はもの凄いです。
そしてもう一方の列は、近隣で増えつつある「四季成りイチゴ」を分けてもらったもの。この四季成りイチゴは手入れをほとんどしていないので、四季成りになっていません。花はピンク色が強いものです。このイチゴも繁殖力が強めです。今季から四季成りイチゴも加わりました。今思いましたが、名が分かっていないイチゴと交配していて、四季成りにならなくなったのかもしれません。
四季成りイチゴの株
四季成りイチゴの株

植え付けた四季成りイチゴの株
植え付けた四季成りイチゴの株


これでようやく肩の荷が下りて良かったのですが、なんだか気が抜けた感じにもなりました。けど、まだ冬にやることがたくさんあります。次回は、見た目がレモングラスっぽい植物の根の大規模掘り起しを予定しています。お隣の畑から地下茎で延びてきたものなのですが何だか分かりません。わざわざ植えつけたということなのですが。香りがいまいちなのでレモングラスではないかなと思っています。今度会ったら聞いてみましょう。
植え替え終了です
植え替え終了です。大寒ちょっと過ぎの真冬に終わりました。

ビニールハウスのイチゴは今が盛りですが、こちらはまだまだ。
日没直後の谷津の林
日没直後の谷津の林







帰宅は暗くなってからです。
前回のイチゴの植え替えの様子はこちらからどうぞ。

管理者 : Masa
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