2017年4月16日日曜日

ショウガとサトイモの植え付けなど

本日の花粉アレルギー

マスクの使用方法に間違い

今日も週末ファーマーを頑張るぞ、と朝一番に部屋の窓を開けたら、「やばい!」と。
いきなり鼻がムズムズしてクシャミ一発です。そして目頭がかゆくなって。
農作業日なのに花粉アレルギー再発症です。何がアレルギー源なのでしょうか?困ったものです。鼻水が止まりません。

本日の週末ファーマーはマスク着用となりました。
マスクといえば、思い込みにより着用方法が間違っていたことが先日発覚しました。
いつもバッグにチャック付ポリ袋に入れてマスクを2枚持ち歩いているのですが、弊社役員にその1枚を渡したところ裏表逆を指摘されたのです。
耳に掛けるゴムひもが接着してあるほうが表(外側)、プリーツ(ヒダ)が外側に向かって開くほうが表(外側)でした。ほとんどのマスクがそうです。
このようなゴムひもの接着跡を内側に隠して着用するのが正しい方法だと勝手に思い込んでいました。

さて、ここで注意です。マスクの着用説明で、すべてのマスクはプリーツが下向きになるほうが表(外側)としている説明がなかにはありますが、すべてではありません。
現在使用しているマスクは上下半分でプリーツの向きが違っていますので。例外もあります。
マスクの正しい着用方法
マスクの正しい着用方法

花粉アレルギーのせいで頭がモヤモヤっとしたまま週末ファーマー開始です。





ワラビの収穫!

畑に到着をしたら、まずは作物の様子をチェックします。
真っ先にワラビエリアを見てみましたら、ニョキニョキとワラビの芽が沢山出ていました。なかには葉が開き始めているものもありましたので、早々と収穫開始です。
ワラビがニョキニョキと
ワラビがニョキニョキと
  
収穫には刃物を使わずに手袋をはめた手で行いますが、今回は感触を確認しながら収穫しますので素手で行いました。人によってはかぶれる事があるかもしれません。素手での収穫は手先が緑色に染まります。ごしごしと、お湯と石鹸で洗えば色は落ちますが。不安な方は手袋使用で収穫しましょう。
さて、ワラビの根元に近い部分を触って、硬さ柔らかさを確認しながら、手でポキッと折れる所で折り取ります。手で折れない所は大概硬くて食べると繊維(スジ)が口に残りますので、食用には不向きです。
ワラビの丈が伸びていなくても茎が太めのものは収穫してしまいます。週末ファーマーでは収穫する機会が少ないので、収穫できる時が採り時であったりします。 
今季初収穫したワラビ
今季初収穫したワラビ

だいぶ収穫出来ました。
このワラビは数年前にホームセンターで地下茎=根を購入して植え付けたらどんどん増えていったので、元の場所から離れた土手際に地下茎を移植したものです。その繁殖力は強く、移植元から約5mも地下茎で延びていっています。
肥料は葉が茂ってからザッとケイフンをばら撒くくらいです。

帰宅したら重曹でアク抜きをして、次の日にはマヨネーズ醤油で沢山食べられますので嬉しいですね。大好物なワラビの茹で過ぎは禁物です。
例年、山で採取された立派なワラビの嬉しい頂き物もありますので、こちらはある程度を塩漬けにして冷蔵庫で保存しています。

ショウガの植え付け

畑の整備・耕うん

前日に引き続き畑の整備からです。これをやらないと植え付けができません。
雑草を除去したら、年代物のホンダF210耕うん機で耕します。
長い期間耕作をしていなかった場所は土が固くなっています。
刃先に鋭さが無くなっている耕うん機では刃が土に刺さり難く、馬力を増した操作では耕うん機自体が跳ねて、非常に扱い難くなり危険でもあります。
ですので、まずは低速(低馬力)で耕うん機を動かしていきます。
そうすると固い土に刃先が軽く刺さって、土が細かくほぐれます。これを繰り返していくと、だんだんと土がほぐれていきますので、中速(中馬力)で耕うんしても土に刃が容易に刺さり、耕うん機が跳ねなくなるのです。
そして、仕上げに高速(高馬力)で深く耕うんしたら終了します。

今日も南風が強いのですが、マスクのおかげで土ぼこりと排気ガスが防げています。

種ショウガの準備

今回の種ショウガはホームセンターで購入しました。
昨年は畑所在地の農産物直売所で、地元産のちょうど良いサイズで沢山入ってしかもお安く物が良い、葉ショウガ用の小ショウガ(コショウガ)がありました。これの栽培結果は大成功で良かったのですが、今年は入荷していませんでした。天候不順のせいでしょうか?それとも栽培を辞めたのか、ほかの所に流通させたのか?
ですので、種ショウガを探したのですが、こちらの希望するような物がありませんでした。 
種ショウガ4袋
種ショウガ4袋


まずは、畑所在地ではソメイヨシノが満開を迎えているのに、つぼみがまだ固い寒い地方で探した種ショウガ1袋についてです。
ショウガは地温15~20度くらいにならないと発芽し難いです。ですので、寒い地方だからまだ在庫が沢山あるだろうと思って期待して売り場に行ってみました。しかし、なんと水分がだいぶ抜けてしまった状態が悪いもの2袋しか残っていませんでした。しかも折り取り口に少々白カビが生えています。
どうしようか迷いましたが種小ショウガ生産の本場、千葉県産のものなので1袋購入しておきました。なんとかなるかもしれません。

次の1袋は「三州ショウガ」、こちらも千葉県産で小ショウガです。空気穴を開けたビニール袋に封入されていたのですが、内部の湿気で水分が付着し、折り取り口に白カビが生えていました。これは、ビニール袋から出して網の袋に入れ替えました。

次の2袋はそれぞれ別のホームセンターで購入しました。
小ショウガが無かったので、大ショウガにしました。
葉ショウガには向きませんが、葉ショウガとして早めに収穫してしまおうと思っています。これは大ショウガで代表的な産地であるタイ産のものです。綺麗に洗浄されていて傷みなどはありませんが、未消毒のもので安心です。

総量約2kg。芽が複数付くように節で種ショウガを折り取り、折り口を乾かして種ショウガの準備完了です。

種ショウガを植え付ける

ショウガは乾燥に弱いので、栽培場所は谷津に近い水分の通り易い場所にしました。しかも一部は時間帯によって木陰になります。
後述しますが、東隣にはサトイモを植え付けます。サトイモの大きな葉によって、こちらも時間帯によってショウガが葉の陰になるようにします。

畝を作る場所に溝を掘って、まずはそこに元肥のケイフンを撒いていきます。今回のケイフンは粉状なので風で舞ってしまいますが、マスクのおかげで吸い込まなくて済みます。
ケイフンを撒いたら、その上に土を5cmほど被せて、種ショウガに直接肥料が付いてしまうことを防ぎます。

次に畝を作ります。ショウガは根を広範囲に張ることが無く、乾燥に弱いので低い畝で良いのに、勢い余って高畝にしてしまいました。土寄せもあるので次回は高畝にしないように。

畝に約20cm間隔で種ショウガを植え付けていきます。
芽の位置を確認しながら、場合によっては写真のように立てて植え付けたりしてみました。
芽を上にして植え付けてみた種ショウガ
芽を上にして植え付けてみた種ショウガ

覆土はおよそ10cmです。
大ショウガが大振りなので種としての小分けが出来ず、2kgほどでおよそ30株分の植え付けとなり、ちょっと少ないかなぁなんて思いました。



サトイモの植え付け

種イモ探し

昨年はサトイモを作りませんでした。サトイモは大きく育ちますので、それに適する場所が無かったのです。
昨年農産物直売所で確認済みのセレベスの種イモは、種ショウガと同様に農産物直売所での販売がありませんでした。
今回はホームセンターで購入です。日本産のセレベスと土垂(どだれ)をとりあえず1袋ずつで、種イモ1個のお値段で考えると約140円にもなります。
ご近所さんは収穫したサトイモを土の中に埋めて、種イモとして保存していますが、うちは次回も購入することにします。

畝作り

先述したショウガと同様ですが、大きく育つので幅を広くしました。後々、土量の多い土寄せが必須なのでそのことも考慮しておきます。
成長に水分を好むサトイモの性質から、ご近所さんでは谷津の平場に大々的に植え付けています。

種イモを植える

すでにちょっとだけ芽が種イモから顔を出しています。
大きいイモになるセレベスは赤色が強い芽で、茎も赤色が強くなります。小さ目なイモになる土垂は緑色の芽で、茎も緑色になります。
芽が出ているほうを上にして、セレベスは間隔約60cm、土垂は間隔約40cmで、覆土8cm前後で植え付けました。畝間の間隔は70~1mほど必要ですが、今回は場所の制約があるので30cmほどにしてみました。どんな結果になるのか。
畝にはまだ植え付けられる場所が残っているので、1袋ほかの品種を週末に購入することにします。 
セレベスと土垂の種イモ
セレベスと土垂の種イモ


縄文土器片発見

毎回耕作中に、古墳時代と奈良・平安時代の小さな土師器片が出てきていますが、めったに縄文時代の土器片は出てきません。
今日は縄文時代前期後半のものと考えられる土器片がポロッと出てきました。棒状の工具による条線が施されています。
畑の片隅に置いておきました。
縄文時代の土器片
縄文時代の土器片

コゴミの様子

谷津の奥に自生している春の山菜であるコゴミ(草ソテツ)の様子を見に行って来ました。
「ガーン!」遠目でもコゴミが成長して伸びている様子が分かるくらい採り時が過ぎてしまっていました。先週が採り時でしたね。群生しているコゴミは採取期間が短いのでよく観察しておかないとなりません。残念。来年に期待しましょう。 
自生しているコゴミ(草ソテツ)
自生しているコゴミ(草ソテツ)

タケノコの様子

そして、コゴミの奥にある竹林に生えてくるタケノコの様子も見てみました。目を凝らすとタケノコの頭が1つちょこんと出ています。しかしまだ地主さんがタケノコ採りをした痕跡がありません。毎年、地主さんの先を行くわけにはいかないので、それを確認してから手土産持参で採取のお許しを頂きに伺います。
タケノコの成長は早いので、30cmくらいになったタケノコは蹴り倒されて放置され食用に適さなくなります。毎年蹴り倒されたタケノコを見ては、勿体ない勿体ないと独りつぶやいています。30cmくらいでもじゅうぶんに食べられますし、むしろ歯ごたえがあってこちらのほうが好きだったりもします。塩漬け冷凍で保存も出来ますし。
タケノコ採りは次回ですね。今年は九州地方でタケノコが不作で、表年と予想されていたのが裏年になってしまっています。当地でもそうならないように。答えは目前です。






 管理者 : Masa
このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の投稿