2017年4月15日土曜日

耕作前の作業

スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換

タイヤ交換の手順(簡単に)






完全に冬が終わったので、畑の往復に使用している車の恒例のタイヤ交換です。
タイヤ販売店やガソリンスタンドへの持ち込みはこの時期混雑していたり、予約するにもこちらの行動が決定出来なかったりなので、交換は自宅車庫で行いました。

昨年の冬にスタッドレスタイヤとの交換後にクリーニングをして、タイヤ保護剤をタイヤの側面だけ塗布しておいたノーマルタイヤを用意しました。
車庫で交換を行うのですが、車庫は床から雨を流すために道路に向かって緩やかに傾斜している場合が多いです。拙宅でもそうなっています。
タイヤ交換は平坦な場所で行うのが基本ですので、この事をじゅうぶんに考慮し、平坦な場所が確保出来ない場合は専門店に交換を依頼しましょう。傾斜がある場所で車のジャッキアップを行うと、条件によってはジャッキが傾いて車が落下する恐れがありますので厳重注意です。
拙宅では平坦な場所が確保出来るので自宅で行っています。

停車

車は真っ直ぐに停め、エンジンを切ってサイドブレーキをしっかりと引きます。
交換するタイヤの対角のタイヤにタイヤ止めをします。普段、タイヤ止めは金属製の折り畳み式のものとゴム製のものを使用していますが、タイヤ交換時には頑丈なゴム製のものを使用しています。

タイヤのナット(ボルト)を緩める

今回の車はナットでホイールを取り付けているタイプです。自社の社用車はボルトで取り付けているタイプです。タイヤ交換の作業は、ナットで取り付けるタイプのほうが楽です。車体側からネジの軸が出ているので、それにホイールのナット穴を合わせてはめ込めばいいのですから。

まずは、車体のジャッキアップポイントにジャッキを動かないようにセットします。
以前、ジャッキアップをしようとして、適切ではない位置にジャッキをセットしていた方がいました。セットまでやったところで他の方が確認後に注意して、位置を直したので大丈夫でしたが。
ジャッキアップポイント(車体強化部)は決められていて、そこに設置することによって安定が保たれ、損壊・事故が避けられますので、必ずジャッキアップポイントを取扱説明書などで確認しましょう。
しかもジャッキは車載のものが車体のジャッキアップポイントに合うように出来ています。車載ではないジャッキを購入する際にはこの点にも注意しましょう。ちなみに自社の社用車のジャッキとジャッキアップポイントは特殊な構造です。リフトジャッキ以外では容易にジャッキアップ出来ません。

ジャッキをセットアップ出来たら、車体を上げるまでいかない(タイヤが地面から離れない・空転しない)程度にジャッキのハンドル状工具を回して少しだけ上げます。
そして、ナットをタイヤレンチで緩めますが完全に緩めません。ジャッキアップしても強い力を加えないでナットが外せる程度まで緩めます。

完全にジャッキアップ

そしてジャッキアップをしてタイヤを完全に地面から離しますが、ここで念のため私は事故防止のため、車体際の下に強度があるウマ(台状のもの)となるようなものを入れています。
車体下にもぐったりすることは非常に危険なので絶対に避けましょう。
ジャッキに誤ってぶつかったりもしないように。

タイヤを外して交換

ナットを完全に外して慎重にスタッドレスタイヤを取り外し、ノーマルタイヤを取り付けます。ナットはホイールによって違う場合がありますので、覚えておきましょう。今回はスタッドレスとノーマルとではナットが違います。
ここでまた自社の社用車のことですが、使用しているスタッドレスタイヤは回転方向が決められています。そのようなタイヤもあります。タイヤに方向が記載されていますので、そのことにも注意します。
タイヤを取り付けたら、ナットを締めていきます。
ナットの締め付けは対角線上の順番で締めていきますが、始めから強く締めないで対角線上で均等に締めて、最後に強く締め付けます。
ジャッキ外れの防止で、車体を過度に揺らさないように注意しましょう。

ジャッキを下げる

任意のウマを外して、タイヤが空転しないところまでジャッキを下げたら、さらにナットを対角線上で増し締めします。
そしてジャッキを外して、タイヤ止めも外したら1本目の交換が終了します。

空気圧のチェック

4本のタイヤ交換が終わったら、交換したタイヤの空気圧の測定をします。
ペンシル型タイヤゲージ
ペンシル型タイヤゲージ

今回はまず簡易的なペンシル型タイヤゲージでチェックです。
これはkPa(キロパスカル)での表示目盛ですので、パッケージ裏面に簡単な換算表の記載があります。196kPaは2.0kgf/平方センチ、294kPaは3.0kgf/平方センチですので、それを基に測定値を割り出します。これが面倒な方は、通常kgf/平方センチ表示のタイヤゲージをお勧めします。
これらタイヤゲージは、空気圧を測る際にタイヤバルブにうまく強く押し付けないと、タイヤから「シュー」と空気が漏れ出してしまいますので、コツをつかみましょう。 
kPa表示目盛
kPa表示目盛


空気圧の測定値は問題無かったのですが、約4か月の保管中に空気圧にばらつきが発生していましたので、ガソリンスタンドで空気圧を適正値に揃えることにしました。

以上、交換作業に慣れていないと、なかなかの手間になります。
しかもコツをつかまないと危険が伴うことがあります。
これらの作業は自己責任で行わなければなりません。正常に作業を完了させる自信が無い方は専門店でのタイヤ交換をお勧めします。
作業工賃は4,000円前後です。追加作業でホイールバランスもチェックしてくれますし、バルブキャップなどのチェック交換も行えます。

そういえば、先日バルブキャップ1つが無くなっていました。自然に緩んで外れたのでしょう。
ホームセンターでアルミのバルブキャップ(4個入り)を購入しました。500円前後です。
このバルブキャップには長さに長い短いの違いがあるので間違わないよう、現車で確認しましょう。



週末ファーマーは

タイヤ交換をしてから農作業をやりましたので、作業は午後からになってしまいました。

茎立菜の収穫

暖かさが安定したので茎立菜の成長が加速しています。全ての株において収穫出来ました。先端の花蕾、脇芽があればそれを素手でポキッと折り取ります。素手で折り取ることが出来る部分が、食感で柔らかいと判断されます。 
収穫待ちの茎立菜
収穫待ちの茎立菜
  

新しい畑の整備

雑草と以前利用していた方が栽培していた(放置)野菜の撤去をやっています。
ここで、(放置)野菜が花を咲かせた状態の写真を掲載しておきます。
大概は野菜として収穫してしまうので、種を採ること以外に花を咲かせることは無いでしょう。 
ブロッコリーの花。細かいです。
ブロッコリーの花。細かいです。

大根の花
大根の花

キャベツの花
キャベツの花
  
強い南風と日差しで日焼けした後は、冷たい北風と雷雨が通って作業が中断したので、日没後まで作業を続けました。暗さで見えづらくなって本日の作業を終了です。
明日も作業継続。






管理者 : Masa
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