2017年5月4日木曜日

収穫だけで終わった週末(休日)ファーマー

GW4日目も休日ファーマー

まずはタケノコ掘り・狩り

昨日は用事で休日ファーマーが出来なかったのでGW3回目の農作業です。
GWに遠出をしないのは記憶にないくらい久しぶりのことです。
畑が広くなったし、旬をちょっと過ぎてしまったけどタケノコを採らなくてはならないので仕方ありません。
剥かれたタケノコの皮
剥かれたタケノコの皮

そのタケノコですが、今朝はどなたかがタケノコを採っていった痕跡がありました。多分地主さんです。
タケノコの皮がかさ張るので現地で剥いていきます。
ということは、今回はちょうど良いサイズのタケノコを採ることが難しいかもしれません。
中小のタケノコが出ています
中小のタケノコが出ています

と思ったら、結構タケノコが出ていました。これは掘り上げるのに時間が掛かりそうです。
蹴り倒されたタケノコ
蹴り倒されたタケノコ

上の写真のように育ちすぎたものからまだ小さ目のまで蹴り倒されていました。竹林が広がるのを防ぐためです。もったいないですねぇ。
相変わらず斜面に生えているものは掘りづらいです。今回も焦ってしまって、斜面上から掘る時に「ザクッ」とタケノコを切断する感覚ばかりで、上手く掘れたのは僅か1本だけでした。
前回と比べて掘るのに支障が出ました。やぶ蚊の出現です。ヒトスジシマカです。
長袖とアームカバーに手袋をしているので顔だけ注意しましたが、追い払うのと退治するのでタケノコ掘りの集中が途切れました。
次回は携行蚊取り線香をぶら下げて作業することにします。
やぶ蚊の活動最盛期には通常の3倍くらいに巨大化しているのが出てくるので、怖さを覚えるくらいです。捕獲したところ、ヒトスジシマカだと思ったのですが、別種でしょうか。



フキ採り

一通りタケノコを掘りました。今日はフキを収穫しようと思っていたのですが、ハサミを現地に持ってくるのを忘れていました。
一旦タケノコを置きに行って、竹林までフキの収穫に戻りました。
日差しへの対処でフキの葉がしおれ気味です
日差しへの対処でフキの葉がしおれ気味です

フキは根元でも軟らかいので、ハサミを使うとあっけなく綺麗に切れます。
太目なのを選んで採りすぎないようにしました。
タケノコと一緒に煮ます。
フキの葉は切り落として茎だけ持ち帰ります
フキの葉は切り落として茎だけ持ち帰ります

ちなみに、早春に出てくるフキの花径であるフキノトウは薬草になります。つぼみの頃に採って日陰干しにして、それを煎じて飲むと咳止めになるとのことです(伊沢 1978)。

茎立菜の収穫

次回用に種を採る茎立菜の株をいくつか決めてあります。
メインの株は葉が大きくて幹は太く、丈も大きくなる株です。毎回この状態になる株があります。その他に遺伝子を混じらせるために、まあまあの株からも種を採ります。
茎立菜の種採り用なので花を咲かせています
茎立菜の種採り用なので花を咲かせています

毎回多量の脇芽を収穫していますが、今回もたくさん脇芽が出てきていました。
しかし、だいぶ花が咲いてきてもいます。そろそろ終わりに近づいてきていますね。
モンシロチョウの幼虫も育ってきていますが、今年は発生がかなり少ないです。今まで気温が低かったせいだと思います。

イチゴの様子

冬の移植後に降水不足による生育不良及び枯死が起きてしまっていましたが、なんとかなりそうです。小粒ながら結実してきました。
イチゴが赤くなり始めました
イチゴが赤くなり始めました

例年ならもう収穫時期なのですが、今年は来週くらいから始まりそうです。

ニンニクの様子

熊本県阿蘇産のニンニクが大成功になる感じです。
今までは青森産のホワイト6片を栽培していたのですが、初回は大成功して、その後はニンニクサビ病に罹るようになってしまいました。
ニンニクの花茎(ニンニクの芽)
ニンニクの花茎(ニンニクの芽)

現在は花径が伸びてきているものが出てきています。いわゆる「トウ立ち」です。
ニンニク球の生育に影響があるので、これは切り取ってしまいます。
切り取った花径は花芽を切り取れば、中国料理でお馴染みの「ニンニクの芽」になります。
貴重な国産ニンニクの芽です。
少量しか収穫できなかったので、こちらは全て頂きました。
以上、本日は収穫しか出来ませんでした。困りましたねぇ。明日もやることいっぱいです。




参考文献 : 伊沢一男 1978『薬草カラー図鑑』わたしの健康別冊 , 株式会社主婦の友社
管理者 : Masa
このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の投稿